チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

長崎市にもホームレス?

2009-02-03 | 日々のひとこま
大分前になりますが、長崎市役所前の歩道橋下にホームレスのような男性がいました。
無精ひげを生やした高齢の男性に「あなたはホームレスですか?」と聞く勇気はありませんでしたが、多分そうだと思います。
まぁ、市役所の目の前だから、市がきちんと対応するだろうと思っていましたが、おじさんはいつの間にかいなくなりました。

昨年、山本譲司さんの講演会を主催してくれた医福懇、その会議があったとき、生活保護の話が出ました。
気になっていたホームレスのことを聞いてみました。
市従組でも見かけると声を掛けていると聞き、安心しました。

それでは、現在長崎市にホームレスはいない....のでしょうか。
その疑問に、今月1日の新聞記事がありました。
以下、長崎新聞より転載。

「不況でホームレス支援NPO法人設立へ 長崎の佐々木さん7日に講演会」

 不況の深刻化で仕事や住居を失う人が増えかねないとして、長崎市でホームレス自立支援組織を作る動きがある。呼び掛け人の一人で、3年前から市内で30人以上を保護してきた佐々木さん(68)は「誰がホームレスになってもおかしくない時代」と危惧する。支援のあり方を考える講演会を7日午後1時から同市魚の町の市民会館で開く。
 佐々木さんは布巻町の借家で運営する「長崎ホームレス自立支援ハウス・カトレア」。16の部屋は満室。入居者はもともと失業や借金、家庭の事情などで路上生活をしていたが、詳しいいきさつは語らない。ここで市の生活保護を受けながら職を探す。これまで、働き口を見つけ新居に移った人もいれば、佐々木さんが捜し出した身内に引き取られた人もいた。
 市が確認している市内のホームレスは10人前後。だが佐々木さんによると40人近くはいて、3年前はもっと多かったという。街に出ては声を掛け、食べ物のほか、県外の支援団体が提供する衣服を手渡して回る。
 病気や障害のある入居者を除き、真剣に職を探さなければ強制退去。再びハウスに戻るのも許さない。「チャンスがあれば働きたいと言うホームレスは多い。おぼれている人をボートに乗せるのが私の役割。岸に着いた後は彼らの努力次第」。かつては石油会社の営業やトンネル建設作業、障害者の指導員など職を転々とした佐々木さんは「やる気があれば働ける」との思いも強い。
 昨年末から県内でも非正規労働者の雇い止めによる失業が急増。「規制緩和が進み、まだ体力のあるうちに労働者を切り捨てる企業が多くなった。ホームレスは政治や経済がつくった不況の犠牲者。これからさらに増えるだろう」。
 寄付金を原資に無利子でホームレスに貸し付け、職業資格を取得させる事業などを考えている。こうした活動を広げるため、今春にも特定非営利活動法人を設立する準備を進めている。その一環として7日、NPO法人・北九州ホームレス支援機構の森松長生・常務理事に先進事例を講演してもらう。
佐々木さんも市内の現状を報告する。入場無料。

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