チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

グリーンコープと諫早干拓

2009-09-04 | 石木ダム・諫早干拓など
グリーンコープの「三ヶ月だけお試し宅配無料」で...結局、しばらく続行することにした。
担当者が弱弱しそうなお兄ちゃんということと、グリーンコープのビン牛乳が気に入ったことが継続の理由。
利点として頻繁に買い物へ行くことがないので、時間がその分できるということ。
何と言っても「食の安全よ」と....いうつもりだったが、グリーンコープ発行の「共生の時代」というチラシを見て驚いた。

グリーンコープの注文チラシに「南高有機農法研究会」の名が載っていて、諫早干拓で農産物を作っている人もいるのかなと疑問があった。
一度担当者に聞こうと思っていたら、この号外チラシに掲載されていた。

生産者・荒木さんの顔写真と共に「南有研はバレイショの産地。今年は干拓地の畑の被害が大きい。雨が上がって3日くらいしないと、機械が入られない。そのため収穫時期が延びてしまい、土の中でバレイショが溶けてしまっていた。6haのうち、4ha(収穫予定150t・約2000万円)がダメになった。今回の天候不順も自然災害だと思って受け止めているが、中々厳しい。」というコメントがある。

また、グリーンコープは、異常気象や天災に伴う作柄不良などの作物被害にあった場合の補填制度として、「青果物災害補填金制度」を生産者と共に運用している。生産者はグリーンコープとの取り引き高の1%相当額を積み立てている。今回のような場合は、補填すべき金額の半分をグリーンコープから助成して補填することになる、というのだ。

...諫早干拓とグリーンコープが繋がっていたとは....がっくり。

無駄な公共事業の典型であり、「開門せよ」という判決も守らない長崎県は、未だ汚れた調整池やそこで農業している人に金を投入する。
干拓地で農業している人が「開門するな、農地がダメになる」と開門に反対する。

「でもね、あなたがたは後から入ってきたのでしょう。
現在も開門を求め、国と県を相手に勇敢にも争っている漁業者らがいると知ってて、干拓地に入ってきたのでしょう。
その農地も買うわけでなく、滅茶安いお金で借りているだけでしょう。
県からかなりの支度金をもらっているのでしょう。」と、彼らに言いたい。

わたしは、干拓地で農業している人が「開門」を求める漁業者らに文句をいうのは筋違いだと思っている。
文句は知事へどうぞ。たっぷりと...。

う~ん、継続したグリーンコープだが、今また悩む。