チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

役所の体質はどこも同じ

2009-09-01 | 障害者問題あれこれ
昔と違って長崎市役所もいい感じになったと思っていたが、これが大きな勘違いだったと気付いた。
長崎も阿久根と何ら変わらないのだ。

木曜日、わたしの話を聞いて「同行させてください」といってくれたYさんと障害福祉課へ出向いた。
用事はふたつのこと。
ひとつは、4月17日に窓口で申請した高額地域生活事業の還付の件。(未だ振り込みもされていないし、市側から何も連絡がない。)
ふたつめは、18歳になった誕生月の負担上限月額の件。「同月にふたつの月額があるのはおかしい」と再三話し、尚且つこちらから国からの回答も担当者に送っているのに音沙汰なし。

このふたつの件で「窓口対応に苦情があるので、課長か係長を呼んで」と受付に頼んだ。
最初は、主事がきたが、わたしの書いたメモを見て、係長が応対することになった。
係長はひとつめの件について「遅い」と知っていたが、どうもふたつめの件については知らなかったようだ。
「遅いというよりは、一言の連絡がなかったことが一番良くないです、すみませんでした。担当者が午後からいないのですが、即急に振り込むようにさせますので」と係長は謝罪した。

この件は、翌日担当者から謝罪の電話があり、訂正印をもらいに来た。
そのときに「なぜ一件(平成19年度分)のが見つからないといって、他の分を処理しなかったのか」と聞くと、「事業所の領収書の間違いがあったから」という返事。
しかし、それで4ヶ月と10日もかかるのだろうか....、と内心あきれてしまう。
それに結局、「平成19年度分が書庫で探しても見つからない」というのだ。
この分は、永久に振り込まれそうもないようで...。
「ひとりで見つけることができなかったら、他の人に手伝ってもらったら」というと、「他の人もそれぞれ仕事があるので」という。

そう、遅くなった原因はここにある。
彼は、余計な仕事を頼んで職場で嫌われたくないのだろう。
彼も「公僕」という意識のカケラもないのだ。
市民に迷惑かけないように事務処理を迅速にするという使命感があれば手伝ってと頭を下げることができるはずだ。
そのことと係長に探すのを手伝ってもらうように伝えた。

もうひとつの件は、担当者が当日いて、謝罪した。
しかし、この担当者は何も伝えていなかったのだ。
あまりにもあきれはててしまった。
こちらが何度か伝えて、やっと彼女も「国に聞いて、連絡します」といったのが、7月初めだった。
そのあと、こちらで国に聞いて回答をもらったが、市側から何も連絡がないのでその回答書を送った。
それから、7月末ごろ市へ立ち寄った際にも会って話したのだ。

てっきり担当者は上司と相談しているものと思ったら、自分のとこで止めていたのだ。
国に尋ねることすらしていなかった。
この件については、「わたしも自治体で違うのかもしれないので、長崎市としてどうするのかという返事を後日ください」と係長にお願いした。
夕方係長から自宅に「月額の件は国に聞いて連絡しますが、選挙で来週になるかと思います」というがあった。

これらの件でつくづく公務員はいらないんじゃないかと思った。
疑問ももたないで済むような仕事なら誰でもできるので、身分保障も高給も不必要だ。
阿久根の竹原市長がいっていることが今度のことですごく分かった。
役所の体質はどこも同じなのだ。
そして、深く根強いから簡単に変わらない。
体質改善には、彼のような手腕でないと無理なのだ。