キミと初めて出逢ってから・・・15回目の今日を迎えた。
14回のサクラが散り・・・・15回目の新緑がまぶしく輝きだすこの季節。
そしてまた・・・・この特別な日を迎えた。
・・・今日は娘・・・『あきら』との15回目の出逢い記念日。
「おとーさんってブタみたい」・・・思ってることを素直に表現できる少女。
「友達がいるときはあんまり話しかけないでね」・・・はにかむ少女。
「ねぇ、おとーさん、ちょっとお小遣いちょうだい」・・・そう言って腕を組んでくる爽やかな笑顔の似合う少女。
並大抵な男では太刀打ち出来ない立派な娘に育ってくれた。
そんなキミの15回目の誕生日・・・・いつものケーキではなくチョットしたサプライズを!
父は頑張ったのだ!娘の笑顔を見るために・・・いや、ほんのちょっとでもいいんで会話をしてもらうために・・・。
効果抜群であった。結構高い『フルーツの盛り合わせケーキ風』コイツのお陰で30分は会話が弾んだのである。ただし、父が通ってるお店であれば、この金額だったら2時間は滞在できたりもする。
そんなキミがいつも聞いてくる・・・・「どーしてあきらって名前なの?」
「あかるく、きらめいてほしいから」・・・いつもそう答える。
だが、いつまでも隠し通すわけにはいかないかもしれない。
配偶者に・・・そして娘に真実を伝えるべきか否か・・・
※ ここから先は女性はかなりの確率で『引く』のでオススメできません。
特に久留米Pや青木BFの美人ママさん・・・そこそこのママさん・・・そーでもナイかな?ってママさん、ジャイ子を少し可愛くした感じのママさん、団子3兄弟っぽいママさん、もうそこまできたら眉毛は油性マジックで書いたほうがいいんじゃねぇか的ママさん。まだ配偶者へのチクリ厳禁です。
娘の名は『あきら』・・・久商89回生の方はもうすでに“ピン”とキテる方もいらっしゃるでしょうが、
私・・・・高2の春・・・17の春・・・恋に落ちました。
もちろんその恋は成就することなく『ステキな片想い』と言う名のセピア色した思い出になりましたが・・・
そうです。そうなんです。その時の少女が『あきら』・・・なんです。
神のイタズラとでも言うべきか・・・『あきら』と『あきら』・・・血液型も同じAB型。誕生日も1日しか違わないのは、もはや偶然の一致では片付けられない。
そんな彼女がいつも口にしていた言葉がある。『自分らしさの「らしさ」って、 ひらがなのくせに、むずかしい』学生時代、彼女がよく口にしていた。
今、偶然にも娘に『自分らしさの「らしさ」って、 ひらがなのくせに、むずかしい』。だから早く自分らしさを摑まえよう。
こういって話をしていた。決してパクリではない。偶然の一致とは、げにおそろしきものである。
そんな偶然がいくつも重なり・・・・今日『あきら』と再会した。
どーやら誕生パーティーと婚約記念パーティーが開催されてたらしいが、このお店で会ったのはまったくの偶然としておこう。
この中に・・・『あきら』さんがいる。だがあえて画像をボカシてる。彼女たち個人情報保護の観点から必要だと判断したからである。
大抵・・・思い出はセピア色の思い出として胸にしまっておくべきだとの考えが大半を占めるが・・・
『あきら』さんは17歳の頃と変わらぬ輝きを放っていた。