ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「イボクサ(疣草)」 ツユクサ科 

2015年09月30日 21時02分25秒 | 日記
             「イボクサ(疣草)」 ツユクサ科
        創作花言葉は… 誇らない美しさ・慎ましさ・謙虚



今朝の最低気温は午前6時の15.2℃。  最高気温はお昼正午の23.3℃。

午前中は多少雲がある程度の晴天でしたが、午後はすっかり曇り空。
お天気は下り坂、明日は雨の予報です。 涼しい一日でした。

今朝の食事時、「最後に松茸を食べたのはいつじゃったろう?」
「もう4~5年前じゃないん。 もうおじさんが山に登れんけえねぇ」 と妻。
そうです、数年前までは妻方の親戚のおじさんが、この時期になると送ってくれていたんです。
そのおじさんも89歳、もう山には登れないと諦めていたんです。
が、2時前、母の散歩から帰ると 「お父さん、電話に出てみんさい、松茸、松茸…」(笑。
なんと昨日おじさんが山に入り松茸を20本採ったとかで、その内の何本かを
今日私たちに送ったから明日着くと(笑。 
「ありがとうございます」 受話器を持って何度も頭を下げました(笑。
妻が 「今朝お父さんと松茸の話をしとったばっかりじゃに、お父さん予感がしたん?」
「いや、何となくじゃけど、こういう事が有るんじゃのう」(笑。

   《朝散歩… 岸和田北部 10.3km 14,680歩 3時間》
早いもので今日で9月も終わり、もう1年の4分の3が終わったんですねぇ。
今年の夏は暑かったですが、大阪は9月になって急に涼しくなり、メリハリのある夏でした。
散歩に出た9時の気温は20.5℃、長袖Tシャツ1枚では寒い程の涼しさでした。

写真は小学校の傍を通り掛かった時に見掛けた組体操ピラミッドの練習風景です。
体育館の扉が少し開いていて、望遠で撮りました。 この小学校の運動会は秋なんですね。
帰りにトイレを借りにスーパーに立ち寄ると、果物売り場に “秋映え(リンゴ)”が…
産地を見ると長野県と(笑。 これは買って帰らぬ訳にいかん(散歩中なので1個だけ・笑。
酸味と甘みが程良く… なにより歯触り(少し硬め)のいいリンゴです。
色の黒いリンゴで目立ちます。 ひげのお奨めです。 お見かけになったら是非(笑。


今日の花は水田の畦などで見掛ける 「イボクサ(疣草)」 です。


 
いわゆる雑草、稲作の害草ですが、 良く見ると赤紫(青紫)の淡い色が上品で、
優しい感じ、とても雑草とは思えない美しさです。 花径は1.5センチほどの小さな花です。
こんなに可愛い花なのに名前は 「イボグサ」、 可哀そうな名前ですね。
この草の汁をイボに付けるとイボが取れる、と云うところから名付けられたそうですが、
現在ではそんな薬効は認められていないそうです(残念!・笑。



 
そんな花ですから誕生花の日も花言葉も有りません… この花の印象から勝手に花言葉を
創作しました(笑。
古代に渡来した史前帰化植物で、日本、中国、朝鮮半島、台湾などに自生している
そうです。

    「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 《4.3km 6,098歩 1時間15分》
今日の見守りは2時半(1~3年生)と3時半からの2回のつもりで、3時から見守って来ました。
が、今日は5時間目が参観日だったそうで、6年生を除き2時半で下校したようです。
6年生はその後、父兄と修学旅行の説明会が有り3時半には下校して来ません(汗。
ひげの見守りは空振りに終わりました(笑。
他の見守り隊員は自治会の役員なので連絡が有ったらしく、誰も出て来ていませんでした。
仕方なく帰っていると、あの4年生の “あなたのハートをわしづかみ” の女の子が
塾に行く為に出て来て 「おっちゃんもう皆んな帰ったでぇ」(汗。
「そりゃそうと、あのメールに返事は有ったか?」 「無いねん、じゃ行って来るわ」
なんだかなぁ、何の話も聞けない見守りでした。

今日の歩数     20,778歩 (秋映え購入朝散歩+空振り三振見守り)
9月総歩数    413,351歩= 289.3km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   4120915歩=2884.5km

「シオン(紫苑)」 キク科 

2015年09月29日 21時41分50秒 | 日記
       「シオン(紫苑)」 キク科 ☆10月7日の誕生花☆
     花言葉は… 遠い人を思う・追憶・君を忘れない・ご機嫌よう



今朝の最低気温は午前6時の17.4℃。  最高気温は午後3時の27.2℃。
今日も秋晴れ、湿度も30%台まで下がり、スカッと爽やかなお天気でした。

   《朝散歩… 和泉中央新興住宅街 12.0km 17,197歩 3時間30分》
母をデイケアに送り出し9時過ぎから散歩に出ました。
真っ青な空にうろこ雲、日向は暑いのですが影に入るとひんやりします。
湿度が低いので歩いても歩いても汗が出ません(実際にはすぐに乾いているのでしょう。

午前中は写真のような雲でしたが、午後は一片の雲も無い快晴になりました。
散歩中に聞くラジオは福山雅治の結婚の話題一色(笑。
ファンの女性がショックでアルバイトを休んだとか、失恋したので髪を切ったとか…
福山ファンの奥さんが食事を作ってくれないとか(笑。
ひげは “桜坂” の歌と、NHK-BSの紀行番組でしか知らないけど、確かに男前! 
男のひげとしては、 「女性ファンの皆さん、ご愁傷様です」 としか言えません(笑。


『すみかより 四五寸高き しおに(シオン)かな』  一茶が 「紫苑」 を詠んだ句です。





「紫苑」 の草丈は2m近くもなると云う背の高い花です。
高く揺れるお花の間に十五夜のお月様もかかって見えたことから、 「十五夜草」の
別名も持っています。 原産地は中国で、古い時代に日本に渡来したそうです。




「シオン」という名前は、中国名である "ジワン(紫苑)" が訛ったものだそうです。


栽培の歴史は古く、“今昔物語” にも 「思い草」 の名で登場するそうです…
【今は昔、あるところに二人の男の子がいました。。 ある時、父親が死んでしまった。
二人は嘆き悲しみ、年月を経ても忘れる事が出来ませんでした。 
兄弟二人は朝廷に仕えるようになり、私事を顧みる事も出来ないほど忙しい身になりなした。
揃って墓参に通うことは、もう耐えられないと思うようになった兄は、見る人の思いを
忘れさせてしまう “萱草(かんぞう)” という草を墓の傍に植えました。 
その後、弟は事あるごとに兄に墓参を勧めましたが、兄の忙しく、都合はつきませんでした。
弟は兄の態度を嘆かわしく思い、父を恋い慕うその心を拠り所にして毎日を過ごしていました。
兄は既に忘れてしまったと言うが、私は絶対に忘れまいと “紫苑” を墓の周りに植えました。

ある日突然、墓の中から声が… 「私はお前の父親の屍を守る鬼である」 
弟は恐ろしさのあまり声も出ず答えずにいると、墓の中の鬼は優しい声で、
「お前が父親を恋い慕うその気持ちは年月が経って変わらなかった。 
兄は忘れ草の “萱草” を植えて、望み通りに父親の事を忘れることが出来た。
一方のお前は “紫苑” を植えて、これも望み通りに父親の事を忘れる事がなかった。 
父親を慕うその志の並ならぬ事に感心した。 私は鬼の身とは言えども慈悲の心がある。 
私はその日に起こる善悪を予知する力がある。 お前の為にこの予言を夢で知らせてやろう」 
それから、弟はその日に起こる事を毎日夢で見て、身の上に起こる全ての事をはっきりと
予知する事が出来たのです。 
このようなことから、嬉しいことのある人は忘れな草の “紫苑” を植え、
また憂いのある人は、忘れ草の “萱草” を植えてみるべきである』
…花言葉はこの事に由来しているのでしょうね。


    「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 《4.9km 7,033歩 1時間30分》
今日の見守りは一斉下校で3時半からの1回です。 3時から見守って来ました。
見守りエリアの交差点。 4月22日、歩道に車が突っ込み、曲がってしまった
逆U字の車止め。 撤去されたままになっていたのですが、今日やっと設置されていました。

市に早急に設置するよう要望をすると、管轄はこの道路を管理している別の会社に有ると…
“連絡しておきます” あれから5ヵ月(その後も2回申し込んでいました。 
通学の列に車が突っ込むと云うニュースが度々報道されているのに…
たったこれだけの工事に5ヵ月(呆れます。

3年生の女の子 「おかえり~」 「ただいま~、おっちゃん顔を見せて」
「なんでや?」 「あんな~ゲームでおっちゃんと遊ぶねん」 「なんのこっちゃ」(笑。
良く聞いてみると、ファミコンだかスマホだかに “トントンゲーム(紙相撲)” と云うのが
が有って、取り組む相手の容姿を自由に作る事が出来るのだそうです。
基本の容姿に髭を付け加え、帽子を被せ… ひげ(私)を作る。  
それでひげの顔をよく見せろと(笑。
「その“とんとんゲーム”でおっちゃんと勝負するんかい」(笑。
「そう」 「お手柔らかにたのむで」(笑。    可愛いやっちゃ(笑。

今日の歩数     24,230歩 (ラジオは福山結婚一色朝散歩)
9月総歩数    392,573歩= 274.8km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   4100,137歩=2870.1km

「ホワイトベルベット(白雪姫)」 ツユクサ科 

2015年09月28日 19時47分37秒 | 日記
   「ホワイトベルベット(白雪姫)」 ツユクサ科 ☆10月9日の誕生花☆
     花言葉は… 届けたい切ない気持ち・密かな恋・乙女の真心



今朝の最低気温は午前6時の18.0℃。 最高気温は午後3時の28.8℃。
午前中は多少の雲が有りましただ、午後は快晴、たっぷりの日差しで、気温が上がりました。

   《昼散歩… 和泉中央新興住宅街 10.9km 15,634歩 3時間》
散歩に出た9時の気温は22.8℃、湿度91%、歩き出せば汗ばむ陽気です。
今日は9月最後のゴミの収集日。 10月からは可燃ゴミの収集が有料になり、
指定されたゴミ袋を購入し、そのビニール袋しか回収してくれません。
と、云う事で、どの家も沢山のゴミ袋を出しておられました(笑。
9月の土日は庭の木の剪定をする家が目立ちましたが、こういう事だったんですね(笑。
じつはひげん家もそうだったんですが(でももっと早くに出しましたよ。

和泉市の “だんじり祭り” は来月の10日と11日の予定です。
今日街中を歩いてみると、だんじりが曳行される街角の電信柱やガードレール、
歩道との分離柵に布団や毛布が巻かれ、その上から紅白の幕が巻かれています。

障害物を目立たせ、だんじりの衝突を防止する為です。 
と同時に、だんじりがぶつかった時の衝撃を少しでも緩めようという訳です。
練習も盛んで、今夜も遠くでだんじり囃子の鉦や太鼓が聞えています。

今日の花は 「白雪姫」 です。


 
この花の正式名は 「トラデスカンティア・シラモンタナ」 です。 とても覚えられません。
そこで私は “虎ですかいな・知らんもんだな” と覚えています(笑。
当たらずしも遠からず?(笑。  
「トラデスカンティア」 は 17世紀イギリスのチャールズ1世の庭師師
“Tradescantさん” の名前に因むそうです。




日本での園芸名は「白雪姫」。 別名は「ホワイトベルベット」です。
葉に生えている毛は、寒さを防ぐものでしょうか、乾燥から身を守るためでしょうか。 
現に、乾燥勝ちに育てれば沢山の毛が、湿り勝ちに育てれば毛は少ないそうです。


「花粉は美味しいなぁ… ムシャムシャ…」


「おっとっと… 最近体重が増えちゃって…」
原産地はメキシコの北東部ですが、標高の高い寒冷な地に生えているのでしょうか。 
赤ちゃんが“ おくるみ” に包まれたようで、暖かそうですね。

今夜は “十六夜(いざよい)の月”。 
“いざよい” とは、躊躇う(ためらう)意味の “いざよう” の名詞で、月の出の時刻は
一日に約50分ずつ遅くなり、 “十五夜” よりも月が遅く出る様子を 「月がためらっている」 と感じ、
“十六夜” を “いざよい” と読むようになったそうです。
  
昨日の “十五夜” は満月では無くて、今日が満月だそうです。
そして大阪の今日の日の入りが5時47分、月の出は5時57分です。
日が沈んで10分後にはもう月が顔を出す… まさに “月は東に日は西に” ですね。



6時過ぎ、出て来ました。 低い位置のお月さんは大きく見えますね。 そして赤いです。

今日の歩数     15,634歩 (だんじり祭り準備万端散歩)
9月総歩数    368,343歩= 257.8km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   4075,907歩=2853.1km

「イヌタデ(犬蓼)他」 タデ科 

2015年09月27日 19時40分01秒 | 日記
 ♪たで たで がきつ い~るま い~るま いるまんま のんぼの なうよ がきつ~
     “♪出た出た月が” の歌詞を一句ごとに逆さ読みした替え歌

      「イヌタデ(犬蓼)他」 タデ科 ☆11月4日の誕生花☆
           花言葉は… あなたの役に立ちたい



今朝の最低気温は午前6時の20.3℃。 最高気温はお昼正午~午後3時の26.3℃。
雲の多いお天気でしたが、時折雲間から差す指す日差しは強かった。
9時の湿度は91%と、少し蒸し暑い陽気でした。

今日は “中秋の名月” です。 日本中の皆さんが同じ月を眺めているんだと思うと、
ちょっとした感慨が有りますね。 でも満月は明日だそうです。
予報では大阪でもお月見は出来ると言っていましたが6時現在雲が多く… 
どうなんでしょう。 撮れたら後でアップします。 --------------------
7時過ぎ… 散歩から帰って来た妻が 「お父さん、お月さんが奇麗に出とるよ」

♪月が~ でたでた~ 月がぁでた~ ぁヨイヨイ    早速撮って来ました(笑。 

今朝は8時から自治会内の池の周りや通学路の草刈りでした。
役員さんは先日から自治会備品の草刈り機の駆動点検や、燃料の購入、箒や塵取りの
数の点検、軍手や帰りに手渡すペットボトルのお茶の購入… 忙しくされていました。
ご苦労様です。 
9時半からは防災訓練と称して、市から貸与されている簡易トイレの組み立てです。



組み立て図を見ながら、ああでも無い、こうでも無い。 30分掛かって組み立てました(笑。

   《昼散歩… 岸和田南部~包近公園 10.2km 14,503歩 3時間》
散歩には草刈りが終わった10時半から出掛けました。
ラジオから今日は中秋の名月だと… ♪出た出た月が 丸い丸いまん丸い…
この歌を思い浮かべ、更に子供の頃にこの歌を一節ずつ逆に歌っていたなぁと(笑。
皆さんも一度は逆から歌った事が有るのでは?(笑。 ♪たで たで がきつ …
そうだ、今日の花は 「タデ(蓼)」 にしようと思い至った訳です(笑。

で、今日の花は 「タデ(蓼)」 です(笑。

まずはなじみ深い 「イヌタデ(犬蓼)」、 いわゆる 「アカマンマ(赤飯)」 です。
ちょっとした草むらや土手、どこにでも生えていますね。
どこが犬? と思いますが、 “イヌ〇〇” の “イヌ(犬)” は多くの場合、
“役に立たない” “取るに足らない” という意味です。 
同じ蓼でも “ヤナギタデ(柳蓼)” は茎に辛味が有り、刺身のツマなどに利用されます。
対して 「犬蓼」 は茎に辛味が無く、何の役にも立たない、という事なのですね(笑。 
ですが、私たちが子供の頃には 「アカマンマ(赤飯)」 として大いに役立っていました。
この粒々を軸からこさげ採り、 “ままごと” の “赤飯” に見立てて遊んだ懐かしい草です。
今の子供はもちろん、若いお母さんでも 「アカマンマ」 で遊んだ事は無いのでは(笑。


花が咲いているのはあまり見た事が有りませんが、撮ってみると結構可愛い花でした。
原産地は日本を含む東南アジアです。 最初の3枚の写真。




上の2枚は、先の “イヌタデ(犬蓼)”より大きいので 「オオイヌタデ(大犬蓼)」 の
名が付いています。 こういう穂が垂れた形の花は、何か秋の豊穣を感じさせて良いですね。
色は“犬蓼”ほど赤くなくて、淡いピンク又は白です。
原産地は北半球の温帯に広く自生しているそうです。






上の3枚目は 「ヤナギタデ(柳蓼)」 でしょうか。 似た物が多く自信はありません(汗。
諺の “蓼食う虫も好きずき” は、この 「柳蓼」 の事を云っているのだそうです。
この葉はとても辛いのです。 「タデ」 の名前の由来は、この葉を口にすると、
辛さで口が “ただれる” から “ただれ” ⇒ “たで”と変化したとの事。
刺身のツマに出る赤紫の芽も、この 「柳蓼」 の芽だそうです。

今日の歩数     14,503歩 (タデを探して…昼散歩)
9月総歩数    352,709歩= 2469km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   4060,273歩=2842.2km

「ミゾカクシ(溝隠し)/アゼムシロ(畦筵)」 キキョウ科

2015年09月26日 20時08分31秒 | 日記
    「ミゾカクシ(溝隠し)/アゼムシロ(畦筵)」 キキョウ科
         花言葉は… 思わせぶり・意表をつく人



今朝の最低気温は午前6時の21.6℃。  最高気温は午後3時の27.0℃。
雲の多い晴天でした。 日が差すと少し蒸し暑く感じました。

   《朝散歩… 東ヶ丘住宅街 10.5km 15,021歩 3時間》
散歩に出た9時の気温は24.5℃、湿度82%。 
今日は東ヶ丘のお婆ちゃん(84歳)を見守って来ました(笑。 
「今度はいつ来てくれますか? いつでも扉を開けて入って下さい」 のお婆ちゃんです。
今日も会えないかなぁ、と思い通り過ぎようとした時、庭の木立の陰に人影が…
「お婆さんこんにちは」 お婆さんはどこから声がかかったのか分からずキョロキョロ(笑。
「お婆さん ここここ」 「ま~お久し振り、白いアガパンサスの咲く頃に来て下さるって…
来られなかったじゃないですか。 待っていたんですよ」
庭に出ておられたら声を掛けますが、姿が見えないと訪問は… 出来ないですよね(汗。
白いアガパンサスの咲く頃に… それにしても記憶の良いお婆さんです。


庭の木に咲いている黄色い花を指さし 「ハナセンナ(花旃那)が良く咲いているでしょう」
私が 「この花は別名 “アンデスの乙女” とも云うんですよ」 と言うと
「ま~そんな素敵な名前が…」 と言って部屋から電子辞書を持って来られ…

チョイチョイチョイと “アンデスの乙女” と入力… 「まぁ、ほんとだ良くご存じで」(笑。
凄いお婆ちゃんです。 これならボケる事は無いなぁ(笑。
そこへ、国勢調査の用紙を持ってオバサンが来られ、受け取られました。
「お婆さんはパソコンはされないんですか?」 と訊くと 「もう歳ですからね」 と。
でも、このお婆さんにパソコンを教えたら、国勢調査なんて簡単に済ませてしまわれそうです。

今日の花は 「ミゾカクシ(溝隠し)」です。


 
名前は “田んぼの溝を隠すほど良く茂る” 事に由来します。 
また畦に “筵(ムシロ)” を敷いたように生える事から 「アゼムシロ(畦筵)」 とも
呼ばれています。 それにしても不思議な花の形ですね。
ま~るい花の片方の花弁を取り去ったような不思議な花の形。 気になる花です。
一輪1センチ程の薄紫をした清楚な花で、少し寂しさも漂わせています。





  
私は鳥をイメージします。 マクロで撮った花は鳥が毛づくろいをしている様に、
中距離で撮った花は大空を滑空している様に、群れを撮ると営巣地を上空から撮ったように…。
日本を含む東南アジア、中国、朝鮮半島が原産地です。

中国では、花が下方だけに広がるところから 「半辺蓮(はんぺんれん)」  と書きます。 
中国の民話…
【大牛と二牛という名前の仲の悪い兄弟が母親と一緒に暮していました。
大牛は二牛よりも二歳年上で、力が強く、二牛はいつも大牛に殴られていたので、
大牛が憎くて仕方ありませんでした。
ある日、大牛が右手を蛇に噛まれて、腕が腫れあがり、食事も睡眠もままならない日が
続きました。 
二牛はいい気味だと思いましたが、母親に頼まれて西崗の張方おじさんの湿布薬を買いに
行くことになり、百文渡されました。
二牛は暗い夜道を通って兄のために薬を買いに行くのがいやだったので、
途中のあぜ道の紫色の花の咲いた草を引きぬいて、石で砕いて薬の代わりに布に包んで
持ち帰りました。
それを母親が大牛に湿布をすると、大牛の腕は三日ほどで完治しました。

こうして二牛は例の草が薬になることを知りました。
それからは二牛は、蛇に噛まれた人や百足や蜂に刺された人にお金を渡されて
張方おじさんの薬を頼まれるたびに、例の草を砕いて布に包んで持ち帰りました。
しばらくして、張方おじさんが二牛の村を通りかかると、何人もの人が湿布薬のお礼を
言いにきました。 
張方おじさんは不思議に思いましたが、二牛が薬草を見つけたことに気付き、
その薬草の薬効を確認しました。 
その名前のない薬草は、片方だけに紫色の花をつけるので、片方の顔の意味で 
「半辺臉」 と名付けましたが、のちに 「半辺蓮」 の字に改められました】


1時過ぎから母の散歩。 「お婆ちゃん散歩行くよ~」 「うちゃぁ行かん」(汗。
「しばらく行ってないけぇ行こうやぁ、帰ったらおやつよ、おやつ。 行こうやぁ」
「・・・いく」(笑。  いつもの花壇まで手押し車を押して…
 
おやつはコーヒー牛乳とみたらし団子(お彼岸のお供えの残り物。
「はい、お待ちかねのおやつよ~」 「ま~美味しそうなねぇ」(笑。
ここまでは良かったんですが…
しばらくすると母の部屋から激しく咳き込む声が…。 団子をノドに詰まらせたようです(汗。
「なんね、ゆっくり食べんさいやぁ。 ノドに詰まらせたら死ぬよ~」(汗。
咳き込んだから良いようなものの、ほんとに詰まらせて無言だったら気付かなかったかも。
年寄りに餅や団子を食べさせる時は、付いて見ていなくてはいけませんね。

今日の歩数     15,021歩 (お婆ちゃんの見守り朝散歩)
9月総歩数    338,206歩= 236.7km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   4045,770歩=2832.0km