ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「シラーぺルビアナ(大蔓穂)」  ユリ科

2015年04月30日 21時13分23秒 | 日記
   ♪目を閉じて何も見えず 哀しくて目を開ければ
        荒野に向かう道より ほかに見えるものはなし… (♪昴 谷村新司

    「シラーぺルビアナ(大蔓穂)」 ユリ科 ☆5月28日の誕生花☆  
           花言葉… 我慢強い・寂しい・多感な心



今朝の最低気温は午前6時の13.9℃。  最高気温は午後3時の24.5℃。
今朝はほぼ快晴。 夕方になって少し雲が出て来ましたが、今日も良いお天気。
柔らかな日差しが降り注ぎ、汗ばむ陽気の一日でした。

   《朝散歩… 久米田池周辺 10.9km 15,506歩 3時間》
母をデイケアに送り出し、9時過ぎに散歩に出ました。 気温は20.5℃。
歩き始めはお散歩日和でしたが、昼前には汗を拭き拭きの散歩になりました。
帽子の内側、額の所に小さなハンカチを挟んでいるのですがグッショリです
今日で4月も終わり、明日からは5月。 早いものでもう1年の1/3が終わったんですね。
今が一番いい季節、これ以上暑くならなければいいのに…(笑。

今日、散歩中に聴くラジオから、ジャポニカ学習帳の昆虫が復活するかも… のニュース。
過去の表紙の人気投票を行い、各年代で1位になったノートを復刻すると云うものです。
2月5日の日記に “教師や親から寄せられた「気持ち悪い」という声に配慮して
“ジャポニカ学習帳の表紙から昆虫が消えた” 事を書きました。
私は、嫌なら買わなきゃいいだけ。 昆虫好きの子もいると思うし、いちいちこんな苦情に
配慮する必要は無いんじゃないか。 文句を付けた人がしてやったりと思っているだけ。
…と思っていました。 昆虫が表紙のノート、いいんじゃないですか(笑。







白い花が続きましたが、今日の花は鮮烈な青 「シラーぺルビアナ」 です。
私はこの花を見ると、いくつもの青く輝く星々が巨大な星の周りを回っている…
“銀河の渦巻き” を思い浮かべます。

 
神秘的な花色、王冠の様な花、目立つ黄色い雄蕊、豪華で美しい花です。 
円錐形の蕾の下から上へと咲き進みます。



 
白い花色は昨年初めて見た花で、今年も同じお庭で見掛けました。
花色は他に、桃色もあるのだそうですが、まだ見た事が有りません。
 
名前の “シラー” はギリシャ語で “有害” を意味し、地下茎が有毒なのだそうです。
“ペルビアナ” は “ペルーの” という意味ですが、原産地はペルーではなく、地中海沿岸です。 
スペイン南部でこの花を見つけ、イギリスに持ち帰った船の名前が “The Peru” と云い、
船の名に因んで付けられたそうです。 和名は 「オオツルボ(大蔓穂)」 です。


   「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 《4.0km 5,749歩 1時間15分》
今日から家庭訪問が始まると云う事で、下校時間は1時15分です。
朝の散歩から帰り、お昼を済ませたらすぐに出掛けました(ちょっと辛いなぁ・笑。
4年生の女の子が連れ立って帰って来ました。 「おかえり~」 「ただいま~」
「お前の家庭訪問はいつや?」 「今日。 お母さんなぁ、お仕事休んで朝から部屋の掃除」
「はっはっは、お母さんも大変じゃの~、先生家に上がるんか?」 
「去年は上がってお茶飲んだ」 「ほうか~、お前も一緒に話を聞いとったんか?」
「お母さんがなぁ、あんた外で遊んどりぃって」 「ほうか~」(笑。
「お母さん、シュークリーム買っててんなぁ、先生食べんかったからあんた食べぇって」(笑。
「まぁの~、先生も行く家々で食べとったら大変じゃ。 ほいで今年は何を買うとるんや?」 
「知らん、楽しみにしてん」(笑。 「なんや、お前が食べれる思うとるじゃろう」(笑。

今日の歩数     21,255歩 (汗かき朝散歩+先生食べるな!見守り)
4月総歩数    432,975歩= 303.1km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   1,823919歩=1261.9km

「オオデマリ(大手鞠)」  スイカズラ科

2015年04月29日 19時30分39秒 | 日記
     「オオデマリ(大手鞠)」 スイカズラ科 ☆3月6日の誕生花☆
     花言葉は… 華やかな恋・約束を守って・天国・私は誓います



今朝の最低気温は午前6時の17.3℃。  最高気温はお昼正午の22.1℃。
今日も日中は薄曇り、なんとか太陽の位置が分かる程度の明るさでした。
気温はさほどでも高くはないのですが、湿度が高く汗ばむ陽気でした。

今日は何の日?… 祭日で会社が休みなら、何だって良いじゃないか、ってもんですが…(笑。
今日は “昭和の日”。 私たちには “天皇(昭和)誕生日” の方が馴染深いのですが…。 
平成になって “天皇誕生日” は “みどりの日” に変わり、更に平成19年からは
“昭和の日” になりました。 
“天皇誕生日” は現在の天皇陛下の誕生日である、12月23日になっても、
ゴールデンウィークを構成する日として、平日には出来なかった… らしいですね(笑。
コロコロ変わって、 「今日な何の祝日?」 と聞かれても咄嗟には出て来ないですね(汗。
若い方は “みどりの日” に馴染んでおられるのでしょうね。
で、“みどりの日” はどうなったの? と云えば… 5月4日に移動しています(笑。 


   《朝散歩… 岸和田南部 11.3km 16,165歩 3時間15分》
散歩に出た9時の気温は20.0℃。 じっとしていれば丁度良い気温ですが、
湿度が高い(77%)ので、歩き出すと薄っすら汗をかく陽気(蒸し暑さ)です。
ラジオからは、今朝の最低気温は今年になって一番高かったと言っていました。

散歩中、子供が用水路で何か捕っていました。 「何しとるんや?」 と訊くと
「ザリガニ捕ってる」 「へ~、こんな所にザリガニがおるんか?」

「もう何匹も捕ったよ~」 と言って見せてくれました(笑。

見ている間にも1匹… 火バサミで器用に捕まえました(笑。





今日の花は 「オオデマリ(大手鞠)」 です。


2~3cmぐらいの花が集まって、ソフトボールぐらいの丸い形の花を咲かせます。
英名もこの花形から “ジャパニーズ・スノーボール” だそうです。




咲き始めは緑色をしていますが、次第に純白に変化してゆきます。




一見、紫陽花のようですね。 公園や住宅街のお庭でよく見掛ける花です。 
この花は雄しべと雌しべの退化した “飾り花(装飾花)” なので種は出来ません。
一説には日本原産の “ヤブデマリ(藪手毬)” の園芸種だと云われています。

今日の歩数     16,165歩 (ザリガニ捕り見物朝散歩)
4月総歩数    411,220歩= 288.2km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   1,802,664歩=1261.9km

「コデマリ(小手毬)」  バラ科

2015年04月28日 21時56分32秒 | 日記
       「コデマリ(小手毬)」 バラ科 ☆4月24日の誕生花☆
        花言葉は… 優雅・品位・友情・努力・伸びゆく姿



今朝の最低気温は午前3時の15.5℃。  最高気温はお昼正午の23.1℃。
薄曇りの一日でしたが、昨日までのカラッとしたお天気ではなく、湿度が高く
ムシッとしたお天気でした。

   《朝散歩… 病院周り 9.0km 12,880歩 2時間30分》
今日は母の月1回の検診+デイケアの日。 巡回バスを待っていては検診が遅くなり、
デイケアの入浴時間に間に合いません。 8時過ぎに車で連れて行きました。
朝起きて 「お婆ちゃん、今日は病院じゃけぇ、オシッコを採っといてよ」 
病院では緊張してオシッコが出ないので、容器を持ち帰り家で採って持って行くのです。
トイレから出て来た母に 「お婆ちゃんオシッコ採った?」 「知らんよ」(汗。
「さっきオシッコを採りんさい言うて、コップを渡したじゃないねぇ」 「ほうかいねぇ?」(汗。
が、その後トイレに入った妻が 「お婆ちゃん ちゃんと採っとるじゃないねぇ」 と言って
紙コップを持って出て来ました。 「採っとた? あ~良かった」 と母(汗。
なんだかなぁ… 今やった事をもう忘れとる。 頼むよお婆ちゃん(笑。
母が診察を済ませ、妻が薬を受け取る間、病院付近を散歩しました。
帰りにスーパーに寄り、1週間分の食材を調達。



  
今日の花は公園や庭先にも良く植えられている 「コデマリ(小手毬)」 です。
遠くから見ると “雪柳” のように見えますが、季節はひと月ほど後に咲き始めます。


1輪1cmにも満たない小さな花が球状に咲き、ピンポン玉ほどの手鞠のようです。
これが 「小手鞠」 の名前の由来になっています。
ちなみに、 “オオデマリ(大手鞠)” と云う花が有りますが、こちらはスイカズラ科で、
「小手鞠」 とは関係の無い植物です(明日アップする予定です)。


「小手鞠」 は “シモツケ(下野)” の仲間で、あの雄蕊がピンピン跳ねている様子は
“シモツケ(下野)” に良く似ていますね。
原産地は中国の南東部で、日本への渡来時期は良く分かっていないようですが、
江戸時代初期頃から 「コデマリ」 と呼ばれていたそうです。




↑この花には八重咲きも有り、 「ヤエコデマリ(八重小手毬)」 と呼ばれています。

   「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 《4.5km 6,460歩 1時間20分》
今日の見守りは一斉下校で3時半からの1回です。 3時から見守って来ました。
4年生の男の子が3年生の女の子を沢山引き連れて帰って来ました。

男の子は “豆笛(烏野豌豆)” を吹いているのです。 口を手の平で被って
「フンギャァ、フンギャァ」 と赤ちゃんの泣き声のような音を出しています(笑。
そうです、昨年ひげが豆笛の作り方と吹き方を教えた子です。
しっかり伝承されていました。 今日この子はヒーローでした(笑。

今日の歩数     19,340歩 (時間潰しの朝散歩+ヒーロー出現見守り)
4月総歩数    376,215歩= 263.4km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   1,767,159歩=1237.0km

「ストロベリーキャンドル(紅花詰草)」  マメ科

2015年04月27日 20時30分22秒 | 日記
   「ストロベリーキャンドル(紅花詰草)」 マメ科 ☆4月14日の誕生花☆
    花言葉… 私を思い出して・私の胸に火を灯す・素朴なかわいらしさ



今朝の最低気温は午前3時の10.7℃。  最高気温は午後3時の24.3℃。
今日も終日快晴! 一片の雲も無し。 強い日差しが降り注ぎ、汗ばむ陽気でした。

   《朝散歩… 和泉中央新興住宅街 9.9km 14,189歩 3時間》
良いお天気が続きますねぇ、もうこれで5日連続の快晴です。
散歩中に見る花も何となく生気が失われて来ているように感じます。
そろそろ一雨欲しいところですが、この先1週間、傘マークは有りません。
住宅街を散歩中、あるお宅の前庭に “ガザニア” が鮮やかに咲いていました。
写真に撮ろうとカメラを取出し、ふと見ると庭の奥に3~4歳位の女の子がこちらを見ています。
「ママ~誰か来た~」 なんて言われるとマズイなぁと思い…
カメラを指さし、花を指さし、その子に向かってシャッターを押す仕草(笑。
心の中で “ちょっと花の写真を撮らせてね” と言いながら…。
するとその子が こっくり とうなずき、ニコッと。 何て可愛いんだ(笑。

手短に4~5枚の写真を撮り… 彼女に向かって指で輪っか(OKサイン)を作り、
心の中で “ありがとね”  するとまた こっくり うなずきニコッと(笑。
一言も会話は有りませんでしたが、その子と心が通った気がしました。









今日の花は 「ストロベリーキャンドル」 です。 
近所に小さな池が有り、その土手に毎年群生します。 手入れされている様子は無く、
半野生化している感じです。 花の周りには蜜蜂がブンブン飛んでいます。 
名前の由来は見ての通りですね。 イチゴに似た赤い花、火を灯したロウソクです。
上手い名前を付けたものです。   
原産地はヨーロッパで、明治時代牧草として導入された “クローバー” の仲間です。
英名の「クリムソン・クローバー」とも呼ばれています。

   「赤詰草」 マメ科 ☆4月18日の誕生花☆ 花言葉…勤勉・実直
   「白詰草」 マメ科 ☆5月27日の誕生花☆ 花言葉…約束・私を思って




「白詰草」、「赤詰草」 も咲き始めました。
誰もが一度は探した事が有る “四葉のクローバー” のクローバーです。 
郷愁と懐かしさを感じさせる花ですね。 どちらも同じ科、同じ属ですが色が違うだけでは
有りません。 大きな違いは 「赤詰草」 には花のすぐ下に葉が有る事。 
「白詰草」 は花の茎をすっくと伸ばし、花の下に葉が有りません。 
葉の形も 「赤詰草」 はやや細長く、「白詰草」 の葉は丸い形です。 
また 「赤詰め草」 の方が一房の花の数が多く、ひと回り大きいようです。 
共にヨーロッパ、西アジア及び北西アフリカが原産地です。

 
「…詰草」 の名は、江戸時代の事、オランダから幕府にガラス製品が献上された時、
乾燥されたこの花が割れ防止の緩衝材として“詰められて”いた事から、…詰草」と呼ばれるようになったそうです。 現在の発泡スチロールの役目ですね。
白い爪… “白爪草” ではないのですね(笑。 私の子供の頃はリンゴの箱に稲の
モミ殻が詰めて有り、同様の役目をしていました(古い話です・汗)



1時半から母といつもの花壇まで散歩。 歩きながら 「お婆ちゃん、今何月かいねぇ?」
「四月!」 お~、久し振りに聞いたのに覚えとる(笑。 「ほうよねぇ、もう4月27日よ」 
「もう5月じゃないねぇ、早いねぇ。 去年のこの頃はウグイスが鳴いとらんかったかいねぇ」
えぇ~? ほんとかよ~? 「お婆ちゃん、ウグイスが鳴いとったのを覚えとるん?」
「あんたが口笛でよう真似をしよったじゃないねぇ」 ほ~、今日は冴えとる(笑。

夕食時、妻に、今年はまだ母との散歩中にウグイスの鳴き声を聞かない事を話し…
母に 「お婆ちゃん、去年はもうこの時期にウグイスが鳴いとったよねぇ」 と聞くと…
「ほうじゃったかいね~」 「お婆ちゃん、さっき散歩中に去年は鳴いとった言うたじゃないね」
「ほうかいねぇ」 なんだかなぁ(笑。 記憶が戻ったのはあの時の一瞬だけ?(汗。

今日の歩数     14,189歩 (小さな女の子と心が通った朝散歩)
4月総歩数    376,215歩= 263.4km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   1,767,159歩=1237.0km
 

「ダッチアイリス」  アヤメ科

2015年04月26日 21時41分59秒 | 日記
      「ダッチアイリス」 アヤメ科 ☆4月11日の誕生花☆
           花言葉は… 使命・伝令・吉報



今朝の最低気温は午前6時の12.4℃。  最高気温はお昼正午の22.9℃。
4日続きの快晴です。 明るい日差し、爽やかな風… 何も云う事は有りません。

   《朝散歩… 岸和田北部 10.8km 15,434歩 3時間》
散歩に出掛けた9時の気温は18.7℃。 今日も ♪緑の風も 爽やかに… でした。
ラジオは盛んにGW,GWと言っていますが、今週は週の真ん中に祭日が1つ有るだけ。
それでもゴールデンウィークと言うのかなぁ(笑。 
このところの陽気で、散歩中に見掛ける花も変わって来ました。
“花水木” や “藤の花”、“アネモネ”、“石楠花”、“牡丹” など、撮ってはいたのですが
アップする時期を逸してしまいました。 季節の移り変わりは早いですね。

さてと… カープは昨日の勢いを今日に繋ぐ事が出来ずに完敗してしまったし…
今日は何も書く事が無い(笑。 
と云う事で、これから何も書く事が無い日は 「子供の頃はこうだった」 みたいな事を
書いてみようかと思います。  まずは 「テレビ」。
よく、テレビが急速に普及したのは今の天皇陛下と美智子さんのご成婚(昭和34年)が
契機と言われますが、我が家にテレビが来たのはその1~2年後だったと思います。
それまでは親戚の家で相撲を見せてもらったりしていました。
そうそう、近所に “テレビ館” と云うのが有りました。 教室ほどの広さの部屋に
テレビが1台置いてあるだけ(笑。 10円で見る事が出来たと思います。

昔のテレビは4本足、家具調の物が多かったですね。 ひげ家は床の間に置いていました。
画面には緞帳のような垂れ幕が掛けて有りました。 因みに13インチの画面でした。
その幕を上げ、スイッチを入れると暫らく(1分位)して画面が出て来ます。 
そしてチャンネルを回して切り替えるのですが、このチャンネルのダイヤルがよく
壊れたのです。 プラスチックの質が今程良くなかったのでしょうね。
そうなると、ひげ家ではペンチでダイヤルの芯棒を回していました(笑。
そしてテレビの上にはウサギの耳のようなアンテナが置いて有り、写りが悪くなると
そのアンテナの開き角度や方向を調整をしたものです(笑。 
その頃はまだ室内アンテナだったんですね。
画面がパラパラマンガのように上に下に移動する事も良く有りました。
小さなツマミでこれを止めるのですが、今では考えられない事ですね。
そうそう、テレビの電源をを切ると画面が小さな点になって、フッと消えるんですよね。

やがてカラー放送の時代になるのですが、ひげ家はしばらく白黒でした。
あの画面右上の “カラー放送中” の文字が鬱陶しかったものです(笑。
そう云えば、画面の前に取り付けて、白黒画面をカラーに見せるプラスチックの板や、
画面を大きく見せるレンズ板なんて物も有りましたね。
ひげ家がカラーテレビを買ったのは昭和40年ぐらいだったか…
古くなると赤が強い画面になったり、青みがかったりするテレビでした。
思い付くままに書きましたが、遅くなるのでこの辺で…。





今日の花は 「ダッチアイリス」 です。 上方にピンと伸びた3枚の花弁が特徴です。
ヨーロッパ南部、地中海沿岸が原産地の “スパニッシュアイリス” を主にオランダで
品種改良されて誕生したので 「ダッチアイリス」 と呼ばれています。 
単に“アイリス”と言えば 「ダッチアイリス」 を指すそうです。
じつは “切花” としての 「アイリス」 の生産量は大阪府が全国2位で、主に泉州地区の
和泉市と泉南市で全国の4分の1、800万本を生産しているのだそうです。 
調べて行くうちにこんな記事に出会いました… 




『本来4~5月に咲く花ですが、ハウス栽培の普及や球根の “くん煙” などの技術を
駆使することで、11月中旬から4月まで長期間の出荷を可能にした。 
特に、この“くん煙法”は昭和の初めに和泉市の切花農家が全国に先駆けて
確立したもので、水仙の開花促進技術として発達し、ダッチアイリスなどにも
球根の休眠打破を促す技術として応用されてきた』…
あらら、和泉市の農家が確立した“くん煙法”って何だ?(笑。

 




東京農業大学  <知的好奇心へのアドベンチャー> から…
『これは、今から100年以上も前に、大阪府和泉市の桑原地区で発見された技術です。
この地区の農家で、日本水仙や黄色の房咲き水仙の球根をかまどの上に吊したり、
風呂のある納屋に貯蔵していた家では、水仙が早く咲くことに気づいたのです。
これは、煙の中に含まれるエチレン(植物の生育を、微量で促したりおさえたりする
植物ホルモン)の作用で、煙草の煙でも可能です。 そしてこのエチレンは、
花をつけることのなかった小さな球根にも効果があるのです。 水仙は1月が本当の
開花時期です。 しかし、桑原地区ではこのくん煙処理で、正月に好まれる水仙をどこよりも
早く12月に咲かせました。 そのおかげで利益をあげることができたのです』…
和泉市に住んで30年、こんな技術を一農家が確立していたなんて… 知らんかった(汗。
でも、想像してみると面白いですね。 何で山田さんちの水仙だけ早く咲くんだ?って(笑。
色々調べたんでしょうねぇ。 市の誇りですよね。 もっと宣伝しなきゃ。

今日の歩数     15,434歩 (季節の移ろいを感じながらの朝散歩)
4月総歩数    362,026歩= 253.4km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   1,752,970歩=1227.1km