ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ホタルブクロ(蛍袋)」  キキョウ科

2015年05月31日 23時12分22秒 | 日記
   ♪蛍のやどは 川ばた柳 柳おぼろに 夕やみ寄せて
       川のめだかが 夢見る頃は ほ ほ ほたるが 灯をともす   (♪蛍) 

    「ホタルブクロ(蛍袋)」 キキョウ科 ☆6月10日の誕生花☆
      花言葉は… 愛らしさ・誠実・忠実・熱心にやり遂げる



今朝の最低気温は午前6時の20.7℃。  最高気温はお昼正午の27.8℃。
雲の多いお天気でした。 日差しが遮られ、風も強めに吹いて涼しく感じられる日でした。

風薫る5月は今日まで(薫ったかな? 例年より早く暑くなった印象しか有りません)、
明日からは梅雨の6月です。 今年の梅雨はどうなんでしょうね。
このところ火山の噴火や地震など、日本列島はざわついています。
集中豪雨などの被害が出ない梅雨で有る事を祈るばかりです。

   《朝散歩… 久米田池周辺 10.0km 14,221 3時間》
朝起きた時、道が濡れていました。 昨晩、ほんの申し訳程度の雨が降ったようです。
この程度では水を欲しがる紫陽花の喉の渇きを潤すまでには至りません。
散歩に出た9時の気温は24.2℃。 湿気を含んだ風が強めに吹き、涼しく感じました。

昔はこうだった話… 今日はお風呂(銭湯)の事でも書いてみましょう。
私の子供の頃は家にお風呂が無く、銭湯に行っていました。
昭和30年の頃の銭湯の情景です。 男湯の暖簾をくぐってお風呂屋さんに入ると、
小さく格子状に仕切られた下駄箱が有り、その扉には漢字で壱.弐.参…と番号が書かれていて、
人気が有る壱(王選手の背番号)や参(長嶋)参拾四(金田)はいつも誰かが使っています。
私は伍(藤井弘の背番号)か、八(大和田明)を使っていました(笑。
鍵は5センチ角程の木製の板で、何ヵ所かに切れ込みが入っている物でした。

番台のおじさんにお金を払い、脱衣場へ。 脱いだ服を入れるのも40センチ角の
格子状に仕切られた棚になっていました。 
鍵は4センチ角のアルミ板にゴムの輪っかが付いていて、手首に付けて入浴します。
ごく小さかった頃は母に連れられ女湯に入っていました。
ここは広島、原爆の落ちた町、そして戦後間もない頃… 顔や身体にケロイドの有る女の人…
子供心に可哀そうに…と思ったものです。 
父と入った男湯には入れ墨のオジサンも… そんな時代だったんですね。

お正月は元旦はお休みで、2日から営業でした。 
初日には脱衣箱にミカンが一つずつ入れて有り、それを楽しみに行ったものです。
遅く行くと既にミカンは取られていて、まだ使っていない脱衣箱を探して幾つもの
脱衣箱を開けて 「有った!」(笑。
夏の思い出は大きな団扇(うちわ)です。 もちろん扇風機も有りましたが、
私の行っていた銭湯には壁に巾2m位の大きな団扇が蝶番で取りつけられていて、
天井からゴムで吊り下げられ、紐が垂れ下がっていました。
要するに、その紐を引けばバサ~っと風が来て、緩めると団扇はまた上方に帰ると云う物。
子供だった私はオジサンに促され、その紐を引き続けたものでした(笑。
たま~にオジサンにコーヒー牛乳を奢ってもらう事も有りました。 美味しかったなぁ(笑。

家に風呂が有る家に引っ越したのは小学生も高学年になってから。 
今の様なユニットバスではなく、五右衛門風呂でした。 
沸かしたばかりのお風呂の鉄釜に触れると熱くて… お湯に木の板が浮かんでいて、
それを足でゆっくり沈めてお湯に入るのですが、その板を真っ直ぐに沈めるのが難しく、
ヘタをするとクリッと浮かんで来て… 
五右衛門風呂に入った事が有る人は誰でも経験している事ですよね(笑。 
今の子供にも経験させたいなぁ(笑。









今日の花は 「ホタルブクロ(蛍袋)」です。
近年は町中のお庭でもあちこちで見掛ける様になりましたが、先日アップした同形の
“釣鐘草” などと違い、町中で見ると違和感を覚えます。 
“やはり野に置けレンゲ草” では有りませんが、こういった野趣あふれる植物は、やはり
山道沿いや藪の木陰にひっそり咲いていてこそ、この花の良さが発揮されるように思います。



 
関東以北に赤紫色の花が、西日本には白い花が多いと紹介されていますが、
こうして庭に植えられる事が多くなれば、そう云った事は言えなくなりますね。 
「ホタルブクロ」 の名の由来は、この花に蛍を入れて遊んだからとか、提灯の事を
昔は “火垂る(ホタル)” と言い、形が似ているからと云う説があります。
梅雨時に咲き始めるところから、別名「雨降り花」とも云われるそうです。
 
原産地は日本、中国、朝鮮半島です。 最後の写真は二重になった 「蛍袋」 です。 

今日の歩数     14,221歩 (雨上がり、涼しく感じた朝散歩)
5月総歩数    517,704歩= 362.4km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   2,341,623歩=1639.1km 

「タチアオイ(立葵)」  アオイ科

2015年05月30日 21時03分15秒 | 日記
       「タチアオイ(立葵)」 アオイ科  ☆6月15日の誕生花☆
    花言葉は…  大きな志・大望・野心・気高く威厳に満ちた美・高貴



今朝の最低気温は午前3時の19.1℃。  最高気温は午後3時の29.4℃。
今日も晴天。 辛うじて真夏日にはなりませんでしたが、湿度が高く蒸し暑い一日でした。
今夜、日が変わる頃に雨の予報が出ていますが、大した雨量ではなさそうです。

   《朝散歩… 槇尾川沿い~東ヶ丘住宅街 10.5km 14,958歩 3時間》
散歩に出掛けた9時の気温は26.7℃、湿度78%ととても蒸し暑い。
歩き出したものの、さてどこに行こうか?(笑。 
ご近所の庭で 「タチアオイ」 が咲いているのが目に入り、そうだあそこに行ってみよう(笑。
毎年槇尾川沿いの土手に 「タチアオイ」 が大きな群れとなって咲いているんです。


柵の向こう側でかなりの急斜面なので、誰かが世話をしているとは思えないのですが、
長さ50m位にわたって咲いています。 ちょっと壮観な眺めです。

帰りに、以前紹介した “ボケ防止のために、花の手入れの日記を書いている” という
お婆さんを訪ねました。 昨年書いていた日記通りの作業を今年もするのだそうです。
じつは何度も家の前を通り掛かっているのですが、お婆さんが庭に出ておられなくて(汗。
今日はお家の前を掃除中。 ん?何だかちょっと若返った(笑。
と思いながら近づいてみると違う人でした。 話を聞いてみると、週2回お婆さんの
身の回りのお世話をしに訪れているというダスキンのおばちゃんでした。
ダスキンってこんな分野の仕事にも進出しているんですね。 その後、お婆さんが出て来られ 
「も~、遠慮なくピンポンを押して下さいって言ってるでしょう」(笑。
約15分、世間話やお花の話をして… 「今度はきっとピンポンを押して下さいよ」(笑。








今日の花はその 「タチアオイ(立葵)」 です。
梅雨の時期、まっすぐ延びた茎の下から順番に花が先始め、梅雨が明ける頃には
その先端まで咲きそろうと云われ、別名 「ツユアオイ(梅雨葵)」 とも呼ばれています。
そう云えば “ネジバナ(捩花)” にも同じ事が云われていますね。
私の子供の頃には、鉄道沿いの空き地で良く見掛けた記憶が有ります。 
昔から初夏の花としてお馴染みの花ですね。 
“芙蓉” や “木槿” “ハイビスカス” と同じ仲間で、花の様子は良く似ていますね。



 
「アオイ」 の名は茎や葉が太陽に向かって真っすぐ伸びる様子から、
“あうひ(仰日)”が語源になっているそうです。 
そして花は違うのですが、 「アオイ(葵)」 の名から、徳川家にゆかりの静岡市と
会津若松市が “市の花” に制定しているそうです。
「立葵」はトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種と思われています。

今日の歩数     14,958歩 (ピンポンの約束朝散歩)
5月総歩数    503,483歩= 352.4km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   2,327,402歩=1629.2km

「カンパニュラ・アルペンブルー/アルペンホワイト」 キキョウ科

2015年05月29日 22時06分25秒 | 日記
       「カンパニュラ・アルペンブルー」 キキョウ科
      花言葉は… 感謝・抱負・貞節・誠実・思いを告げる



今朝の最低気温は午前3時の21.8℃。 最高気温は午後3時の30.2℃。
午前中は曇り空、昼前から大きく青空が広がり気温も上がりました。
連日の真夏日、湿度も高く蒸し暑い一日でした。

散歩に出ようとした9時前、宮島の対岸に住む妹から “アサリ” が届きました。
目の前に広がる大野浦の浜は昔からアサリの産地で、私の子供の頃は “大野の小貝” 
と云い、広島市内までリヤカーを引いて行商に来ていました。
母が送られてきたアサリを見て 「大きなアサリじゃねぇ。 誰からね?」
「和(かず=妹)から」 「ま~ぁ、うちの顔も見んと帰ったんね?」(笑。
「何言いよるんね。 宅急便で送って来たんよね」(笑。

   《朝散歩… 蜻蛉池公園 11.1km 15,927歩 3時間15分》
散歩に出た9時の気温は24.4℃。 一昨日より昨日、昨日より今日、どんどん湿度が
高くなり、今日も汗だくの散歩でした。 額からはもちろん、腕時計をしている指先からも
汗が滴り落ちました。 




今日の花もキキョウ科の花 「カンパニュラ・アルペンブルー」 です。
1輪は2cmほどの小さな花ですが、カチッとした花形、涼しそうなブルー、好きな花です。
地面を這うように咲き、小さな花をたくさんつけます。




ハンギング仕立てにして、鉢からこぼれる様に咲いているのもよく見掛けます。 
“アルペン” の名が付いている事からも分かるように、原産地はヨーロッパの山岳地帯です。 
「カンパニュラ(Campanula)」はラテン語の「campana(鐘)」に由来し、
小さな鐘の意味だそうです。



 
白い花は 「カンパニュラ・アルペンホワイト」、今年初めて見た花です。

    「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 《4.4km 6,258歩 1時間15分》
今日の見守りは2時半(1・2年生)と3時半の2回。 3時から見守って来ました。
家を出ようとすると母が 「あんたぁ、どこへ行くんね?」 
「小学生が学校から帰って来るのを見守りに行くんよね」 
「子供ら、あんたの顔を見たら怖がるじゃろう」 「なんでよ?」(汗。
「髭生やしとるし、優しそうな顔じゃないじゃ」 「はいはい、行って来るけぇ」(笑。

5年生の女の子が纏まって帰って来ました 「おかえり」 「ただいま~」×多数(笑。
「運動会は5年生が仕切るんじゃろう。 お前ら何の係りや?」
「うちは得点係」 「うちは呼び出し」 「呼び出しって何するんや?」
「もうすぐ出番やから集まって下さいって呼びに行くねん」 「なるほど」
「うちはアナウンス係」 「おうおう、紅組頑張って下さい、白組頑張れって言うんじゃの」
すると傍を歩いていた6年生の男の子が 「おれ、応援団長やで」
「ほう、どんとな応援するんや? 見せてくれや」 「ええよ」 ランドセルを下ろし…

「フレ~、フレ~、しろぐみ、ハイ、チャチャチャ、チャチャチャ…」(笑。
「おうおう、かっこええの~」 この子、以前紹介した人望が有るクラス委員です。

今日の歩数     22,185歩 (汗だく朝散歩+フレ~、フレ~見守り)
5月総歩数    488,525歩= 342.0km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   2,312,444歩=1618.7km

「雛桔梗草/桔梗草」  キキョウ科

2015年05月28日 21時40分42秒 | 日記
     「ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)」 キキョウ科
         花言葉は… 陽気で明るい
     「キキョウソウ(桔梗草)」 キキョウ科 ☆6月22日の誕生花☆
         花言葉は… 人当たりが良い・優しい愛

今朝の最低気温は夜中0時の19.4℃。 最高気温はお昼正午の30.6℃。
朝は良く晴れていましたが、お昼頃から薄雲が被いました。
とうとう今年初めての真夏日を記録しました。

   《朝散歩… 和泉中央新興住宅街 9.6km 13.773歩 3時間》
母をデイケアに送り出し、9時過ぎに散歩に出ました。 気温は26.4℃。
昨日までのカラッとした暑さではなく、少し湿度の有る暑さで、汗を拭き拭きの散歩でした。
散歩中、庭のバラを手入れ中の奥さんと立ち話。 “ワンワンワン…ワンワンワン…”

話し中ずっとこの犬が吠えていました。 主人が出て来て家の中に収監(笑。

今日の花は 「ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)」 と 「キキョウソウ(桔梗草)」 です。



 
まずは 「雛桔梗草」… 茎のてっぺんに2cmにも満たない小さな花をたった一輪咲かせます。
まだ茎に沿って沢山の蕾が有るじゃないかと、思われるかも知れませんが、これらは全て
“閉鎖花” と云って、花を咲かせる事なく蕾の内部で自家受粉して種を作ります。



 
たった1輪の花ですが凛とした風情で、青い色が涼しげで可憐な花です。
花言葉の “陽気で明るい” は、私の目からは少し違う印象です。
よく群れて咲いていると紹介されますが、この辺りではそんなに大きな群落は見かけません。
原産地は北アメリカだそうです。 最初の4枚の写真です。






上の写真は 「キキョウソウ(桔梗草)」 です。 紛らわしい名前ですが、
じつはこれから咲きだす “ヒナギキョウ(雛桔梗)” と云う花も有り、紛らわしいですね。
先の 「雛桔梗草」 は茎のてっぺんに一輪だけ花を咲かせますが、 
「桔梗草」 は葉の間から数輪の花を咲かせます。



 
花の大きさは1.5cmほどの小さな 花ですが、濃い青紫が美しく、涼しさを感じさせる花です。 
北アメリカが原産地の帰化植物で、1931年横浜で発見されて以来、各地で野生化している
との事です。 帰化植物とはいえ、どこか日本的で私には好ましい印象です。
 
    「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 《5.1km 7,244歩 1時間20分》
今日の見守りは2時半(1年生)と3時半の2回。 3時から見守って来ました。
4年生の女の子たちが帰って来ました。 これまで運動会の練習の様子を聞いていたので、
私が持っている警棒の警笛を鳴らし “ピッピ・・ピッピ・・ピッピ・・”
ノリの良い子供たち…足を上げ、手を伸ばして行進… “ピッピ・・ピッピ・・ピッピ・・”
「ぜんた~い・・とまれ!」 パッパッ…2歩で停止。
その時、そばを歩いていた男の子たち(3~4人)もパッパッ(停止)(笑。
はっはっは… お前らも止まってくれたんか。 「だって全体止まれやもん」(笑。
事前の説明も無いのに、ひげの意図を察して全員がノッてくれる。 良い子たち。
もちろん皆んなにミルクの国を1つずつ…(笑。 

※旨い事行かんもんだなぁ(汗。 いや、カープの話です(汗。
開幕当初はピッチャーは抑えても打線がさっぱり。 やっと点が取れるようになると
今度は投手陣が崩壊。 旨い事行かんもんだなぁ(汗。

今日の歩数     21,017歩 (汗だく朝散歩+全員参加の全体止まれ見守り)
5月総歩数    466,340歩= 326.4km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   2,290,259歩=1603.2km

「ヒメジョオン(姫女苑)」 キク科 

2015年05月27日 23時13分17秒 | 日記
       「ヒメジョオン(姫女苑)」 キク科 ☆11月18日の誕生花☆
             花言葉は… 素朴で清楚



今朝の最低気温は午前3時の16.7℃。 最高気温は午後3時の29.7℃。
今日も快晴。 和泉山系の上空に小さな雲が幾つか見えるだけ。
もう少しで真夏日だったのに惜しい!(汗。 最少湿度30%台とカラリと暑かった。

   《朝散歩… 久米田池周辺朝散歩 10.7km 15.330歩 3時間》
いや~暑いですねぇ。 京都は34℃? まだ5月ですよ。 
インドでは45℃? 毎年異常気象異常気象と云われてもう何年になるでしょう。
こう毎年ではもう異常気象では無く、これが普通の気象になってしまったのでしょうね。
散歩に出た9時の気温は26.1℃。 強い日差しが照り付け眩いです。
咲き始めた “紫陽花”、出掛けにはシャキッと咲いていますが、帰る頃にはうなだれて
咲いています。 一雨欲しいところです。






今日の花は 「ヒメジョオン(姫女苑)」 です。
この時期、開けた日当たりの良い草地のあちこちで群れ咲いているのを見掛けます。   
北アメリカが原産地の帰化植物です。 
明治時代の初期に柳の様な葉を観賞する “観葉植物” として渡来し、当時は
「ヤナギバヒメギク(柳葉姫菊)」と呼ばれていたそうです。




今では雑草と化していますが、良く見ると花言葉の“ 素朴で清楚” がぴったりです。 
以前は鉄道の線路脇に良く生えていたので “鉄道草” とか、荒地に生えるので
“貧乏草” などと呼ばれていた事もあるそうです。ちょっと可哀そうですね(笑。 




↑上の2枚の写真は “ハルジオン(春紫苑)” です。
良く似た花ですが、花弁が細く糸クズみたいで、花弁の並びに乱れが感じられます。
花期は春先、何よりの違いは茎の中が中空(ストロー状)になっています。
初めに紹介した 「姫女苑」 とは何となく雰囲気が違っていますね(お分かりでしょうか。
「姫女苑」 の花は、すっきりして落ち着きが有るように思います。
花期も初夏(この時期)で、1~2ヶ月後に咲きます。 
「姫女苑」 の茎の中には白い髄が詰まっています(一番分かりやすい判別法です。

    「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 《3.9km 5,619歩 1時間20分》
今日の見守りは2時半(1~3年生)と3時半からの2回。 3時から見守って来ました。
4年生の子供たちが帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」

「お~、ヤゴ捕ったんか?」 「うん、いっぱいいた」(笑。
何も持っていない女の子に… 「お前はどうしたん、捕れんかったんかぁ?」
「私、虫嫌いやもん」 「蝶々やトンボも嫌いなんか?」 「気持ち悪いもん」(汗。
先日書いた “ジャポニカの学習帳” を思いだします。 こういう子もいるんですね。

ヤゴには思い出が有ります。 化学会社に勤めていた現役時代の3月の事…
夜勤(10時半~翌朝7時半の勤務)の現場パトロールは11時頃からでした。
タンクの液漏れや運転機器の異音や異臭、アンペアなどをチェック表に記入して行くのです。
側溝に油や溶液が流れていないかなど、異常の有無も確認します。
懐中電灯で側溝を照らすと溝の壁にヤゴが昇り、トンボへの脱皮の準備をしています。
化学会社の側溝には蒸気の凝縮したドレンと呼ばれる温水が排水として流され、
暖かいのです。 それでヤゴの羽化はまだ風の冷たい3月頃に始まるのです。
朝方のパトロールは5時過ぎです。 その時間帯は羽化したトンボが飛び立つ時間帯。
羽化したばかりのトンボはスイスイとは飛べません。 ヒラヒラと…
それを付近から “セグロセキレイ(白と黒の鳥)” が狙っているのです。
ヒラヒラと飛びたったばかりのトンボをパクッと、翅だけを残して…
側溝の周りに何枚もの翅が散らばり… 大袈裟ですが無常を感じたものです。

子供たちが持って帰ったヤゴは、ちゃんと羽化して飛び立つ事が出来るんでしょうか。
つまらん事を思い出しました(汗。

今日の歩数     20,949歩 (まだ5月なのに朝散歩+ヤゴ思い出見守り)
5月総歩数    445,323歩= 311.7km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   2,269,242歩=1588.5km