ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ジャノヒゲ(蛇の髭)」 ユリ科

2015年12月26日 20時22分13秒 | 日記
     「ジャノヒゲ(蛇の髭)」 ユリ科 ☆12月11日の誕生花☆
          花言葉は… 変わらぬ想い・不変の心



今朝の最低気温は午前3時の6.4℃。  最高気温はお昼正午の11.1℃。
今日は良く晴れました。 小春日和とまではいきませんが、風が弱いので暖かく感じました。

今年もあと5日。 何をすると云う分けでも無いのですが、何となく気忙しくなりましたね。
夕刊には既に出国ラッシュが始まったと書かれています。
そしていつも土曜日の朝刊には綴じ込み広告が多いのですが、今日は特に多く32枚。
本紙より重たい位です。 ららぽーとなど新しい店も増えますます広告が増えました。

朝食時、母に 「今は何月かいねぇ」 「12月」 「ほうよねぇもう26日よ」
「もうそんとになるんねぇ、もうすぐお正月じゃないねぇ」
朝食を済ませ2階で寛いでいると階下で母が 「むっちゃん、うちの寿司桶を知らん?」
母は新聞の広告を丹念に一枚一枚見ます。 そこには美味しそうなお寿司やおせち料理が
載っています。 お正月と聞いて“お寿司を作らなければ”のスイッチが入ったようです(笑。
その寿司桶はこちらに転勤してきた30数年前、私が母に買ってやった桶です。
妻の 「カビが生えて黒うなっとったし、タガも弛んどったし、もう捨てたよぅ」 の返事。
「お餅はどうするんねぇ?」 私が2階から 「明後日搗くよ~」(笑。
妻が 「心配せんでもお寿司もお餅も雑煮も食べさせてあげるけぇ」 「はい!」
母もお正月モードに突入した様です(笑。
 
9時過ぎに散歩に出ました。 気温は8.8℃。
今日は松尾寺の裏山に 「ジャノヒゲ(蛇の髭)」 を撮りに行って来ました。
山道の少し薄暗い場所に生えているので、お天気の良い日でなければ写せないのです。
そこに向かう松尾寺の手前の畑で、時々コメントを下さる“松尾寺のおじさん”に
お会いしました。 「やっと会えましたねぇ」 の挨拶の後、今年のお米の出来具合、
大根が育ち過ぎて…、しめ縄作りの藁は餅米の藁が良い… などなど、私の知らない
お話を聞かせていただきました。 またお会いしましょう。
そうそう 「ジャノヒゲ」 はご存じなかったようですね。 こんな実なんですよ。
今日の 「ジャノヒゲ」 はあの後に撮った写真です。


今日の花は松尾寺付近の山道で見掛けた 「ジャノヒゲ(蛇の髭)」 の実です。



冬場は花が少なく実のアップが多くなります。 そして赤い実が多いですね。
ですが、今日の実は鮮やかなブルー、まるで宝石のようです。 
これも先日アップした“冬珊瑚”のように、樹脂で固めてペンダントかイヤリングにしたい、
それほど綺麗な実です。
でも、普通に散歩していてこの草を見付けても、この実を見る事は出来ません。


冬でも枯れない青々した葉に被われ、実はその草に隠されているからです。




草(葉)を分けて見るとこの美しい実が現れます。  

蛇には髭はありません… なのに 「蛇の髭」と はこれ如何に!(笑。
属名は“Ophiopogon” で、ギリシャ語の「ophio(蛇)+ pogon(ひげ)」が語源だそうです。
日本名「ジャノヒゲ(蛇の髭)」はその直訳です。 ギリシャにはどんな蛇がいるんだ(笑。
「…髭」 は細長い葉姿に由来すそうです。 そしてここまで “実” と書いて来ましたが、
果実のように見えるのは “種子” で、果皮は成熟の過程で破れ、“種子” が露出したまま
成熟するのだそうです。 
その証拠に果物などの実の先にある“ぽっち?、へそ?”が無く、ツルっとまん丸ですよね。

検索したブログには 【実(種子)の青い皮を剥ぎ取ると白い小さな玉があらわれます。 
それを固い床にたたきつけると、スーパーボールのように数m跳ね上がる様子が面白く、
昔は子供のおもちゃになっていました】 …と書かれていました。

東アジアが原産地で、日本、中国、朝鮮半島などに自生しているそうです。
決して珍しい植物では無く、公園などの花壇の縁などに良く植えられているそうです。

今日の歩数    13,345歩 (松尾寺の裏山散策朝散歩)
12月総歩数   363,745歩= 254.6km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   5455,494歩=3818.8km