ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ポインセチア」 トウダイグサ科 

2015年12月24日 19時31分05秒 | 日記
  ♪さあ あなたから メリー・クリスマス わたしから メリー・クリスマス
       サンタクロース・イズ・カミング・トゥ・タウン… 
            ♪サンタが町にやってくる

     「ポインセチア」 トウダイグサ科 ☆12月25日の誕生花☆
       花言葉は… 私の心は燃えている・祝福・聖なる願い



今朝の最低気温は夜中0時の10.2℃。  最高気温は午後3時の15.5℃。
昨晩降り出した雨は朝方には止んでいましたが、スッキリ回復とはいきません。
日中は曇り空、夕方になって晴れて来ました。 暖かなクリスマスイブです。

     《朝散歩… 学校付近朝散歩+子供見守り隊  9.0km 12,900歩 3時間00分》
母をデイケアに送り出し、9時過ぎに散歩に出ました。 9時の気温は11.7℃。
たっぷり湿気を含んだ空気。 日差しは無くても温かく感じる朝でした。
今日は見守っている小学校の終業式で、下校時間は11時半です。
余り遠出は出来ません。 付近の住宅街を散歩して、その帰りに見守って来ました。
「おっちゃ~ん」 3年生の女の子が駆け寄って来ました。 「おかえり~」
「ただいまっ、おっちゃん昨日の晩、うちに来たぁ?」 「なんでや?」
「もうサンタさんが自転車を持って来てん」 ?私をサンタと思っている? 
まさかねぇ(笑。 この子が芝居を打っているのでしょう(笑。 
…数日前の事… この子に、サンタさんに何を頼むか聞いたら、自転車が欲しいと
言っていたのです。 色はオレンジ色。 今朝起きたらオレンジ色の自転車が玄関に
置いてあったと(笑。 「おっちゃん、ちょっと待っててなぁ見せるから」

嬉しそうにその自転車に乗って出て来ました。 「おう、奇麗な色じゃ、良かったの~」
「うん、サンタさんにお願いした通りの自転車やねん。 色もオレンジ色やろう?」
するとその後からその子のお婆さん(と云っても私と同年代ですが)が出て来られ、
「いつも孫がお世話になっています。 これ、見かけは悪いけど…」 と言ってミカンを
15個ほど…  私にもサンタさんのプレゼントが… 嬉しいですねぇ(感謝、感謝です。 


今日の花はすっかりクリスマスを象徴する花になっている 「ポインセチア」 です。







以前の 「ポインセチア」 は赤が定番でしたが、最近は白いのやピンク、黄色など
いろんな色のものを見かけます。 葉に点々(斑)が入ったものも見かけます。
「ポインセチア」 は “短日植物” で、鮮やかな色を楽しむには、9月から約2ヶ月間、
夕方5時から翌朝8時まで、完全に遮光しなければならないのだそうです。
明るい窓際に置いていたのでは鮮やかな色にはならないのですね。
花屋さんの店先に並んでいる色鮮やかな 「ポインセチア」 は、こんな手間暇をかけて
作り出しているんですね。 
しかし葉にラメを降り掛けたり、クリスマスの文字を書いたりした物も見掛けますが、
ちょっとやり過ぎで植物が可哀そうに思えます。








日本には明治の中頃に渡来したそうで、当時は 「ショウジョウボク(猩々木)」 と
呼ばれていたそうです。 赤い花(苞)が中国の想像上の動物“猩々”を
連想させたのでしょう(赤い顔をしたお酒好きの動物だそうです)
原産地はメキシコで、アメリカのメキシコ駐在大使、ポインセットさんがこの花を
アメリカに紹介した事から 「ポインセチア」 の名が付いたそうです。 
さらに欧米に伝わり、クリスマスに “キリストの血の色” の赤い花を飾る習慣から
“クリスマスの花” になったと云う事です。


毎年クリスマスイブに紹介しているお話です。 一年に一度読み返してみるのも良いですよね。
クリスマスに贈るちょっと良い話 “こころのチキンスープ(2)” という本から…
【小学校教師と、ある男の子の話です。 先生は、当時4年生の担任をしていました。
「すべての生徒を公平に愛しなさい」 という教師のスローガンはまやかし・・・
そう先生は心の中で呟きました。  その理由? 実は・・・
受け持っていたクラスに、どうしても好きになれない生徒がいたのです。
男の子の成績はいつもクラスで最低。 無口で、授業に対しても一切興味を示さず、
友達もいない。 それで、いつも服装は乱れて不潔。 
先生は、その男の子のテストの解答用紙に、0点と大きくつけることや、成績表に
最低の評価をつける事にある種の快感まで覚えるほどになっていました。

そんなある日、学校の指令で、生徒1人1人の過去の履歴を見直して、再度、
生徒の総合評価をつけることになったのです。 
当然その生徒の中にはその男の子もいました。 
先生は、嫌いなその子の評価を一番最後にまわしました。
その子以外のすべての生徒の評価が終わった後、先生は嫌々その子の1年生からの評価に
目を通し始めました。 その評価を見て先生は愕然とします・・・

なんと当時の担任の評価は、先生の知るその子とは全く別人だったのです。
「クラスで最も活発で人気者。成績も良く、クラスの雰囲気を明るくするには欠かせない子」
驚きを隠せない先生は、続けて2年生の評価を見ます。
「最近明るさがなくなってきた。 お母さんが重い病で、そのことが影響し、
授業でもボーっとする事が多くなってきている」
3年生の評価になると「お母さんが亡くなって以来、授業に全く興味を示さなくなっている。
お父さんも彼のことをかまわないみたいで、友達もなくなってしまった」
ここまで読んだ先生は、雷に打たれたかのようにショックを受けました。

次の日、クリスマスの時期だったので、生徒たちが先生にプレゼントを持って来ました。
華やかなラッピングのプレゼントの中に、1つだけ、みすぼらしいスーパーの袋に入った
薄汚れたプレゼントがありました。 それはその子からのプレゼントだったのです。
先生はその袋からプレゼントを出すと、そこには糸の切れたネックレスと、
半分使った香水の瓶が入っていました。 それを見た他の生徒たちは、馬鹿にして
笑い始めましたが、先生は 「何を笑ってるの! きれいなネックレスじゃない。
良い香りの香水もあるわ!」 そう言って香水を手につけたのです。
その日、男の子は先生のところにやってきてこう一言だけ言ったのです。
「先生、先生の匂いは、ぼくのお母さんの匂いといっしょだったよ」
その男の子のプレゼントは、死んだお母さんの形見だったのです。
全員の生徒が去った後、先生は1人教室に残り、泣き崩れました。
今までその男の子に対して持っていた感情を反省し、この瞬間から、先生は
初めて・・・見せかけでなく・・・子供たちを、心から教える先生になったのです。

それ以来、先生はその子を一生懸命勇気づけ、授業についていけるように教えました。
スポンジが水を吸収するように、その子も先生の教えをどんどん吸収していき、
その年が終わるころには、その男の子の成績はクラスでもトップになりました。

小学校を卒業してから何年か後、先生はその男の子からの手紙を受け取ります。
そこには・・・ 「先生、先生のおかげで、高校を3番の成績で卒業する事が出来ました。
先生は、私の人生で出会った最高で大好きな先生です。ありがとうございます」
と書かれてありました。 

それから4年、また彼から手紙が届きます。
「先生、なかなか大変でしたけど、なんとか大学を首席で卒業できました。これも
先生のおかげです。 人生で出会った最高で一番大好きな先生です。 ありがとうございます」

そしてまた何年か後に、新しい手紙が届きました。
「先生、大学で出会った女性と結婚することになりました。新郎の母親の席に、
ぜひ先生に座ってほしいのです。お願いできますか?先生は私の人生で出会った
最高で一番大好きな先生です」 この手紙には、彼の名前に称号がついていました。
なんと彼は、医学博士になったのです。 先生は、糸が切れたネックレスと、
半分しか残っていなかった香水を身につけ、彼の結婚式に出ました。
壇上で彼は先生にこうささやきます。 「先生、こんな私でも、社会に何か貢献
できることを教えてくださって、本当にありがとうございました」
それを聞いた先生は涙ぐみながら、彼にこう言います。
「あなたは間違っているわ・・・あなたこそが・・・ 私に・・・何か社会に貢献
できることを教えてくれたのよ。 あなたに出会うまで、私は子供を教える資格はなかったの。
でもあなたに出会ってから、あなたに教わったから・・・子供を教える、真の教師に
なれたのよ。 ありがとう」 】 … 


今日の歩数    12,900歩 (学校近辺朝散歩+私にもサンタのプレゼント見守り)
12月総歩数   344,135歩= 240.9km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   5435,884歩=3805.1km