チャイコフスキー
交響曲第5番
指揮…ムラヴィンスキー
演奏…レニングラードフィル
好み度…4(5点満点)
アプローチとしては比較的一般的な類の中で、音のボリュームをいったん落としてから上げていく手法は、小さいフレーズで、大きいフレーズで、マメに行っており、テンポの変動も頻繁にあり、また、第2楽章や終楽章などは鳴らしどころはしっかり鳴らしながらもある意味さっさと快足気味に演じてムラヴィンらしい演奏にはなっているが、4番で聴かせた「好みは別としてやっぱりすごいな」と思わせるものはあまり感じない印象を受ける。終楽章の凱歌はレニングラードフィルの力で以って高らかに弦を響かせてくれてもよさそうなものだが、そうでもない。
このコンビだけに標準以上の仕上がりにはなっていると思うが、特に凄い、というものを感じるという域でもないように思う。もともとのハードルが高いという面はあるだろうけど。
交響曲第5番
指揮…ムラヴィンスキー
演奏…レニングラードフィル
好み度…4(5点満点)
アプローチとしては比較的一般的な類の中で、音のボリュームをいったん落としてから上げていく手法は、小さいフレーズで、大きいフレーズで、マメに行っており、テンポの変動も頻繁にあり、また、第2楽章や終楽章などは鳴らしどころはしっかり鳴らしながらもある意味さっさと快足気味に演じてムラヴィンらしい演奏にはなっているが、4番で聴かせた「好みは別としてやっぱりすごいな」と思わせるものはあまり感じない印象を受ける。終楽章の凱歌はレニングラードフィルの力で以って高らかに弦を響かせてくれてもよさそうなものだが、そうでもない。
このコンビだけに標準以上の仕上がりにはなっていると思うが、特に凄い、というものを感じるという域でもないように思う。もともとのハードルが高いという面はあるだろうけど。
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