ベートーヴェン
交響曲第5番「運命」
指揮…ブルゴス
演奏…ロンドン響
好み度…3.5(5点満点)
テンポの運びも響きも至って中庸。響きは録音の関係かとは思うがやや重みを欠く。
重み、緊張感、艶、特有の雰囲気、等など、いろんな面がそれぞれ今ひとつ、といったような印象もあるが、終楽章は力感を加えて素朴に堂々としたものも感じられ、アンサンブルも我流を出すのでなくスコアのよさをしっかり引き出してくれている感があって好ましいし、全編、変にいじっているところもなく、響いてほしい音もそれなりに響いて、決して悪くはなく良演とは思う。
例えば教室で、生徒に何の好みも押し付けることなく良質の運命を紹介したければこの演奏はよいのではないだろうか、といった印象。
リマスターした、響きに勢いを増した盤もあるが、ちょっと空洞感のある音になっていて、元の盤のほうが大人しい録音ではあるが、どちらかといえばいいように思う。
交響曲第5番「運命」
指揮…ブルゴス
演奏…ロンドン響
好み度…3.5(5点満点)
テンポの運びも響きも至って中庸。響きは録音の関係かとは思うがやや重みを欠く。
重み、緊張感、艶、特有の雰囲気、等など、いろんな面がそれぞれ今ひとつ、といったような印象もあるが、終楽章は力感を加えて素朴に堂々としたものも感じられ、アンサンブルも我流を出すのでなくスコアのよさをしっかり引き出してくれている感があって好ましいし、全編、変にいじっているところもなく、響いてほしい音もそれなりに響いて、決して悪くはなく良演とは思う。
例えば教室で、生徒に何の好みも押し付けることなく良質の運命を紹介したければこの演奏はよいのではないだろうか、といった印象。
リマスターした、響きに勢いを増した盤もあるが、ちょっと空洞感のある音になっていて、元の盤のほうが大人しい録音ではあるが、どちらかといえばいいように思う。
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