チャイコフスキー
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…ルービンシュタイン
指揮…ラインスドルフ
演奏…ボストン響
好み度…3.5(5点満点)
録音は冒頭から音が割れ気味ではあるが、ボストン響の古風で力強い弦による序奏は爽快。
続くピアノによる主題は他では聴かれないくらいに結構軽めに弾かれていて、ちょっと意表を突かれる。
その後も虚飾のないシンプルで美しいピアノではあるが、感情表現としては濃いものを感じずむしろその虚飾なさは淡白に感じるくらいであり、分厚く力強いオケの響きとちぐはぐな感も受ける。
第2楽章では自然体で美しいルービンのよさが聴かれるように思う。
第3楽章も、このやや目まぐるしく賑やかな楽章の中でルービンのよさが出ているようにもあまり思えない。
バレンボイム/ロンドンフィルとの皇帝では他の演奏に比しても分厚いオケに引けをとらない力強さも見せているのに、この盤の両端楽章では、どこか曲との、あるいはオケとのミスマッチを感じてしまう。
名盤とされることも多い盤であり、そんな風に感じるのも、この曲に求めるもののイメージが自分の中である程度固まっちゃっているからかもしれません。
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…ルービンシュタイン
指揮…ラインスドルフ
演奏…ボストン響
好み度…3.5(5点満点)
録音は冒頭から音が割れ気味ではあるが、ボストン響の古風で力強い弦による序奏は爽快。
続くピアノによる主題は他では聴かれないくらいに結構軽めに弾かれていて、ちょっと意表を突かれる。
その後も虚飾のないシンプルで美しいピアノではあるが、感情表現としては濃いものを感じずむしろその虚飾なさは淡白に感じるくらいであり、分厚く力強いオケの響きとちぐはぐな感も受ける。
第2楽章では自然体で美しいルービンのよさが聴かれるように思う。
第3楽章も、このやや目まぐるしく賑やかな楽章の中でルービンのよさが出ているようにもあまり思えない。
バレンボイム/ロンドンフィルとの皇帝では他の演奏に比しても分厚いオケに引けをとらない力強さも見せているのに、この盤の両端楽章では、どこか曲との、あるいはオケとのミスマッチを感じてしまう。
名盤とされることも多い盤であり、そんな風に感じるのも、この曲に求めるもののイメージが自分の中である程度固まっちゃっているからかもしれません。
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