チャイコフスキー
交響曲第5番
指揮…小澤
演奏…ベルリンフィル
好み度…4(5点満点)
小澤と言うよりベルリンフィルのチャイ5、が第一印象。
なので、分厚く、それでいて楽器間のバランス、アンサンブル、ソロの技量(第2楽章のホルンなんかもやっぱうまい)、活力、いろんなものがちゃんと整った演奏になっていると思う。
では小澤でなくてもよかったのかといえばやっぱりそうではなくて、多分小澤と言う指揮者は、表現するべきものとして自分の色とか想いとかより曲を美しく、があるから、結果として感銘とか色をあまり感じさせないが、この演奏でもチャイ5のよさ、ベルリンフィルのよさ、を引き出しているのはやっぱり小澤のように思うし、この盤では美しさにベルリンフィルの分厚さが足されて好盤になっているように思う。
ただ、響きは分厚く、フィナーレなんかもかなり大きく鳴ってるけどやっぱり不思議と熱は感じないあたりは小澤らしい。
感銘や感動を与えるといった類の演奏ではないかもしれないが、この曲のいろんなよさが聴かれると思うし、オーソドックスの中に良質の厚さと、結構特有の雰囲気も感じられて、よい盤と思う。
交響曲第5番
指揮…小澤
演奏…ベルリンフィル
好み度…4(5点満点)
小澤と言うよりベルリンフィルのチャイ5、が第一印象。
なので、分厚く、それでいて楽器間のバランス、アンサンブル、ソロの技量(第2楽章のホルンなんかもやっぱうまい)、活力、いろんなものがちゃんと整った演奏になっていると思う。
では小澤でなくてもよかったのかといえばやっぱりそうではなくて、多分小澤と言う指揮者は、表現するべきものとして自分の色とか想いとかより曲を美しく、があるから、結果として感銘とか色をあまり感じさせないが、この演奏でもチャイ5のよさ、ベルリンフィルのよさ、を引き出しているのはやっぱり小澤のように思うし、この盤では美しさにベルリンフィルの分厚さが足されて好盤になっているように思う。
ただ、響きは分厚く、フィナーレなんかもかなり大きく鳴ってるけどやっぱり不思議と熱は感じないあたりは小澤らしい。
感銘や感動を与えるといった類の演奏ではないかもしれないが、この曲のいろんなよさが聴かれると思うし、オーソドックスの中に良質の厚さと、結構特有の雰囲気も感じられて、よい盤と思う。