紅茶の一期一会

紅茶歴(だけは)10年以上の管理人が、
主に、購入した紅茶の感想を書いています。

ロイヤルコペンハーゲン(ROYAL COPENHAGEN) アッサム

2010-08-17 14:34:57 | アッサム
久しぶりな更新。
前の記事で更新しますみたいな事をほのめかした揚句これです。
ようやく一区切り付いた感じなので、更新です。

今回は久々の紅茶レポート。
最近音楽に偏っていましたが、これはなぜかと言うと、「手間」の問題が大きな理由です。
音楽なら、携帯プレーヤーというもので、いつでも何度でも聴けるので、感想が起こしやすい。

しかし、紅茶となると、淹れる手間がかかるし、場所も限られ、何度でも飲めるというわけでもない。

また、感想を書く時に用いる味覚表現というのが非常に難しい。
(音楽の表現が簡単といっているわけではない。味に関しては、当方の語彙が明らかに少ないということ。)
そうすると、感想をまとめきらないうちにお茶がなくなってしまうのですね。

お茶の数は割と飲んでいるため、ネタがないわけではないというところが心苦しいところ。


 『ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) アッサム』

今日はメーカーブレンドのアッサム。
メーカーブレンドの紅茶レポートは、分野的に今後充実させたいと思っているところです。

なぜなら、リーフルなどの特定茶園のお茶は年度が過ぎるとなくなってしまい、
レポートの有用性が比較的薄いような気がしているからです。
(一概には言えないかもしれないけど。)

この点、メーカーブレンドは、変わらないブレンドが長く売り出されるので、レポートを書く意味が大きいのかなと思っています。
それだけの価値がある内容のレポートを書いているかといったら、甚だ疑問なのですが…。

ということで(?)、ロイヤルコペンハーゲン。いわずと知れたブランド陶器メーカーです。
ブランドの力か、お茶の方も価格がすごい。60gで1575円。
リーフルのアッサムより高い値段設定です。

茶葉とは全く関係ないけれど、缶の蓋の裏にも白く美しい塗装がしてあるという凝った仕様。(普通は金属剥き出し。)
この蓋の裏に茶葉を載せると非常に綺麗に見えるので、茶葉を一時的に乗せるのにはいいかもしれない。
 
<茶葉>
大ぶりのフルリーフ。ゴールデンチップも豊富に含まれています。
茶葉の段階で、既に甘い黒糖のような香りがします。

<レシピ、蒸らし時間>
5g400ccを3分蒸らしで淹れました。

<水色>
深い紅色。

<香り>
黒糖、洋酒のような香りが強く出る。芳醇。

<味>
・甘み
強め。黒糖のような力強い甘み。

・旨み、コク
これも強め。非常に濃厚なコクを持つ。

・渋み
フルリーフの恩恵か、引っかかるような渋みは出ない。滑らかで心地いい。

・その他、味の特徴など
 全体的に力強い味わい。リーフルのアッサムは優しい味わいだが、それとは対照をなす。
 どっしりとして、安定感のある味。
 それでいて、口に含むと洋酒のような風味が口いっぱいに広がる華やかな印象。

 また、ミルクティーにすると、チョコレートのような味わいが感じられる。
 これには驚いた。

<まとめ>
かなり美味しいお茶だと思います。
コストパフォーマンスが取り立てて高いわけではないのですが、
味を考えるとある程度は納得出来ると感じました。

同価格帯で他メーカーのお茶を飲んでいる方は、たまには別のお茶を試すという感覚で選んでみると良いと思います。
初めての方でも、少々高くてもそれなりのアッサムを飲みたいという場合であれば、選ぶ価値はあると思います。


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