紅茶の一期一会

紅茶歴(だけは)10年以上の管理人が、
主に、購入した紅茶の感想を書いています。

感想:リーフル ダージリン 2011 オータムナル タルボ農園 ティッピークローナル DJ-566

2012-03-26 17:34:07 | ダージリン
ファーストフラッシュも出始めたこの時期にオータムナルのレポート。

<茶葉名>
ダージリン 2011 オータムナル タルボ農園 ティッピークローナル DJ-566

<メーカー>
リーフルさん。

<価格>
30g1575円。
リーフルさんのダージリンの中では中間の価格帯に位置する。

<レシピ、蒸らし時間>
3g300ccの割合で、蒸らし時間は5分。

<茶葉>
黒褐色の茶葉に、シルバーチップがそれなりに見受けられる。

<水色>
薄い橙色。

<香り>
南国フルーツ系のどっしりした甘い香り。
かすかに焙煎的な香ばしいニュアンスもある。
量はやや多めで、涼やかな印象。

<味>
・全体的な印象
爽やかで清涼感のあるフルーティーな味わい。
木の実系のほっくりとしたニュアンスもある。
甘みを伴った柔らかな渋みが優しい印象を作り出している。
やや甘み中心のバランスであるが、まとまりが良いと思う。

・甘み
やや多め。
コーンのような香ばしさと、優しさを持った甘み。
柑橘系の爽やかなフルーティーさも併せ持っている。

・旨み
必要十分にある。
とろりとした舌触りとともに、後に優しい甘みを残す、程よいバランス。

・渋み
ほどほどにある。
しかし、刺激が少なく、優しい性質のもの。
後にも引かない。

・その他
後味に、マスカテルフレーバーが優しくもしっかり残る。

冷めると、とろりとした舌触りが弱まり、
ややシャープかつ渋み中心のバランスにシフトする。
香ばしさや、南国フルーツ系の風味をより強く感じるようになる。
しかし、嫌な風味が出ることはない。

コストパフォーマンスはなかなか良いのではないか。

音楽感想:『Melodies Of Life featured in FINAL FANTASY IX』

2012-03-20 17:36:32 | 音楽系
当Blogからリンクしていた『茶イイナ』がなくなっていたことに、
Ananda cafe氏の指摘を受けて初めて気がつく。(指摘に感謝。)
ということでリンクから外しておいた。

『茶イイナ』のキームンが飲めなくなってしまったのは非常に残念である。

しかし、最近別の方のコメントにて高山茶というものを薦めていただいたので、
ちょっと別の世界にも手を出してみようかと思案中の今日この頃である。


さて、今日はゲームの楽曲『Melodies Of Life』という曲の紹介。

この曲はファイナルファンタジーⅨというゲームの主題歌である。
当方、ゲームの方はプレイしていないのだが、
友人に聞かせてもらった結果、感銘を受けて購入したという経緯のある曲。

作曲はファイナルファンタジーではおなじみの植松伸夫さん。
編曲は劇伴業界ではよく名の知られた浜口史郎さんという方。
ボーカルは白鳥英美子さんという方。

当方、ボーカル曲はあまり取らないのだが、この曲は素晴らしい。

繊細でゆったりとしたメロディ。
楽器構成は、ピアノ・クラリネット・弦楽器(3種)とギター、パーカッション、トランペット。
中心となっているのは、弦楽器が織りなす、明るく美しい音色。

楽曲全体にふわりとした包容力、優しさや暖かみがあり、自分のツボである。

こういう曲にありがちなのは、
進行が淡々としすぎてしまい、退屈になってしまうことである。

しかし、この曲はそうなっていない。
これは、ピアノとエレキギターの使い方によるものであろうと思われる。

まず、ピアノの動きにメリハリがある。
2番開始直後などは、分散和音的に奏でられ駆け上がるピアノが、
弦楽器を迎えに行くような流麗な展開で、実に素晴らしい。

さらに、少し鋭さのあるエレキギターの音が随所に顔を出し、曲を引き締めている。
エレキギターをこういう柔らかな曲に採用するのも珍しいが、
これが実に良いアクセントになっている。

弦の動きも、手を変え品を変えうまく絡ませてある。

ボーカルは、流れるような優しい歌い方で、楽曲に良く合っている。
日本語歌詞、英語歌詞の両方が収録されている。
私は、どちらかというと、流麗さが際立つ英語の歌詞の方が好みである。


久しぶりに感想記事を書くと、
上手く感想が出てこなくなっていることに気付かされる。

やはり、こういう頭も定期的に使わないとダメなのだろうな・・・。


○参考リンク
Amazon:『Melodies Of Life featured in FINAL FANTASY IX』