紅茶の一期一会

紅茶歴(だけは)10年以上の管理人が、
主に、購入した紅茶の感想を書いています。

感想:リーフル アッサム リーフタイプ 12セカンドフラッシュ アムグーリー農園 OR-432

2013-03-28 07:47:24 | アッサム
本日は紅茶レポート。

<茶葉名>
『アッサムリーフタイプ 12セカンドフラッシュ アムグーリー農園 OR-432』

<メーカー>
リーフルさんのお茶。

<価格>
50g945円と「リーフルの」アッサムの中では中間の価格帯に位置する。
アッサムとしては、なかなかいいお値段である。

<レシピ、蒸らし時間>
3g300ccを5分蒸らし。

<茶葉>
フルリーフの黒褐色の茶葉。
ゴールデンチップは、ほとんど見受けられない。

<水色>
深い紅色。

<香り>
焼き芋のような柔らかく赤みのある香りに、
花蜜のようなフラワリーなニュアンスを併せ持つ。
香りの量はほどほどにある。

<味>
・全体的な印象
口に入れると、花弁のように瑞々しく滑らかな舌触り。
その後、洋酒のような風味が、若干の香ばしさを伴って、控えめに立ち上がる。

アッサムにしては、繊細な軽めの飲み口。

暖かいうちは、甘み中心のバランスで、繊細な印象。
若干ふわふわとした物足りなさを感じる向きもあるかもしれない。
冷めるにつれ、旨み・甘み・渋みのバランスが整ってくるような感じ。

フラワリーかつ黒糖系の優しい後味を残す。

・甘み
やや強め。
フラワリーで、繊細な甘みがある。

・旨み
必要十分にある。
滑らかでウッディーなコクが、全体のやさしい印象を作り出している。

・渋み
若干少なめ。
刺激的な主張はない。
コクとよく溶け合っている。

・その他
冷めるにつれ、穏やかな渋みが主張するようになる。
これにより、全体のバランスが整ってくる印象。
地に足の着いた味わいが楽しめる。

また、若干スパイシーな表情を覗かせるようになる。

ミルクティーにすると、若干味が消え気味になる。
ミルクティーにはあまり向いていないかもしれない。
しかし、コクをはじめ、風味の良さはほのかに残る。


コストパフォーマンスはまずまずといったところ。

感想:リーフル ダージリン 2012 オータムナル タルボ農園 スペシャルチャイナディライト DJ-622

2013-03-20 14:10:03 | ダージリン
9ヶ月ぶりの更新です。

編集画面を開くのすら久しぶりという不義理ぶりです。
定期的に見ていただいている読者の方に、合わせる顔がありません…。

不更新期間中に頂いたコメントについては、
かなり遅まきながらではありますが、返信をさせていただきました。
長い間何も返信せず、大変申し訳ありませんでした。


ここ最近は、自分の考えたことを文章にする機会が、
法律の文章のみという状況でありました。

なので、気分転換に別の文章を書いてみようという、
なんともいい加減な動機での更新であります。


今回は紅茶レポートです。

<名前>
『タルボ農園 スペシャルチャイナディライト DJ-662』

<メーカー>
リーフルさんの茶葉。オータムナル。

<価格>
50g1575円と、リーフルさんのラインナップの中では、中間の価格帯に位置する。

<レシピ、蒸らし時間>
3gの茶葉に300ccの湯。5分蒸らし。

<茶葉>
黒褐色の茶葉と茶褐色の茶葉が半々といった感じ。

<水色>
淡い橙色。
オータムナルとしては若干明るめの水色。

<香り>
僅かに清涼感を伴った金木犀のようなフラワリーな香り。
香りの量は控えめだが、良質なもの。

<味>
・全体的な雰囲気
 口に入れると、とろりとした滑らかさが、舌を優しく包み込む。 
 その後、マスカットのような清涼感を持つ、甘くフラワリーな風味が立ち上がる。
 第一印象の優しい舌触りと、凛とした味の立ち上がりのコントラストが特徴的。

 全体的に、旨み中心のバランスで、味わいがよく解け合っている。
 
 後には、フルーティーな心地よさを残す。
 
・甘み
 若干弱め。
 とろみのある旨みと一体となって、優しい味わいに貢献している。

・旨み
 強め。
 とろりとした舌触りが印象的な、優しい旨み。

・渋み
 ほどほどにある。

 刺激的な主張は皆無。
 しかし、飲み応えがないということはなく、
 味全体をしっかりと支えている。
 良質な渋み。

・その他
 後味に、円熟したマンゴーのような風味をしっかり残す。
 僅かに爽やかさがあるため、ぼやけず、キレが良い。
 とろみがあるためか、後味が長く後を引く。

 冷めると、凜とした飲み応えのある味わいになる。
 旨み、甘みとのバランスも保たれており、1回で2度楽しめる。

 コストパフォーマンスはなかなか良いと思う。