紅茶の一期一会

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福島第一原子力発電所事故の「現状」と「今後」を知るための資料をまとめてみた。2

2011-03-28 13:46:10 | その他のWeblog
『福島第一原子力発電所事故の「現状」と「今後」を知るための資料をまとめてみた。1』に追記をした。
追記内容は以下のとおりである。


→追記(3月28日)
『ビデオニュース・ドットコム』にて、
『あえて最悪のシナリオとその対処法を考える』(2011年03月25日)という記事がアップされた。

Part1は64分で、主に福島第一原発の現在の状況・今後の事態の予測を、最悪の悲観論も含めて語ったもの、
Part2は178分で、主に今後の健康への対応と、内部被曝の危険性、計画停電の裏側について語ったものである。

上記で述べたとおり、私は今後の対応を考える上で「最悪」の事態想定が不可欠であると思っている。
よって、参考として、この記事を追記させていただく。

この動画で小出助教が「防災ということを考えるのであれば、悲観的な予測をしたほうが良い。」という発言をしている。
これには、私も全面的に同意である。生命を守ることができれば、「考えすぎ」で終わってもよいのである。


以下は、この番組中に出てくる言葉で、わかりにくそうなものを説明した資料などを中心に集めたものである。
まず、Part1について、番組最初に言われている『最悪のシナリオはどこまで最悪か』という論文はこちら

また、小出助教がおっしゃっている「主蒸気隔離弁」の図解はこちら
この図解は敦賀原発の定期検査結果の報告(「3.その他 (3)」)から引いたものだが、
「主蒸気隔離弁」の大まかな構造上の位置は理解いただけると思う。


次にPart2で、チェルノブイリの事故による立入禁止区域・放射線管理区域についての話が出てくる。
これを、セシウムの分布で見た地図が、
こちら(京都大学原子炉実験所『チェルノブイリ調査関連写真集:チェルノブイリ600km圏汚染地図』)

チェルノブイリ原発から北東200~300kmの立入禁止区域、600~700kmの放射線管理区域というのは、
おそらく、この地図の紫色・濃桃色のついている部分のことを指しているのではないかと思われる。

このように、放射能をもったダスト(ちり)が風向きによって、遠くまで届くという事態を考えなければならない。
この放射能ダストの動きのCGシミュレーションが、『ノルウェー気象研究所』のこのページに載っているので、参考にされたい。

番組中で、矢ヶ崎教授が福島のデータだけ計測不能と出ていると言っているものとして、
文部科学省の『上水(蛇口水)、定時降下物のモニタリング』のページ。

さらに、神保さんがおっしゃっている、
スウェーデン国立スペース物理研究所 山内正敏氏 『放射能漏れに対する個人対策』のページ
(なおこれは、外部被曝についてのみ当てはまるものであるらしいので、注意が必要。)


また、計画停電に関連して、
2003年に原子力発電所を止めた時、起こらなかった「3月危機説」についての記事はこちら(2003年3月4日付nikkei BP net)。

同じく、計画停電に関係するところで、東電の発電所の稼動停止状況につき、
東京電力のプレスリリース『東北地方太平洋沖地震による影響などについて 午前4時現在 平成23年3月27日』
「火力」発電所がかなり停止していることがわかると思う。

ちなみに、これら「火力」発電所の発電量は、東京電力『設備一覧』を参照。

地震学者の「石橋克彦」氏のページはすでに追記前の記事に載せておいたので、
こちらも参考にしていただければと思う。

福島第一原子力発電所事故の「現状」と「今後」を知るための資料をまとめてみた。1(追記3/28)

2011-03-21 11:44:25 | その他のWeblog
先日、当Blogで
『東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生。情報の「誠実」な発信が肝要。』という記事を書いた。

しかし、現状を見ると、原発関係の情報について、
政府・マスコミ(特にTV)が、「楽天的」な意見のみを発信している旨、見受けられる。

このような情報の「発信」が、果たして「誠実」と言えるのであろうか。
前述記事で、私は「誠実」な情報発信の条件として『3、「多数」の情報源を参照する。』ということを書いた。
「多数」というのは、「意見が異なる者」の情報を出していくことも含まれる。

TVの原発関連報道において、この「意見が異なる者」の情報の提供がほとんどないのは、あまりに危険である。
なぜなら、原発の帰趨は国民の「生命」にかかわる問題であるからである。
すなわち、「安全」の問題である。

にもかかわらず、政府・マスコミは、「安全」ではなく「安心」のために、楽天的な見解のみを発信している。
「安全」と「安心」どちらが大事なのであろうか。
そんなことはいうまでもない。

「安全」に決まっている。

「安心」というものは、あくまで「感情」の問題である。
それに対し、「安全」は、「生命」に直結する問題なのである。

「大丈夫、大丈夫。」と繰り返すが、「今」大丈夫であることをいくら発信しても「生命」は守れない。

「生命」を守るために発信すべきは、
まず「過去から「将来」にかけて、危険な状態が続いている。」ということである。
そして、将来起こりうる事象を、正確に整理・発信することである。

さらに、「生命」を守るためという観点をひとつ進めて、
政府に対し、最悪の事態想定の下、避難の準備(計画策定など)を進めるべきことを求めていくこと。
また、事態によっては、住民に対して避難を促すことではないか。

なぜ、このような報道を展開せず、「楽観的」な意見の紹介に終始しているのか。非常に疑問に思う。


そういうわけで、TV局各社が楽観的な意見に偏るのであれば、
私は、ある程度「悲観的」、もしくは「中立的」な意見を取り上げようと考えた。

まあ、当Blogごときの小規模のBlogが、何を言っても焼け石に水かもしれない。
しかし、この原発の話は、自分にも大きく関係のあることであるし、
なにより、国民の「生命」を守るために、何かせずにはいられないのである。




さて、前置きが長くなったが、以下に資料を列挙していこうと思う。

まずは、『ビデオニュース・ドットコム』というサイトに掲載されている、専門家たちのインタビュー・対談である。
このサイトは、会員の会費によって運営されているもので、基本的に動画視聴は有料である。

しかし、この以下に紹介する地震関連の報道については、『無料』で視聴できる。
非常にありがたいことである。
緊急時におけるジャーナリストとしての気概を感じる対応であると思う。


まず、原発の現状・今後を、19分ほどでコンパクトに語ったものとして、
『福島原発事故 京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏電話インタビュー』(2011年03月17日)という動画がある。
この動画で、原発事故状況の大まかな全体像が把握できるのではないか。

時間がある方は、前・後編合わせて160分ほどの動画になってしまうが、
『福島原発事故でわれわれが知っておくべきこと』(2011年03月15日)
という動画が参考になるのではないかと思う。

前編(100分)で、福島原発の現状と今後の事実認識、分析を行い、
後編(60分)で、放射線から身を守る方法を詳細に説明するというものである。

ちなみに、後編の最後で言っている、『放射線医学総合研究所(放医研)』のホームページはこちら
放医研のページは、被爆への具体的な対処方法などがよくまとまっていると思う。



次の資料は、『ビデオニュース・ドットコム』からは離れる。
全部で45分になるが、『ニュースの深層』(朝日ニュースター)というTV番組である。

通常の被爆と体内被曝の違いが、割と分かりやすく解説されているのではないかと思う。
(ちなみに、この2種類の被曝の違いを理解することは、被曝への対処法の理解につながるなど、非常に重要なことである。)

YouTube→
ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」1/3
ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」2/3
ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」3/3

この番組の中で言っている、ドイツ人が解析したという放射能雲の動画はこちらと思われる。(定かではないが。)

ちなみに、この番組の中で名前の出てくる、『石橋克彦』氏のホームページはこちら(『石橋克彦の歴史研究のページ』)。今回の地震についての彼の意見も、こちら(石橋克彦 私の考え『2011年東北地方太平洋沖地震による「原発震災」について』)にある。

また、同じくこの番組で名前の出てくる『広河隆一』氏のホームページはこちら(『HIROPRESS.net』)
なお、上記ホームページ休載に変わり、広河氏が近時寄稿しているブログはこちら(『DAYSから視る日々』)


以上、比較的中立、悲観的な論調の動画を紹介してきた。
ただし、当然のことであるが、状況は刻一刻と移り変わっていく。
よって、判断のためには、新しい情報も入れていくことも必要であるということを付言しておく。



最後に、私が参照した書籍を挙げておこうと思う。(敬称略)
Amazon→
桜井淳『原発のどこが危険か』(朝日新聞社)
田中三彦『原発はなぜ危険か』(岩波書店)
広瀬隆『原子炉時限爆弾』(ダイヤモンド社)



かなりまとまりのない記事になってしまった。

しかし、この記事が、様々なニュースソースへの接触のきっかけになれば、
また、福島第一原子力発電所事故の「現状」と「今後」を考え、
各自の今後の具体的な行動を考えるため、参考になれば幸いである。



→追記(3月28日)
『ビデオニュース・ドットコム』にて、
『あえて最悪のシナリオとその対処法を考える』(2011年03月25日)という記事がアップされた。

Part1は64分で、主に福島第一原発の現在の状況・今後の事態の予測を、最悪の悲観論も含めて語ったもの、
Part2は178分で、主に今後の健康への対応と、内部被曝の危険性、計画停電の裏側について語ったものである。

上記で述べたとおり、私は今後の対応を考える上で「最悪」の事態想定が不可欠であると思っている。
よって、参考として、この記事を追記させていただく。

この動画で小出助教が「防災ということを考えるのであれば、悲観的な予測をしたほうが良い。」という発言をしている。
これには、私も全面的に同意である。生命を守ることができれば、「考えすぎ」で終わってもよいのである。


以下は、この番組中に出てくる言葉で、わかりにくそうなものを説明した資料などを中心に集めたものである。
まず、Part1について、番組最初に言われている『最悪のシナリオはどこまで最悪か』という論文はこちら

また、小出助教がおっしゃっている「主蒸気隔離弁」の図解はこちら
この図解は敦賀原発の定期検査結果の報告(「3.その他 (3)」)から引いたものだが、
「主蒸気隔離弁」の大まかな構造上の位置は理解いただけると思う。


次にPart2で、チェルノブイリの事故による立入禁止区域・放射線管理区域についての話が出てくる。
これを、セシウムの分布で見た地図が、
こちら(京都大学原子炉実験所『チェルノブイリ調査関連写真集:チェルノブイリ600km圏汚染地図』)

チェルノブイリ原発から北東200~300kmの立入禁止区域、600~700kmの放射線管理区域というのは、
おそらく、この地図の紫色・濃桃色のついている部分のことを指しているのではないかと思われる。

このように、放射能をもったダスト(ちり)が風向きによって、遠くまで届くという事態を考えなければならない。
この放射能ダストの動きのCGシミュレーションが、『ノルウェー気象研究所』のこのページに載っているので、参考にされたい。

番組中で、矢ヶ崎教授が福島のデータだけ計測不能と出ていると言っているものとして、
文部科学省の『上水(蛇口水)、定時降下物のモニタリング』のページ。

さらに、神保さんがおっしゃっている、
スウェーデン国立スペース物理研究所 山内正敏氏 『放射能漏れに対する個人対策』のページ
(なおこれは、外部被曝についてのみ当てはまるものであるらしいので、注意が必要。)


また、計画停電に関連して、
2003年に原子力発電所を止めた時、起こらなかった「3月危機説」についての記事はこちら(2003年3月4日付nikkei BP net)。

同じく、計画停電に関係するところで、東電の発電所の稼動停止状況につき、
東京電力のプレスリリース『東北地方太平洋沖地震による影響などについて 午前4時現在 平成23年3月27日』
「火力」発電所がかなり停止していることがわかると思う。

ちなみに、これら「火力」発電所の発電量は、東京電力『設備一覧』を参照。

地震学者の「石橋克彦」氏のページはすでに追記前の記事に載せておいたので、
こちらも参考にしていただければと思う。

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生。情報の「誠実」な発信が肝要。

2011-03-17 08:57:54 | その他のWeblog
遅まきながら、災害を遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。


さて、かくいう私も災害の「情報」を集めているのだが、
特に、「TV」について「情報が錯綜する」とはこういうことかと思った次第。

というのも、古い情報を繰り返し報道する中で、新しい情報が提供されるため、
矛盾した情報が同時に流れることがあり、どちらを信用すべきかわからなくなるのである。

これを防ぐため、各情報について「初出日時」をつけるべきではないかとも思う。


災害時の活動においては、「情報」の受け渡しが極めて重要な意味を持つ。
「情報」の「発信」「受信」如何で、救助活動が成功することもあれば、パニックが起こることもある。

そこで、その「情報」について重要だと思う点を書いておく。
それは、

1、「事実」「意見」をしっかり区別して、話し・聞くこと。

2、「不確実」な事柄と「確実」な事柄を区別して、話し・聞くこと。

3、情報源は「多数」の情報源を参照すること。


である。


1・2は重複する部分もあるが、具体的に言うと、
1…
 ○○が現に起こった。→「事実」
 ○○が起こると思う。→「意見」

2…
 △△の恐れがある。→「不確実」
 △△が100%ある。→「確実」

「事実」と「意見」、「不確実」と「確実」は天と地ほど異なっている。
これらを混同すれば、事実誤認が生ずるのは当然である。

さらに、事実誤認に陥っていることに気付くため、
また、情報が正確であることを担保するために、
3のような情報のクロスチェックが、一定程度有効である。


上記注意点は、ブロガーの皆さんをはじめ、
情報を「発信」する者は、日々心がけていることであろうと思うし、
情報を「受け取る」場合においても、
意識的にしろ無意識的にしろ、上記のように受け取っていると思われる。

しかし、非常時に置かれると、ついこれを忘れがちになる。
そうなると、「情報」に振り回され、冷静な判断をしにくくなる。

また、情報を「発信」する側も、上記のことを踏まえて情報発信する必要がある。
でなければ、無用の混乱を生み、死者まで出かねないような事態が起こりうる。


「無責任な放言をしない。」


孔子様も論語の中で強調され、常識としても当然のことではあるが、
非常時においては特に強調しておくべき点であると判断し、記事にした次第である。


○参考リンク
・ホームページ「論語の世界」

・Amazon
 『論語物語』下村湖人(講談社学術文庫)

 『新訳論語』訳:穂積重遠(講談社学術文庫)

音楽感想『NOIR(ノワール) オリジナルサウンドトラックⅠ』

2011-03-11 10:08:49 | 音楽系
本当は別のサントラのことについて書く予定だった。
「With Ribbon」という美少女ゲームのサントラである。

「安瀬聖(ANJE HIJIRI)」さん目当てで購入したものだ。
しかし、どうも印象が薄めで、書く意欲が起きなかった。

そんな調子で、CDの整理ついでに古いCDをいくつか聴いていたら、
今日のお題のサウンドトラックに行き着いた。

まあ、「掘り出し物」というやつである。(自分のCDなのに。)


この「NOIR」(ノワール)というアニメのサウンドトラック。
(2枚あるうちの、1枚目のサントラ。)
作曲は「梶浦由記」さんである。

当方、この梶浦さんの音楽は、割と好みなのである。
きっかけは『ゼノサーガⅡ』かなにかだったかと思う。

以前、当Blogでも、アニメ『ツバサ・クロニクル』のサントラを取り上げた事がある。(拙著記事はこちら。)

現在進行形のアニメで行くと、
今をときめく(?)『魔法少女まどか☆マギカ』の作曲を手がけている方である。


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ちなみに当方、梶浦さん目当てで『魔法少女まどか☆マギカ』を見始めた。
その結果、アニメの「内容」の方にどハマりしてしまっている。

これは本当に『凄い』アニメだと思う。
あるものの言葉を借りれば「『凄い』という表現は控えめすぎる。」
まさに「外見にだまされてはダメ」なアニメ。

そして、お勧めはしない。
見ればその意味が分かるのではないかと思う。
しかし、積極的にはお勧めできない。

見て文句を言ってきても私は知らない。

だが、このアニメが放映されている時代に生きていることを
心から感謝する者が、僅かではあるが、存在すると思う。

あなたはどちらだろうか。

私は間違いなく後者である。

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話が逸れた。梶浦さんの紹介に戻る。

梶浦由記さんの音楽についての印象は、
民族的な雰囲気を持つメロディ、サウンドを持つが、
何とも素朴な味わいのある楽曲
を作られる方という印象である。

しかしながら、この「NOIR」というサウンドトラックは、
そういった印象の枠を超えた、「多彩」な楽曲群に仕上がっていると思う。

巷では、
『この「NOIR」のサウンドトラックこそが、梶浦さんのCDの最高傑作である。』
という呼び声もあるようだ。

これは、この楽曲の多彩さに由来するところもあるのではないか。

確かに、梶浦さんらしいといわれそうな、
民族的楽曲に疾走感を持たせたような音楽もある。

しかし、他にもメキシカン的な雰囲気あり、イタリア的な雰囲気あり。
かと思えば、教会音楽のようにゴシック的な音調のもの、童謡のように素朴な美しいメロディーの音楽などもある。
また、そういった言葉ではくくりきれないような複雑な楽曲もある。

それでいて、耳馴染みがいい音楽に留まろうとせず、
音楽を前面に出そうとするような尖った部分もある。

実におもしろいサウンドトラックである。


6.はシンプルでありながら、淡々と孤独を歌い上げるような感じがなかなか好みだし、
8.はスペイン舞踊のような軽やかさに寂しさが含まれているようで、これまた好きである。

9.は素朴で哀しい感じのメロディー。
それでいて、上品さ、粗暴さが内包されているような複雑な楽曲。

17.は、梶浦さん好きにはたまらないといった感じの楽曲ではないか。
民族的なサウンドと疾走感、途中転調がかなり美味。
しかし、最後があまり綺麗でない。この最後がなければイチオシなのだが・・・。
演出上のものだと思うのだが、楽曲的には残念なところ。


こういった多彩な楽曲の中でも、自分イチオシの曲は、
『4. canta per me』『7. solitude by the window』『14. zero hour』『18. きれいな感情』である

4.などは、こう来るとわかっていてもやはり好みである。
モノトーン調で哀愁があって、心地よい楽曲なのだが、
どこかに連れて行かれそうな感じの微妙な不安定感との調和が美味。

7.14.は、童謡的で素朴な美しいメロディーの曲。
素朴な中に悲しみが入っているような感じの曲が、何とも琴線に触れる。

そして、最後に収録されている『18.きれいな感情』
これが、非常に素晴らしい楽曲なのである。

作曲は『新居昭乃』さんという方。
この人の曲は初めて聴いたのだが、この曲はかなり好みである。

素朴なのだが、何かにじみ出るような味わい深さを感じる。

一聴すると、暖かで落ち着いた感じ。
サビの入りなども滑らかで、過度に強調する感じもない。
それでいて、何ともアンニュイな味わい深さがあるのである。

多彩な楽曲群を収録したこのサウンドトラックの締めにピッタリの曲だと思う。


多彩な味わいがあり、それでいてなぜか統一感のある楽曲群。
非常におもしろいサントラであった。

なぜ買ってすぐ気付かない。(For自分)

しかし、こういうことは良くある。
音楽の感想は、その日の気分によって随分と変わるからだ。
なので、私はCDを買って「すぐに」感想を書くということは避けている。

だから、自分の感想記事は、音楽シーンの流れについて行くことが出来ない。
まあ、そんな流れなどどうでもいい。

このサウンドトラックも、そういう流れとは無縁のCDだと思う。
しかし、異彩を放つ存在感がある、そんなCDであった。


○参考リンク
・Amazon「ノワール ― オリジナル・サウンドトラック」
→試聴が出来るようなので、良ければ聴いてみて頂きたい。

・拙著記事『感想「ツバサ・クロニクル」 オリジナル・サウンドトラック Future Soundscape II』
→『ツバサ』のほうが、良くも悪くも「無難」な仕上がりになっているという感じがする。

・TVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』公式ページ

無料版Gooブログで、簡易のアクセス解析を使う方法を発見した。(BlogToy)

2011-03-01 08:25:04 | その他のWeblog
前回『Gooあしあと』サービスの終了によって、このBlogを移転するという話をした。
アクセス解析が使えなくなるという理由である。
特に、「検索ワード」の解析結果は、自らの執筆意欲に影響がある。

よって、FC2に移転しようと思ったのだが、
『Gooあしあと』サービスが終了した後に使えるアクセス解析ツールを発見した。

これが紹介されていたのは、『HYPERSPACE UNIVERSE NEWS』というブログでである。

『gooブログ無料版でもアクセス解析 その1』
『gooブログ無料版でもアクセス解析 その2』

そのアクセス解析ツールがあるのは、『BlogToy』というページである。
このページにあるツールをBlogに貼り付けると、簡易アクセス解析機能が働く。
自分は、一番手軽そうな『ブンブンカウンター』を貼ってみた。

『ブンブンカウンター』をGooブログに貼れること自体は、前から知っていた。
しかし、これに簡易アクセス解析機能がついているとはまったく知らなかった。
(一応『BlogToy』のこのページには書いてあるのだが、あまり目立たない…。)

「簡易」アクセス解析といっても、機能としては、

・アクセス数(日別、時間別、ページ別)
・リンク元(リンク元、検索エンジン、検索ワード)
・訪問者の情報(リモートホスト、OS、ブラウザ)

と、自分としては十分な内容のものである。
(アフィリエイトなどをやっている方には不十分なのだろうが。)
というより、『Gooあしあと』より高性能である。(ページ別アクセス解析に「記事名」で載らないのだけが残念。)


Gooブログサイドバーに貼れる、数少ない(自分の知る限り唯一の、検索ワードを含む)アクセス解析ツールとして、
この『BlogToy』のパーツは、もう少し有名になってもいい気がする。

何はともあれ、このページを記事にしてくださった、上記Blogの管理人の方に感謝申し上げたい。

これで、Gooブログからの移転話は白紙に戻すことができる。
よって、ブックマーク(リンク)のほうも、当Blog(http://blog.goo.ne.jp/19shisyou88)にしていただければと思う。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。