紅茶の一期一会

紅茶歴(だけは)10年以上の管理人が、
主に、購入した紅茶の感想を書いています。

ポータブルCDプレーヤー『SL-S550』が不調に・・・。

2011-06-10 18:23:30 | その他の音楽機材
タイトルの通り。
う~む・・・困った・・・。

『SL-S550』は、Panasonicの出したポータブルCDプレーヤーである。

もう10年以上前の製品ではないかと思う。
「うきょうたかしのPCDP&CD日記」さんのページ)によると、
「1992年の発売」とあるから、約20年前のものということになるのか。

確か、ジャンク屋で500円くらいで転がっていたものを買ったのだが、
なかなかどうして、『ER-4S』との相性がよく、度々用いていた。
メインのSTAXのシステムとはまた違った、面白さのある鳴り方をする。

デジタルオーディオプレーヤーも持っているのだが、音の密度が全く違う。
いまやポータブルCDプレーヤーなどは、斜陽の産物なのかもしれないが、
この力強く生き生きとした音を聞いてしまうと、やはり存在意義があると思ってしまう。

このCDプレーヤーのDACは、松下お得意の『MASH』である。
自分のイメージとしては、『MASH』搭載機は優しく繊細な音を出す印象があった。

しかし、なぜかこの『SL-S550』は芯のある、押し出し感の強いサウンドを出す。
押し出し感と引き替えに、透明感と音色の美しさを犠牲にすることもない。

これに『ER-4S』をつなぐと、『処女が脱兎の如く』鳴るのである。

だが、最近、特定の音が鳴るときに雑音が混じるようになってきた。
どうも、中域より少し下の音が鳴るときに生じるようだ。
ジャリジャリと音にまとわりついてきてどうにも困る。

このページにコンデンサの表が上げられているので、
久しぶりに半田ごてを握って、修理に挑戦するのも良いかもしれない。

しかし、直るかどうかも不明であるため、買い換えにしてもいいが、
こういう音のポータブルCDプレーヤーが現行機で存在するのかはわからない。

オーディオ機器は、新しければいいというのが当てはまらない世界なので、
直すか、新調するか、実に悩ましいところである。

いっそ自然に治ってくれないだろうか(爆)。