紅茶の一期一会

紅茶歴(だけは)10年以上の管理人が、
主に、購入した紅茶の感想を書いています。

PREMIER'S TEA ダージリン オリジナルキャディー ダージリン FTGTOP-1

2005-11-29 19:55:42 | ダージリン
『PREMIER'S TEA オリジナルキャディー ダージリン FTGTOP-1 125g 1250円』

成城石井で売っていました。

さっそく淹れて飲んでみました。(6g 400cc 3分で淹れました。まあ参考までに。)

香りはなかなか上品で優しい感じです。
ただマスカテルとはぜんぜん違いますが。

味の方ですが、なんか独特な風味があります。
これは・・・ウメっぽい感じ?
このウメの風味も、ダージリンの特徴なんですかね?
有識者の意見も聞いてみたいところです。

わたくし実は・・・相当な梅干し嫌いです。

まあそんなわけで、いろいろ自分の『スイートスポット』にハマる淹れ方を試していたんですが、ちょっと気づいたことが。
沸騰直前のお湯(普段は沸騰したお湯)で3分蒸らすと『甘み』が出ます。

いや、ほんとにスイートになるとは・・・。
梅の風味も若干弱まり、なかなか優しい風味に早変わりです。
ただ少したるい感じがします。蒸らしを4分にすると違うのかも。

でも、結局ウメの風味はあるので、
個人的にはあまり気に入らないという結果になりました。

もし、いい淹れ方を発明したら(?)またお知らせしますけど、
今のところはいまいち芳しくないですね。

えいこく屋 ダージリン オーガニックダージリンティー セリンボン茶園

2005-11-04 20:05:56 | ダージリン
 さて、久しぶりのマジメ紅茶レポートです。

『えいこく屋 オーガニックダージリンティー(セリンボン茶園元詰め) 80g 800円』

今回のはえいこく屋のダージリンで、セリンボンというところで取れたもののようです。

えいこく屋っていうのは馴染みがないかもしれないですが、
名古屋にある紅茶屋では結構有名だと思います。

本店は覚王山というところにあるのですが、
行く機会の多い名古屋丸栄の地下に結構いろんなものが売ってたりするので、良く買います。

セリンボン茶園というのは、無農薬のお茶栽培で有名な伝統ある茶園です。
なんか茶の木だけじゃなくて、他の木を植えてみたり、テントウムシや薬草などで害虫駆除をしたりと
自然の生態系の中でお茶を育てることを理想としているようです。

前置きが長くなりましたけど、本題に入ります。

まず、茶葉自体の香りは、なんといいますか・・・結構キツイ・・・。
和菓子の餡(あん)に過度の香り付けをしたような香りがします。
なんか例えが変ですが。こういう茶葉に香料を使ったりすることってあるのでしょうか?

有識者の意見を聞いてみたいところです。

とりあえず半信半疑で淹れてみたところ、淹れた後の香りはなかなかイイです。
非常にダージリンらしいというか、青っぽい若々しい香りです。
香りの傾向としては、果実が熟したようなというか化粧品のような芳香です。

味のほうも、渋みも少なく飲みやすいと思います。
ただ、この化粧品のような香りはかなり強いので、これで好みが分かれると思います。
私はなかなか好きです。自然な感じの香りを求めるならフォションの方が良いような気がしますけどね。

香りが割と強いので、そこが許せるならなかなかよいものだと思います。

「AQUA・ARIA」~せかせかした世の中に『ほっ』とする漫画~

2005-11-03 20:07:17 | その他のWeblog
今回は漫画です。
『AQUA』『ARIA』という漫画をご存知でしょうか?
なんかマニアック的な位置づけの漫画のようですが・・・『萌え』というよりは違うものを感じました。これは久しぶりにヒットです。
火星に造られた『ネオ・ヴェネツィア』(水の都で田舎っぽい)の水先案内人に成るのを目標にがんばっていくという、なんとも現実離れした話。なんですが、
なんていうかなぁ・・・この漫画の中では異常なくらい人間が綺麗です。人格的に美しいという意味ですね。
今まで私が読んできた(というか気に入った)漫画といえば・・・

『ジョジョの奇妙な冒険』

『賭博黙示録カイジ』

なんつーか・・・
いろんな意味での割合が多いのばっか・・・。(人格的に黒いというのは必ずしも当てはまらない所もある。)

話を戻しますが、この『AQUA』と『ARIA』という漫画は、とにかくさまざまなものが綺麗に表現されています。
人間が綺麗なのに嫌らしさをほとんど感じませんし(後のほうはちょっと苦しい。少し説教くさいような気もします。)、舞台も私の好きな田舎です。
絵が綺麗なこともあいまって、素晴らしい作品に仕上がっていると思います。
そして日常のありふれた(?)情景を描いているところも非常にポイントが高いところです。
私的にはドラマティックな(?)激しい展開のお話には正直言ってもう疲れきっています。
そんな私に、非常に心に訴えるものがありながらも、なごやかな感じのこの漫画は相性がよかったようです。

秋の夜長に読書といいますが、よい漫画だと思いますので、一度静かなところで読んでみてはいかがでしょうか。