専属ヘアデザイナー、メリーさんの手により、
ころっけがプリティー&ゴージャスになりました。
って、この辺の筆致は、とてもマトモなヒトとは思えませんな。
まあ、そーゆーこと。
なかなかに可愛らしい。
と、飼い主は思ふ。
で、メリーさんはいつも耳に飾りを付けてくれます。
今回はこれ。
クリスマスムード満載なのだ。
キレイキレイしてもらったのがわかるのか、
本人もちとおすまししてます。
自慢のサイコロマークも浮き出て参りました。
そんな彼女が先日、褒められました。
いつもの「ANIJU」。
テラスでだらだらしてると、品のよろしい熟女たちがやってきて、「まあ、可愛い」と嬌声。
こんな時、ころっけは実に巧みに歓心を得るタイプで、
お手をしたり、伏せをしたりとおおはしゃぎ。
若干ミリタリーな出で立ちの私は、その存在をかき消しておりました。
その後、今度はいかにもお金持ちそうな初老の紳士が。
「この犬は高いんよねえ。うんうん。わしゃ、知っとる。
うちにもアメリカンコッカーがおったけえ、よう知っとる」。
そうぶちかまし、1000万ペソ超のメルセデスCLSに乗り込んでいきました。
イングリッシュコッカーなんですけど…
ってな具合で、ちとセレブっぽい昨今のころっけですが、
やはり地金は出るもの。
珈琲と突き合わせのチーズが出てきたらもうイケマセン。
「ちょうだい」「ねえ、ねえ」とばかりに、実にしつこい。
吠えはしないんですが、無言の圧力とゆーか。
「ダメなの。これはお父さんのなの」。ぶつぶつ漏らす四十オトコ。
そして、なおも凝視してくる偽セレブ犬。
さらにここまで迫られると…
結局、根負けして、ちょっとだけあげてしまう私である。
なーんてことをしながら、私たちの週末は過ぎていくのでした。
「お父さんとじゃ退屈だから、誰か一緒に遊びましょ!」
セレブな彼女はそう申しております(笑)