HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

宝物がザックザク!

2006-03-27 14:06:22 | 日記・エッセイ・コラム

週末、奥さんの実家、山口に帰った。20060327_505_1

「金魚用として使う火鉢を探すよろし」。

そんな奥さんの号令の下、蔵ざらえである。

すると、何じゃこりゃ的なシロモノがザックザク。

いやあ、旧家恐るべしって話である。

明治の漆器とか、軍事教練本とか、20060327_511_1

何よこれって感じのブツがいっぱい。

日本刀やら軍刀やら、銃刀法違反っぽいモノも大量に。

何でも鑑定団に出せばいいんじゃないの、ってシロモノばかりである。

その極めつけが、火縄銃である。

チビは興味津々。お義父さんに使い方を習っていた。

しかし、覚えてどうする…

ぐっと新しいモノでは、エレキギターも。

陶酔した表情でかき鳴らすチビである。 20060327_512

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そして、お目当ての火鉢も、無事見つかった。

底をセメントで補強してくれるお義父さん。

重いモノを運ぶ以外、何も出来ない婿殿は、

ただただ頭を下げるのみである。


「ちょいワルおやじ」で行こう!

2006-03-24 19:11:58 | 健康・病気

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巷を席巻しているようだ。

そう言えば、先日ゲットしたスカジャンも、そんなテイスト。

ふらふらと立ち寄った「DIESEL」でその存在を知り、

代官山店からお取り寄せしたものだ。

ボディはブラック、アームはゴールド。

リバーシブルで、もう一方はレッドである。

お前は、マイケル・ジャクソンか(IN 「スリラー」)!!

あまりにマトモではない。

奥さんは眉をひそめている。

そんなブツを身にまとい、平然と職場に現れる私。 Dvc10241_1

周囲は特に何も言わないというのも、スゴイ話だなあ。

みんなスーツ姿のフツーの会社なのにね。

で、そんな私だが、

かなり本気で「ちょいワルおやじ」を目指している。

「ちょいモテおやじ」ではなく「ちょいワル」である。

ただ、見た目ではない。

かといって、精神性とか、生き方とか、そんな高尚なものでもない。

「体がちょっとだけ悪いけど…」的なおやじなのである。Dvc10237

多少健康不安はあるが、まあ、なんとかしのいでいる―

そんな状況を維持していきたいと考えているのだ。

もともと、ぶっ壊れた身。

何とか「ちょいワル」程度で現状維持を続け、

「極悪オヤジ」を回避したいのである。

そのためには運動療法も必要だろうし、

詰まらぬ自負心や一時の感情にながされず、フニャフニャと生きることも肝要。

まっこと品のないスカジャンを前に、あらためてその意を強くした次第である。

数少ない盟友たちも、そんなに調子がいいわけじゃない。

「ちょいワル」キープを呼びかける私なのだ。

で、スカジャン。

やっぱ下品はいいなあ。チビにも買ってやろう(笑)。


奥さんとPIZAの巻

2006-03-23 14:26:43 | 食・レシピ

辛いモノ好きの私だが、ピザも滅法好きである。Dvc10211_1

食餌制限の身なので、あまり食べちゃいけないんだろうけど。

先日、奥さんのお供で繁華街に。

チビはお留守番でした。

「そば亡者」のチビがいないのをいいことに、「おいしいものでもたべようか♪」。

ピザ専門店の「PizzaRiva(ピッツァリーヴァ) チェントロ」に参りました。

http://www.pizzariva.com/

しかし、なぜにそんなにピザが好きなのだろうか。

東京時代、昼間っからダチと日比谷で映画鑑賞。

4時ごろから飲み始め、銀座でまずピザ。

いい加減できあがったころ、「馴染みの店に連れてってやる。新宿に行こうぜぃ」と私。

わけのわからないポリネシアンパブ「TIKI TIKI」(懐かしいっ!てヒト、いるでしょ?)にGOである。

で、そこでも大量にピザを頼んだらしい…。

すっかり上機嫌だった私である。

翌朝、結構ヨレヨレで起きた私の前にあったのは、2000円分もの菓子パン。

どうも、歌舞伎町辺りで買ったらしい。Dvc10209

さらに、何やら怪しいモノが光っている。

工事現場に置いてあるピカピカ光る警告灯である。

「どうしてこんなものを持って帰ったの?」。低い声でうなる奥さん。

当時、幼稚園にチビを送っていた私は、

チビと手をつなぎ、そして警告灯を担いで登園。

周囲の好奇な目にさらされながら、途中の工事現場にブツを返しに行ったのであった。

おっと、そんなことはどうでもいい。

話は、PizzaRivaである。

石焼き釜の本格ピッツェリアだ。

Vera Pizza (真のナポリピッツァ協会)205番目の会員でもあるそうだ。

オーダーしたのは、水牛の乳からなるモッツァ レッラ チーズのピザ。

ホクホクしてて、濃厚で、まことに結構な味でございました。

奥さんも満足そう。彼女には珍しく、「もう一枚頼もうか」なぞとおっしゃっていた。

確か2000円近い、結構な値段なんだけど、

コストパフォーマンスが悪いとは思わない。オススメである。

あえて付け加えるなら、

この店で酔っぱらっても、いろんなモノを持って帰らないことである。


ありゃりゃ、世界一じゃん! WBC!

2006-03-21 15:40:49 | プロ野球

いやあ、勝っちゃった、王JAPAN!Dvc10230

この辺、タイトルから何から、

やたらめったら「!」でありますな。

ホント、めでたいお話である。

まあ、乗り遅れたヒトや、

何か言いたいタイプの方々からは、

「投球制限があるのは野球ではない」とか

「アメリカでの関心度は低い」とか、

いろんな声がありますが、

こうなると余裕で黙殺できますなあ、ククッ。

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お国柄の出るいろんな振る舞いがあっただけに、

溜飲が下がる展開だった。

みんなで盛り上がれたという意味で、

王JAPAN、大いに結構な話である。

映画館でも、飲み屋さんでも、そしてわが家でも、

WBCの話で盛り上がってたモノなあ。

「トリノ」を遥かに凌駕したような気がするな。

今となっては、「デービッド主審」もグッドキャスト。

ストーリー的には、絶妙な味付けだったよね。

ただ、王JAPANはいいんだけど、

「日の丸のために」とか「三度続けて負けちゃいけない」とか、Dvc10228

そういった「感覚」はイヤな私である。

考え過ぎかも知れないけど、

これ以上ない「幸福な共通体験」だからこそ、

油断してはならないと思う。

全体主義やら精神主義やら、

そんなのはいつの間にか忍び寄ってくるのだから。

まあ、そんなカタイ話はいいか。

で、イチローに思ったこと。

プレーはホントに凄かったけど、

いかに何でも、しゃべりが芝居がかってない?

いちいち、あまりにタメ過ぎ。「お前はみのもんたか」ってな話である。


火鍋な夜

2006-03-20 14:42:20 | 食・レシピ

こう見えても、私は火鍋にはうるさい。Dvc10224_2

本場中国でその味を覚え、

銀座の「天丹」やらでしょっちゅう喰っていたのである。

って、まあ、何度も喰ってきたってだけなんだけどね。

そんな私に天の配剤である。

行きつけの四川料理店「老四川」(http://hamanet.jp/kaishoku/detail.aspx?txtKshopcd=353(快食COMより)が、火鍋屋を新たにオープンすることに。

開店前に、堂々の試食会。

「忌憚なき意見をどうぞ」とのまことにおいしいお話だ。

私が火鍋と出会ったのは4年前だ。

中国の政府観光局の招きで、河南省辺りを大名旅行。

『中国中東部に位置する河南省。

けんらんたる王朝文化の舞台だった洛陽、開封、安陽の三古都に加え、

恵まれた自然景観は、訪れた人々をひきつけてやまない。

「天然の歴史博物館」とも称される黄河文明発祥の地をめぐった』

なぞと、当時、書いたモノである。

で、開封辺りで喰ったんだよなあ。

赤いスープには唐辛子が山ほど入っており、中味もナマズとか。

なかなか衝撃的でありました。

帰国後、銀座辺りで探し回り、同行したメンバーと懐かしがりながらよく喰ったなあ。

で、話は戻る。

まず出てきたのが、これ。Dvc10217_2 Dvc10218_1Dvc10219_1

豚モツやら耳やら、鶏やら。

これがまたスパイシーでおいしいのだ。

この店は、本場の味がウリ。

香辛料なぞも向こうもので、料理もかなーり本格的。

いわゆる街の中華料理とは違うのである。Dvc10221_2

まあ、そっちはそっちでいいんだけどね。

で、最初のお鍋は「海鮮鍋」。

海の幸ふんだんで、蟹さんも「こんにちは」である。

カボチャが入っているので、万民に優しい味だ。

しかし、わがままな私は優しい味を求めているわけではないので、

「何だよ、火鍋まだかよ」と、胸中穏やかでない。Dvc10226_1

そこへやって来ました、火鍋さん。

そうそう、これよって勢いでばくばく喰っちゃいました。

で、みんなが間違ったのが、その喰い方。

火鍋の真っ赤なスープを飲むもんだから、

「辛いよー」「ちょっと日本人には…」なぞとの感想がそこかしこに。

すると、社長の李さんが「違うよー。赤い方は汁のんじゃダメよ。

辛かったらパイタンの方と混ぜるよー」。

そりゃ、そうだって話である。

赤い鍋で使ったれんげをパイタンスープに突っ込んだりするもんだから、

ぜーんぶ辛くなっちゃいました。

それにしても懐かしい味だ。

来週にはオープンするみたい。

辛いもの好きのみなさん、ぜひご一緒しましょう。