昔からバカなのですが、最近とみにバカ。
記憶力は減退するし、何だか頭に入ってこないし…
まさしく加齢現象でございます。
カンと勢いだけで乗り切ったきたこれまでの仕事と違い、
今の職務は「緻密さ」とか「安定感」が求められます。
バカなことばかりやってるアタシには向いているはずもない…。
まあ、あんまりバカだ、バカだって言っててもしょうがないんだけどね。
ただ、この年になると、学びへの欲求はあるのですよ。
先述したように、勢いだけでやってきた私。
これまでの仕事にしたって、もともと基本ができていない面は否めません。
行政とか司法とか、ちゃんと理解しているかとゆーと疑問。
なまじキャリアを積んでいるので、
それなりに見られたりしているところはありますが、
基本的に「雰囲気」でやってきた人間だからなあ…
「俺は現場で学んできたのさ」なんてうそぶいて来たけど、
それは系統だった思考ができないことの裏返しなのであります。
で、つらつら思うに、やっぱり基本は大切。
とゆーか、学ぶことって大事だと思うのさ。
そう考えたとき、返す返すも残念なのは、中学、高校の6年間だ。
いや、もはや無念に近い。
ホントにバカで、あの6年間、授業中はほぼ無為に過ごしました。
先生が何を言ってるのか、じぇんじぇんわからない。
で、ずっと本を読んでました。
古本屋のおやじかってぐらいにね。
きっといろんな有益な世界があったんだろうな。
頭って鍛えなきゃ、どんどん劣化するんだろうから、
もったいないことをしたよねえ。
で、その先の大学生活もそう。
いろいろあって、授業には出てました。
だから成績はよかったんだけど、もっと学べばよかったよね。
文学だのなんだの、せっかく自分が好きな世界だったんだからなあ…
こんなことを思うのも、
貪欲に学んでいるショーネンの姿を目の当たりにしているから。
宿題なんてまったくしなかった私。
宿題をやらないなんてあり得ないショーネン。
二人のその存在は極北にあります。
今回の中間試験、彼は不本意だったらしく、チョー機嫌悪し。
「期末をみといてよ」とのたまい、
終わったその日に新しいノートを買って勉強し始めました。
何が彼を突き動かすんだろう?
テストの点をゲーム感覚で競っているふしはある。
ただ、それだけじゃなさそうだ。
新しい知識を得ることが楽しいって部分は間違いなくあるみたい。
で、その結果が点数化されるのが面白くて、
しかも負けたら悔しくてってことなんでしょう。
何だか羨ましいなあ。
てなことを考えながら、
ビールを飲みながら、ショーネンのお勉強を見守っている私。
で、時々、海外通販をポチっと。
こんなの買ってます。
お前はアニマル浜口か…
この間まではこんな感じだったんだけど、
今は、ショーネンに教えられています。
そんなショーネンはこの度、新たにクラブに入ったそう。
運動系はすでにテニス部に入ってます。
今度は文科系。
で、選んだのは、「生物部」。
ただ、これって俺が33年前に入った部なんだよなあ。
同じ学校に通って、同じクラブ活動をして…
ショーネンの未来に、一抹の不安を感じる私なのでありました(笑)
「お兄ちゃんは大丈夫。私が見てるから!」
ころっけはそんな表情だね。
それにしても、ショーネンの勉強風景をあらためてみると、
ころっけがよく映りこんでるなあ。
ときどき枕になってるし…
ころっけ、ショーネンは君に任せたゾ。
父のバカはもう手遅れだ(笑)