☆日本再生ブログ~Byのんpapa

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往生際の悪い舛添は都議会解散に出る?

2016-06-15 05:00:00 | 社会・政治
非常に注目されている、都議会に於ける舛添東京都知事の疑惑に関する集中審議が13日に行われた。

自民は批判こそするがかなり手緩い状態であり、他党にしても新たな疑惑炙り出しまではあるも、追及では最後の決め手を打てず、のらりくらりとやられてしまった形だ。

[Twitterでの投票結果]
しかし世論調査でも似たような割合が出ているのだが、自身がTwitterで舛添都知事について投票を行ったところ、9割以上が『到底納得できない』との解答が得られ、やはり辞任不可避の様相を示した形だ。

東京オリンピック・パラリンピックにかかる選挙を避けたいとの事で、自民党は舛添都知事で暫く繋ぐしかないという思惑で説得に当たっていたが、もはや東京都という一地方の問題ではなく、参議院議員選挙という国政で逆風が吹き、取り返しのつかない事態にまで発展する事が確実となるため、重い腰を上げ不信任案提出の運びとなった。

最近野党がやけに自民党の行動に大人しくしていたのは、自民党が自爆するところを黙って見ていれば良いという空気が流れているからである。

それを察したおおさか維新等がこれではまずいとして、舛添都知事の不信任案を率先する事で自民党に助け船を出したのであるが、舛添都知事を推した自民党が舛添都知事の不信任案を真っ先に出さずに済むよう環境を作っていたのだ。

舛添都知事はオリンピックの混乱は良くないという事を延命理由に挙げているが、リオデジャネイロオリンピックの閉会式は副知事の代行という手段があるし、東京オリンピック・パラリンピックと重なる場合は、閉会後まで選挙を延期する特例法を通せば解決できる事だ。

舛添都知事の不信任案が15日中に可決されると、辞職か都議会解散のどちらかを10日以内に選択しなければ自動的に失職する事となる。

個人的な予想だが、舛添都知事は都議会議長から自発的な辞職を促されるも固辞しており、往生際の悪い姿勢が露骨になっている。

舛添都知事は都民の税金でどうしてもリオ五輪の閉会式に出席したい魂胆があるため、恐らく9日間はのらりくらりと流して24日に『都議会解散』を打ってくるはずだ。

そうなると解散から40日以内に選挙を行わなければならないので、投票日を日曜日にすると引き伸ばしても7月31日となる。

都議会の定例開催は9月となっているため、臨時召集はない又は8月末とする事が視野に入る。
つまり舛添都知事は8月21日のリオデジャネイロオリンピック閉会式まではなんとか持つと判断したのだろう。

なお定例議会はどうしても開かなければならず、全会派が都知事への不信任を固めて召集後すぐに不信任決議を行うのが確実だが、そうなると舛添都知事はそこで失職となるため、9月18日のパラリンピック閉会式はないと言って良いだろう。

しかし世界中からブーイングが来るのは確実な舛添都知事の五輪出席を何とか阻止できないか…と考えてしまう。

※もし辞職した場合はこの流れとは異なります。