~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

パイネトレッキング1日目:重い<658日目> Stayed in パイネ国立公園

2012-12-13 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
チリ3日目
  今日からパイネ国立公園のトレッキング。


 7時半ちょっと前にピックアップが来た。のんびりしていたせいで準備が完了してなかったので、慌てて荷物を突っ込んで外へ出た。おかげで使わないような服まで持ってトレッキングをするハメになってしまった。やっぱり昨日のうちにちゃんと準備してから寝れば良かった。

 普通のセダンのような車でピックアップされ、広場付近でバスに乗り換えた。パイネ国立公園の入口のアマルガ湖そばの事務所までは約2h。




 爆睡していた。



 起きたらちょうどアマルガ湖の事務所に到着していた。




 入場料を払い、簡単な説明ビデオを見た後、再びバスに乗り込んだ。バスはそのまま事務所からペオエ湖畔のプデート(船乗り場)を経由し、パイネ国立公園の管理事務所に到着した。

 プデートの船乗り場。


 管理事務所。


 キレイな花が咲いていた。


 鳥。



 時刻はちょうど12時を過ぎたところ。管理事務所でオレンジ色のカードをもらい、簡単にルートの説明を受けた。小腹が空いたので、プエルトナタレスで作ってきたゆで卵を食べて、12時半にいよいよ出発。

 最初は少しだけ車道。


 そして、トレッキングルートに入る。



 トレッキングルートにはオレンジ色の目印が付いているし、道も割りとしっかりしているので、迷うことはない。草原のようなところを黙々と歩いた。



 天気が悪い。


 小雨が降ったり、止んだり。


 晴れることはない。



 さすがにこの時期に快晴を期待はしないけど、もうちょっと晴れてくれても良いのに… 遠くにはパイネ・グランデやクエルノス・デル・パイネ(パイネの角)という山が見えているはずなんだけど、うっすらとしか見えない。



 ホントにひたすら歩いた。


 景色は変わらず…

 決して悪い景色ではないが、南極の後ってこともあってか、どうもテンションが上がらない。何よりこのどんよりした天気がテンションの上がらない理由だ。


 しばらく歩くと川に出た。



 3時間程歩いたところで、カレータスキャンプ場に到着した。


 小さなキャンプ場だ。今歩いているルートはあまりヒトが来ないルートのようで、キャンプ場にもヒトは全く居ない。そもそもこのルートを歩いているヒトとすれ違ったのも欧米人カップル2人のみ。有名なWルートからちょっと離れているから仕方ないのかな?


 キャンプ場で少し休憩した後、再び歩き続けた。

 川沿いを歩く。


 真ん中ちょっと右に見えるのがトレッキングルート。




 荷物が重い。


 カメラバッグはいつものように4kgくらいの重さがある。バックパックにもテントや寝袋、食料や服などを持っているおかげで結構重い。15kgくらいはありそうな感じだ。そんな荷物を持ってもう既に3時間以上も歩いている。


 しんどい。



 辛い。



 せめてキレイな景色が見れればいいのに…


 16時半頃、ミラドール(展望台)に到着した。


 天気は相変わらず曇っているが、それでも湖は青かった。この青さにはビックリだ。ここが晴れていたらどんなにキレイな景色やったんやろう?? 目の前にはパイネ・グランデとクエルノスが見えたはずなんやけど、残念ながら山頂までは見れず… まだあと3日はトレッキングをする予定やからその間に晴れてくれることを祈るのみだ…

 曇りなのにこんなにも青い。


 左がパイネ・グランデ、右がクエルノス。見えない…


 鳥の親子。



 ミラドールからキャンプ場までは30分くらいかと思っていたら、たっぷり1hもかかった。ミラドールまでは基本的に平地を歩いているだけだったのに、ちょっとした山を登ったり降りたり。荷物が重い分、かなりキツかった。

 橋を渡る。


 パイネ・グランデが少し見えてきた。


 クエルノスも見えてきた。




 18時ちょっと前、ようやくパイネ・グランデ・キャンプ場に到着した。


 マジで疲れた。

 でも、まだここから5時間歩いたところにあるキャンプ場に行かないといけない。


 というのが、最初の予定。




 でも、もう無理。

 相談した結果、パイネ・グランデ・キャンプ場に泊まることにした。ここは有料のキャンプ場だったので、できれば泊まりたくはなかったが、さすがにここから5時間も歩く気にはなれない。日の入りは22時くらいやから歩けると言えば歩けるが、体力的に無理だ。

 このパイネ・グランデ・キャンプ場に泊まると決めたことで、必然的にトレッキングの日程も4泊5日に変更。これで少し歩くのに余裕ができた。さすがに3泊4日は無理だ。大人しくプデートから船に乗ってパイネ・グランデ・キャンプ場に来ればよかったのかも…

 パイネ・グランデ・キャンプ場は優良なだけあって、設備は充実していた。トイレはもちろんホットシャワーまで付いている(浴びなかったけど…)。

 お腹も空いたので、夕食の準備。テーブルの椅子が少なくて夕食は立って食べないといけなくなった。既に食べ終わったイスラエル人が席を譲ってくれなくてかなりムカついた。食べ終わった後になってイスラエル人の荷物を少しだけ横に避けて座ったら、イスラエル人にメッチャ睨まれた。あの国の人間は何であーなんだろう?? 1人1人は結構良いヤツも居るのに、2人以上になるとマジでムカツク。旅行先で出会いたくないヒト達の代表格だ。

 今日はそのまま就寝。マジで疲れた。


 <本日の移動>プエルトナタレス→パイネ国立公園
 Gomez社のバス。約2h。7500チリペソ。
 カウチサーフィンのホストが手配してくれた。何社かあるみたいだが、恐らくどこも往復で15000チリペソ。宿までピックアップのサービスがある。

 <宿泊地>パイネ・グランデ・キャンプ場 自前テント 4800チリペソ(約10ドル)
 住所:ペオエ湖畔。Wコースの左の底に当たる場所。プデートから船で30分(12000チリペソ)。管理事務所から徒歩約5時間。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可(ガスのみ、食器や調理器具はなし)。Wifiなし。
 備考:パイネ国立公園内にある有料キャンプサイト。テントや寝袋のレンタルも行なっているが、プエルトナタレスで借りた方が安い。ショップも併設しているが、やはり高い。

 現在、中南米を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
人気ブログランキングへ にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ