南極6日目
今日はピーターマン島に上陸後、別の島にあるウクライナのヴェルナドスキー基地を訪問しました。
南極周辺に滞在すること、3日目。いつもと同じように朝食後、ゾディアックボートに乗って島へ上陸した。今日の島はピーターマン(Peterman)島。アデリーペンギンのルッカリー(営巣地)があるらしい。
が、吹雪。
よく見えない。
雪が痛い。
ペンギンもたくさん居るが、今までと同じジェンツーペンギンしか見当たらない。可愛いから良いものの、さすがに違うペンギンが見たい。
手を繋いでいる(ように見える)ペンギン。
吹雪の中を彷徨うペンギン。ちなみに奥のペンギンは躓いてます。
吹雪の吹いてくる方向に向かって歩いていくと、上陸した地点とは異なる海岸に出た。スグそばにはジェンツーペンギンのルッカリーがあった。
吹雪の中、写真を撮りながら見ていると、どうもジェンツーペンギンとは違うペンギンが居た。
アデリーペンギン!!
普通にジェンツーペンギンの中に混ざっている。
吹雪が強くて2、3匹しか確認できないが、ルッカリーではないんやろうか?
完全にペンギンの居る方向から吹雪が吹いてくるので、ほとんど写真に撮れない。遠くの空を見ると晴れそうな雰囲気なので、とりあえず違うところへ先に行くことにした。
島の反対側へ行ってみると、そこにもたくさんのジェンツーペンギン。アデリーペンギンは居ないのか? でも、1mくらいの距離まで近づけるので、これはこれで嬉しかった。
しばらくボンヤリしていると、予想通り吹雪は止んで晴れてきた。晴れてくると、周りにはかなり大きな氷河や山があったことが分かる。ホントにスゴい光景だ。
さっきの吹雪ですっかり雪が積もってしまった。
羽ばたき中。
大きな山。
デッカイ氷河。手前の黒い点はペンギン。
晴れてきたので、アデリーペンギンのところへ戻った。
最初に来た時は2、3匹しか確認できなかったが、よく見ると10匹くらいは居た。大規模なルッカリーを想像していただけに残念やったけど、見られないよりは良い。よく見ていると、ジェンツーペンギンとは歩き方も少し違うような気がする。丸い点のような目がペンギンの鈍くささ(=可愛さ?)を増しているように思う。
ペンギンに似た鳥。
しばらくアデリーペンギンを満喫した後、別のところに居るジェンツーペンギンを見に行った。一体、この3日程でジェンツーペンギンを何枚写真に撮ったんやろう? 飽きても良いはずやのに、結局撮ってしまうし、眺めてしまう。
ジェンツーペンギン。
遠くからペンギンが歩いてくるところ。
この写真好き。
船とペンギン。
十字架ありました。
なんか怒ってる?
啼いてます。
ちょっとだけ浸かってます。
山と氷河とペンギンと…
クワッ!!
船に戻ろうとゾディアックボートに乗り込むと、まだ少し時間があるからとちょっとだけクルージング。海側からアデリーペンギンを見ることもできた。
ペンギンを見る人間達。
うーん。アデリーペンギンは写っていない。
デカい氷河。
昼食後、午後の予定が変わったとかで説明会があった。どうやら今シーズンは氷のせいでまだ行くことができなかった基地へ行くことができるらしい。基地ではハガキを出したり、土産物を買ったり、ウォッカも飲むことができるらしい。さらに、パスポートにスタンプも押せる。楽しみだ。
少し休憩した後、いよいよ基地のある島へ上陸。
今回訪れる基地は、ウクライナのヴェルナドスキー(Vernadsky)基地。キリル文字がちょっと懐かしい(笑)。ちゃんと『こんにちは』の表示もされていた。
ヴェルナドスキー基地は南緯65度15分。東京まで16411km。ホントに遠くまで来たもんだな(笑)。
基地内部にはトレーニングルームがありました。
食材。
簡単に基地の説明を受けた後、基地の2階に上がるとハガキの受付を行っていた。事前にハガキ欲しいヒトでも募集しておけば良かったかな? 特にハガキを送る相手もおらんし、そもそも自分の家以外の住所も知らんので、ハガキを送るのはヤメておいた。自分に送るという手もあったが、何だか変な感じやし。
代わりに切手を買おうかと思ったが、切手を見せてもらうとウクライナの切手で、南極仕様の特別なものでもなかった。なので、切手を買うのもヤメた。
でも、南極土産だけは購入。あまりテンションの上がるものは無かったが、場所が場所なだけに仕方ない。こんな木の板に絵を書いただけのようなものでも10ドルもする。
世界で一番南の土産物屋で買いました。
1つだけちょっと欲しいと思ったのが、ペンギンマトリョーシカ。ロシアに行ったときも見なかった気がするから、ひょっとしたらココだけのものなのかもしれない。だけど、あまり絵がしっかりしていないのと、何より100ドルという値段で買う気にはなれなかった。
バーも併設。
しばらく基地の中で休憩した後、基地周辺を散策。
やっぱりペンギンも居ます。
島を貫く水路(海峡)はまだ凍ったままだった。
つい最近雪解けしただけやのに、既に苔が生えていた。
誰かのお墓。
高台から見た周辺の景色もまた素晴らしい。流氷だらけ。
どこを切り取っても絵になる。
流氷に停まる鳥。
羽はデカい。
輝く流氷。
船に戻った後、明日の説明会があった。
そこで出てきたのが、何と寿司。マグロとサーモンとあとはカリフォルニアロール。マグロとサーモンは結局それぞれ5コ以上食べたかも… もうスグ夕食やのに…
夕食前、船は昨日通ったルーメア海峡を通るというので、デッキへ出た。
天気は晴れていて、海面は穏やかで、昨日以上にキレイだった。写真をひっくり返してもパッと見ただけじゃ分からないくらいにキレイに鏡面になっていた。水面の方には流氷もたくさん浮いているし、何だか幻想的。全然、景色に飽きない。
この写真はひっくり返しても普通に見える。まぁそうすると、空に雪の塊が浮いてしまうことになるけど(笑)
もう時間的には夕方やけど、まだまだ明るい。
いや~キレイ過ぎる。スゴすぎる。
夕食は肉をチョイス。だけど、今日の味付けはちょっと残念やった。初めてご飯でハズレを引いたかも… まぁたまには仕方ないか…
<本日の移動>
なし。
<宿泊地>南極クルーズ船:Sea Adventurer号 ツイン
詳細は昨日と同じ。
現在、中南米を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
今日はピーターマン島に上陸後、別の島にあるウクライナのヴェルナドスキー基地を訪問しました。
南極周辺に滞在すること、3日目。いつもと同じように朝食後、ゾディアックボートに乗って島へ上陸した。今日の島はピーターマン(Peterman)島。アデリーペンギンのルッカリー(営巣地)があるらしい。
が、吹雪。
よく見えない。
雪が痛い。
ペンギンもたくさん居るが、今までと同じジェンツーペンギンしか見当たらない。可愛いから良いものの、さすがに違うペンギンが見たい。
手を繋いでいる(ように見える)ペンギン。
吹雪の中を彷徨うペンギン。ちなみに奥のペンギンは躓いてます。
吹雪の吹いてくる方向に向かって歩いていくと、上陸した地点とは異なる海岸に出た。スグそばにはジェンツーペンギンのルッカリーがあった。
吹雪の中、写真を撮りながら見ていると、どうもジェンツーペンギンとは違うペンギンが居た。
アデリーペンギン!!
普通にジェンツーペンギンの中に混ざっている。
吹雪が強くて2、3匹しか確認できないが、ルッカリーではないんやろうか?
完全にペンギンの居る方向から吹雪が吹いてくるので、ほとんど写真に撮れない。遠くの空を見ると晴れそうな雰囲気なので、とりあえず違うところへ先に行くことにした。
島の反対側へ行ってみると、そこにもたくさんのジェンツーペンギン。アデリーペンギンは居ないのか? でも、1mくらいの距離まで近づけるので、これはこれで嬉しかった。
しばらくボンヤリしていると、予想通り吹雪は止んで晴れてきた。晴れてくると、周りにはかなり大きな氷河や山があったことが分かる。ホントにスゴい光景だ。
さっきの吹雪ですっかり雪が積もってしまった。
羽ばたき中。
大きな山。
デッカイ氷河。手前の黒い点はペンギン。
晴れてきたので、アデリーペンギンのところへ戻った。
最初に来た時は2、3匹しか確認できなかったが、よく見ると10匹くらいは居た。大規模なルッカリーを想像していただけに残念やったけど、見られないよりは良い。よく見ていると、ジェンツーペンギンとは歩き方も少し違うような気がする。丸い点のような目がペンギンの鈍くささ(=可愛さ?)を増しているように思う。
ペンギンに似た鳥。
しばらくアデリーペンギンを満喫した後、別のところに居るジェンツーペンギンを見に行った。一体、この3日程でジェンツーペンギンを何枚写真に撮ったんやろう? 飽きても良いはずやのに、結局撮ってしまうし、眺めてしまう。
ジェンツーペンギン。
遠くからペンギンが歩いてくるところ。
この写真好き。
船とペンギン。
十字架ありました。
なんか怒ってる?
啼いてます。
ちょっとだけ浸かってます。
山と氷河とペンギンと…
クワッ!!
船に戻ろうとゾディアックボートに乗り込むと、まだ少し時間があるからとちょっとだけクルージング。海側からアデリーペンギンを見ることもできた。
ペンギンを見る人間達。
うーん。アデリーペンギンは写っていない。
デカい氷河。
昼食後、午後の予定が変わったとかで説明会があった。どうやら今シーズンは氷のせいでまだ行くことができなかった基地へ行くことができるらしい。基地ではハガキを出したり、土産物を買ったり、ウォッカも飲むことができるらしい。さらに、パスポートにスタンプも押せる。楽しみだ。
少し休憩した後、いよいよ基地のある島へ上陸。
今回訪れる基地は、ウクライナのヴェルナドスキー(Vernadsky)基地。キリル文字がちょっと懐かしい(笑)。ちゃんと『こんにちは』の表示もされていた。
ヴェルナドスキー基地は南緯65度15分。東京まで16411km。ホントに遠くまで来たもんだな(笑)。
基地内部にはトレーニングルームがありました。
食材。
簡単に基地の説明を受けた後、基地の2階に上がるとハガキの受付を行っていた。事前にハガキ欲しいヒトでも募集しておけば良かったかな? 特にハガキを送る相手もおらんし、そもそも自分の家以外の住所も知らんので、ハガキを送るのはヤメておいた。自分に送るという手もあったが、何だか変な感じやし。
代わりに切手を買おうかと思ったが、切手を見せてもらうとウクライナの切手で、南極仕様の特別なものでもなかった。なので、切手を買うのもヤメた。
でも、南極土産だけは購入。あまりテンションの上がるものは無かったが、場所が場所なだけに仕方ない。こんな木の板に絵を書いただけのようなものでも10ドルもする。
世界で一番南の土産物屋で買いました。
1つだけちょっと欲しいと思ったのが、ペンギンマトリョーシカ。ロシアに行ったときも見なかった気がするから、ひょっとしたらココだけのものなのかもしれない。だけど、あまり絵がしっかりしていないのと、何より100ドルという値段で買う気にはなれなかった。
バーも併設。
しばらく基地の中で休憩した後、基地周辺を散策。
やっぱりペンギンも居ます。
島を貫く水路(海峡)はまだ凍ったままだった。
つい最近雪解けしただけやのに、既に苔が生えていた。
誰かのお墓。
高台から見た周辺の景色もまた素晴らしい。流氷だらけ。
どこを切り取っても絵になる。
流氷に停まる鳥。
羽はデカい。
輝く流氷。
船に戻った後、明日の説明会があった。
そこで出てきたのが、何と寿司。マグロとサーモンとあとはカリフォルニアロール。マグロとサーモンは結局それぞれ5コ以上食べたかも… もうスグ夕食やのに…
夕食前、船は昨日通ったルーメア海峡を通るというので、デッキへ出た。
天気は晴れていて、海面は穏やかで、昨日以上にキレイだった。写真をひっくり返してもパッと見ただけじゃ分からないくらいにキレイに鏡面になっていた。水面の方には流氷もたくさん浮いているし、何だか幻想的。全然、景色に飽きない。
この写真はひっくり返しても普通に見える。まぁそうすると、空に雪の塊が浮いてしまうことになるけど(笑)
もう時間的には夕方やけど、まだまだ明るい。
いや~キレイ過ぎる。スゴすぎる。
夕食は肉をチョイス。だけど、今日の味付けはちょっと残念やった。初めてご飯でハズレを引いたかも… まぁたまには仕方ないか…
<本日の移動>
なし。
<宿泊地>南極クルーズ船:Sea Adventurer号 ツイン
詳細は昨日と同じ。
現在、中南米を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v