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Hare's BAR

「待てば海路の日和あり」焦らず、あわてず、諦めず。

百田尚樹の本

2018年07月05日 | Weblog
今月初めての仙台での会議にでかけてきました。

新幹線の往復の車中で読んだのが、百田尚樹の「影法師」



百田尚樹の思想・信条にはついていけませんが、作品に限れば「海賊と呼ばれた男」・「永遠の0」といった好みの作家です。

今回読んだ「影法師」。これはいいですねぇ。

これまで読んだ作家の中で誰の作風にも似ておらず、まず文体が明瞭でわかりやすい。そしてストーリーは奥深い。

なんと言っても、このタイトルです。

読み終わってからこの意味を実感します。あとからジワ~と心に沁みるような作品です。

こんなに思い、思われる朋輩のあり方を初めて知りました。

しばらくは百田尚樹の作品を読んでみようと思った一冊です。