◆セカンドライフ◆ 恵那で楽しく田舎暮らし

串原は、国道無し・信号無し・コンビニ無しの限界集落
ここで見つけた古民家で、スローライフを始めました

意思表明

2015年01月25日 | トマト屋で~す
昨日とはうって変わって

曇りがちな肌寒い日です



さてさて、本日は個人的な話しです

ここ串原に私たちたち夫婦は定年後のセカンドライフを

田舎で好きな事をして、のんびり暮らしたいと

平成23年の9月中旬より、生活の拠点を移しました

そこへ、時々は泊まり込みで、私たちの田舎生活のお手伝いに来ていた長男

一昨年の3月頃より、ずーっと居つく形で同居が始まりました

長男は人間関係がうまくとれない心の病気を抱え

働く先もままならず、閉じこもってしまいがちで

都会では生活しづらいのではないかと、以前から家族で話しておりました

実際、こちらでお付き合いをするのは、ほとんどがご高齢の方

おじいちゃん・おばあちゃんとはなんとかコミニュケーションはとれます

少し、生活が慣れた頃

「ここで、農業をして独り立ちができないか?」と考えるようになりました

周りの色々な方に相談をした所

「トマトの専業農家なら、生計が立てられる」という助言を頂き

さっそくその年の夏秋は、地元のトマト農家の方に指導をいただき

昨年は市や県、農協、トマト組合さんの御教示のもと

隣の村のトマト農家さん宅に1年間、研修に行きました

そうして、いよいよこの春から独り立ちという運びになりました

先日、長男がトマト作りを始めるビニールハウス建ても行われました
(先日の記事では、他人事のように書きましたが・・・)

なかなか、この場で発表できなかったのは

考える所もあったのでしょう

閉じこもる時期もありました

父親と衝突して、1週間ほど居なくなることもありました

病気のこともあり、途中で挫折するのでは?との心配があり

公表を控えていました


でも、もう大丈夫のようです

昨日から、この地域の各ご家庭を回って

就業の挨拶に1人で廻っています
(一番苦手なことです)

ハウスも建って、すでに事業はスタートしました

後戻りはできないでしょう

なにより、周りの方々の期待をとても感じます

それを踏みにじるようなことは、しないでしょう


親としては、基本、1人の企業家として見ています

そのため、どうしても1人では出来ない部分の協力や

社会生活が短く気付かない部分へのサポートはしますが

「トマト作り」に関しては手は出さないと決めています

私たちをあてにした、生業ではいけないということです

自然を相手の職業ですので、波はあるでしょう

それでも、この地で80歳ちかくまで続けておられる方がたくさんみえます

ということは、長く続く職業でもあるわけです


私たちも、年金で暮らす身

いつまでも、面倒を見られるわけではありません

なんとか、自立できそうな道をみつけることができ

スタートできるところまできました

私も、ここで区切りのためにも公表をして

応援をしていきたいと思います





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