Heal-log

つれづれなるままに。

花を愛でる。

2006年04月01日 | 
昔は「花」といえば無条件に桜を指していたらしい。今もそうだったらいいのに、と少し思う。

いつぞやも書いたけれど、私が一番好きな花は桜である。
切花に出来なくても、花束で貰うことが一生なくても、多分それは変わらない。
だから、桜が満開になると、妙にソワソワする。
散ってしまう前に見に行かなくてはと。

という訳で、今日は同居人と、もう一人の友人を誘ってお花見。
久々にレンタカーも借りて、ちょっとしたランチを作ってと、かなりの気合。

のんびり朝寝をして、13時にレンタカー屋さんを出発。
用意されていたのはスズキのSWIFT。
コンパクトなくせに、意外と加速が良い。ウィンカーの音もやたら静か。
運転するのは実に半年ぶり。とはいえ迷うこともなく、渋滞することもなく、走りつづけること1時間弱で到着。

埼玉県川越市にある伊佐沼が本日の目的地。
桜の木は色んなところにあるけれど、ここの桜並木は本当にピカイチだと思う。

少し離れたところに車を停めると、満開の枝がお出迎え。


家族連れで賑わう公園(伊佐沼公園)を抜けて、川沿いへ行く。

↑入り口のアーチ。埼玉とコアラの隠された関係を考えるも、思い浮かばず。

コアラはいないけれど、天気も良く空気が気持ちいい。


沼沿いは歩行者天国になっていた。
地元の人が多いのだろう、のんびりした雰囲気だった。



太陽を浴びた花をアップでパチリ。


並木をそぞろ歩いた後は、公園に戻ってランチ。
たっぷりの日差しで光合成をして、沢山食べて、沢山おしゃべり。至福のひととき。
普段は車で通り抜けることしか出来ない景色の中で、のんびり出来たことに大満足。


やっぱり桜は最高。

「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」
業平さんはすごいと思うけれど、桜に一喜一憂するのもまた一興。
何と言っても、一年に一度しか見られないのだから。