Heal-log

つれづれなるままに。

元気を貰う。

2006年04月26日 | 料理


思えば一週間前、初のノー残業デーの日。
「今日は絶対に早く帰れよ」と言い残し、飲みにいった我がボスは、その翌日に脳梗塞で倒れてしまった。

幸い気付くのが早くて、とても軽症で済んだ。
まだ入院しているけれど、毎日病院からあれこれメールが飛んで来る。
仕舞には大ボスに「病院でメールを見るな」と怒られる始末。

ボス代行業に追われた今週だが、2回目のノー残業デーの今日、ようやく彼を見舞うこと出来た。

顔色も良く、言葉も明瞭な様子を見て一安心。
けれども、大ボスの「休業しなさい」宣言にホッとしている様子や、点滴スタンドに縋って歩く姿はやっぱり痛々しかった。
途中のまま一週間置き去りの案件たち。
勝手に決める立場ではないから・・・そう思っていた自分の甘さを突きつけられた気分だった。
もっとしっかりしなくては。

一緒に行った先輩と、言葉少なに病院を出る。

こういう時こそ元気を出さなければ!と向かったのは、渋谷にあるお蕎麦屋さん。
新潟のへぎそばを出す、小さなお店だ。
新潟で10年間働いた先輩も大絶賛の味。

私はこのお店は2回目だけれど、同じメニューを頼んでしまうのだ。
お蕎麦はもちろんのこと、とりねぎとか、厚揚げ、てんぷらなども絶品。

気持ちは落ち込んでも、お腹は空く。
健康は何者にも代え難い、身にしみてそう思う。
新潟の味に元気を貰う、まさにそんな感じだ。

会社が全て止まってしまうGWまで残り2日。
頼りない部下なりに、この2日間で少し成長しようと思った。