Heal-log

つれづれなるままに。

サイパンその3: 50本目・青痣・花火

2006年04月09日 | 
こちらに来てからの起床時間は午前6時過ぎ。
7時35分のお迎えは、軍隊顔負けに正確なので、仕事以上の気合いで5分前行動をとっている。

今日も良い天気。

1本目はEagle ray cityというポイントへ。
冬場限定というこのポイントはeagle ray、つまりトビエイが大集合することで有名だ。
前回も大きな群に会えたのだが、今回は・・・。


↑今回も、無事会うことができた。
何とも涼しげに彼らは飛んでいるけれど、結構流れがあるのがこのポイント。
画面上だと、右から左に流れがあり、私たちは岩に掴まって見ている。
右手はカメラに取られるので、左手一本で。
気を抜くと、流される(だからちょっとボケ写真)。


↑エラまで見える至近距離に喜ぶ。
とはいえ、彼らをアップで見ると、アゴが出ていてどうもイノキに見えてしまうのだが・・・。


心行くまでマダラトビエイを眺めた、これが自分の50th dive。
他には、珊瑚に群れる小さな魚を覗いたり、写真を取ったり。



いやぁ、素敵素敵・・・と浮上したら、落とし穴。
ボートに上る時に足を滑らせ、ハシゴにハマる。

上から見ていたバディ曰く「上ってきたら、突然消えた」らしい。
ものの見事に梯子の桁の間に落ち、背中のタンクで引っかかる。
タンクで頭を打ち、タンコブ。
梯子で弁慶を打ち、青痣。 しばし船底に這いつくばる。


気を取り直して、2本目は沈船へ。
松安丸というのが船の名前だったと記憶しているが、既に瓦礫と化しているので、船の原型も止めていない。

↑なんとかウミウシ(名前を忘れる)。
これがバディの40th dive。

大物狙いの我ら、小さなヒトビトはあまり気にしないけれど、カメラを持っていると、少しばかり興味が湧くから不思議なものだ。


午後からは、初ラウラウビーチへ。

潜った瞬間、仰天する。

↑とぐろを巻くのは、アジの大群(アジ玉)。


↑1匹は小さいけれど、集まると迫力ありすぎ。
絵本「スイミー」で大きな魚が逃げるのも納得である。
一体何匹いるのだろう。そして、何故こんなにも統率がとれているのだろうか。
一度ボスを見てみたいものである。いるとすればの話。


暫くのんびり泳ぎ回ったら、ショータイムのはじまり。
インストラクターさんが、50本のお祝いに「花火」を打ち上げてくれた。


↑どかーん。
写真では良く解らないけれど、水底に通っていた戦争時代の給油パイプに、エアーを送ると、裂け目から噴出するとのこと。
かなり驚く。


↑記念撮影も(バディはここぞという時に目をつぶる傾向にある)。

記念を演出してくれたショップの方々に感謝!
次は100本目。先は長いが・・・。