Heal-log

つれづれなるままに。

サイパンその2:初テニアン・初カメラ

2006年04月08日 | 
ダイビング初日、7時半にショップからお迎えが来る。
前回利用したシーショアに今回も3ダイブ*3日間お世話になるのだ。


午前中はテニアンへ。
バディ(つまりは相棒)の先輩に「1000本潜って一番良かった」と云わしめたポイント。
前回は海況が悪くて行けず、涙を呑んだ場所。
俄然、テンションも上がってくる。

ボートに揺られること1時間で目的地へ。
エントリーの前から、水が澄んでいることが判る。
今回のダイビングでは、初めてデジカメを持って潜ることもあり、少し緊張。

1本目はテニアングロット。有名な地形ポイントらしい。


↑ケーブの中から出口をみたところ。
写真はあまり上手く撮れないけれど、差し込む光は地上では見られない青さ。
「幻想的」という表現が、本当に当てはまる光景だった。

ケーブの外では魚や生物が沢山。例を挙げると、

↑ナマコ。
決して動物虐待ではなく、砂をかぶっていた彼にインストラクターさんが名札をつけてあげただけ・・・。

45分程度海の中を楽しんだら休憩し、次なるポイント、フレミングへ。
移動中にボートからマスクを流し、インストラクターさんに素潜りで拾っていただく。反省しきり。
けれども躊躇わずに海に飛び込んでくれたイントラさんはかなりの男前具合であった。多謝。

フレミングという名前は「フレミングの左手の法則」に由来するとのこと。
棚と急に深くなるドロップオフの地形があの左手に似ているらしい。
理科の授業だけでなく、フレミング氏は大活躍である。


↑真っ青の世界。
これは棚の上から飛び出すところ。底までは何メートルあるのかは判らなかったけれど、本当に飛んでいるようだった。
こればかりはダイビングでないと味わえない、素敵な感覚。

棚ではウミガメ氏に遭遇。

↑彼は食事中らしく、かなり近付いても気にも止めなかった。

小さな生き物は写真に収めるのが難しい。何とか撮れたのがコチラ。

↑フタイロカエルウオ。何故撮れたか。動かないからである。
本当は尾の方の色が黄色になっていて、とても綺麗なのだけれど、こやつは穴から出た途端に素早くなる。当然、カメラには収まってくれなかった。


午後はサイパンに戻ってグロットへ。此方も有名な地形ポイントだ。

↑一番有名な左側の穴。一番有名なアングルに到達するまでにデジカメ、力尽きるの巻。

外洋では生まれて初めてバラクーダ(42匹)に遭遇。
憧れ続けた魚の群れは、一言「カッコイイ」!!
写真が遠くて載せられないのが残念。

しかしこのバラクーダ、良く聞くと「カマス」らしい。
実家近くにおっちゃんが良く売りにくるあれか!?
祖母が良く買っていたあれか!?
勿論、大きさも種類も違うと思うけれど、ちょっと拍子抜けである。


という訳で、初日は無事終了。
少し寒かったけれど、半年ぶりのダイビングはやっぱり最高。

身体を動かすと、とても良く眠れる。
かくして、旅先だというのに2人して普段より遥かに規則正しい生活になるのであった。