元砂川市議会議員 いいざわ明彦のブログ

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被災地視察

2012年11月14日 | 日記

 12日から自治体議員連合全国学習会で仙台に行っていました。
 石巻市と女川町の被災地視察では、3.11の震災から20カ月が経過し、ガレキの撤去はほぼ終わっているようですが、最終処分までには、まだ時間がかかるようです。
 説明をしてくれた、石巻市議の
千葉議員も自宅全壊だったそうで、「ここに私の家がありました」と指を指されましたが、その地区にあった1600戸の住宅は、今は基礎のみが数件見られるだけで、跡形もなく更地になっています。
014019   視察した石巻ブロックの処分場は74haの港湾の敷地(県有地)に建設され、各選別ヤードで選別されたガレキ等がそれぞれ処理されていきます。焼却施設は300t/日が5基あり、6月から順次稼動し9月から一日最大1500tの処理が可能となっています。
 現在、中北空知広域連合で建設中の焼却炉が42.5t×2基ですので、その規模は18倍程度となりますが、この大きさでも処理が終わるまで今後3年以上かかるそうです。
034  次に、女川町の地域医療センターに伺いましたが、海抜16mに建っている建物の1階部分1・95mまで津波で浸水したそうです。 湾になっていて、032比較的勾配のきつい所に家が建っていますが、おそらく海抜20m以下に建っていた建物は、ほぼ何もなくなっている状況です。左の写真は鉄骨造りの建物が根こそぎ横倒しになっているもので、津波のエネルギーは想像を絶します。
 震災の恐ろしさを目の当たりにし、地盤沈下問題、ライフラインの復旧、住宅再建等、改めて早期の復興を願うものです。