上野の国立博物館に行ってきました。
開催中の特別展「北京故宮博物院200選」を見るためですが、お目当ては何といっても中国美術史上屈指の名画といわれる「清明上河図(せいめいじょうかず)」です。
「清明上河図」は、北宋の都・開封の光景を描いたものと言われており、作者の張択端は北宋の宮廷画家であったということ以外、詳しいことがほとんど分かっていない謎の画家です。
全長約5メートル、縦24センチの画面には、汴河の流れに沿って、市民の生活が衣食住にいたるまでの都市風景が精緻に描かれており、まさに神品です。
(国立博物館HP参照)
この巻物は、その後の中国美術に大きな影響を与え、明時代には盛んに模本が作られており、その幾つかは日本にも伝来しているとのことです。
とすれば、江戸時代に描かれた「熈代勝覧(きだいしょうらん)」も清明上河図の影響を受けているのではないかと思われます。
それにしても、清明上河図を見るのに平日で200分待ちです!
北京故宮でも公開される機会はごくまれで、上海博物館で公開された時は夜中まで行列が続いたとのことですので、止むを得ないか・・・
開催中の特別展「北京故宮博物院200選」を見るためですが、お目当ては何といっても中国美術史上屈指の名画といわれる「清明上河図(せいめいじょうかず)」です。
「清明上河図」は、北宋の都・開封の光景を描いたものと言われており、作者の張択端は北宋の宮廷画家であったということ以外、詳しいことがほとんど分かっていない謎の画家です。
全長約5メートル、縦24センチの画面には、汴河の流れに沿って、市民の生活が衣食住にいたるまでの都市風景が精緻に描かれており、まさに神品です。
(国立博物館HP参照)
この巻物は、その後の中国美術に大きな影響を与え、明時代には盛んに模本が作られており、その幾つかは日本にも伝来しているとのことです。
とすれば、江戸時代に描かれた「熈代勝覧(きだいしょうらん)」も清明上河図の影響を受けているのではないかと思われます。
それにしても、清明上河図を見るのに平日で200分待ちです!
北京故宮でも公開される機会はごくまれで、上海博物館で公開された時は夜中まで行列が続いたとのことですので、止むを得ないか・・・