ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  七夕 涼しい話しを中心に。 ユニセフニュースから。

2024年07月10日 | 自然 花 写真

( 今年の七夕、 天の川もぼんやり見え 明るい1等星を幾つか確認出来ました。)

 

6日は小暑 7日は七夕でした。久し振りに晴天の夜空、昼間の暑さも忘れ 東から南の空を眺めました。明るい1等星の

夏の大三角を探しました。薄ボンヤリの天の川の両端にある 彦星 織姫星を特定するのは簡単ではありません。それでも

無理に あれ! と これ! と決めました。 2つの星の間が14光年離れていると聞くので 仲々デートも大変だと思い

ます・・。  七夕飾りには子供たちの素直な願いが込められ 今も生きている風習だな~・・と思いました。

 

連日続く猛暑 皆さんもさぞ手を焼いていることでしょう。静岡市では40℃を記録したとか・・。特に高齢者にはきつい

7月となっています。『 危険な暑さ 』『 命にかかわる暑さ 』『 災害級の暑さ 』『 観測開始以来の経験した

ことのない暑さ 』更には『 鉄板の上の脂身?を置いているような暑さ 』 等表現は様々ですが 皆さんも去年よりも

厳しい暑さに 昼も夜も ご苦労されていると思います。 今も 救急車がサイレンと共に走っています。

 

「2024年の気温が23年を上回り、1800年代半ばの地球表面温度観測開始以来 最も高温の年になる可能性が約95%

と推定される」とあります。6月までの12カ月間の世界平均気温は産業革命以前の1850─1900年の平均気温を1.64℃

上回り、過去最高を記録したという。期待の限界を既に 遙かに超えてしまった・・。7月に入ってからも猛暑日となる地点が

増え 温暖化の火の手は留まらず 世界が沸騰化しつつあります。 

 

私と同じ思いが 最近送られてきたユニセフニュースが述べられています。ユニセフ(国連児童基金)は世界中の子供たちの

健康と幸せのために 世界150以上の国と地域でフィールド活動をしています。 今日は異常気象が 特に子供に及ばす影響に

ついて ユニセフニュースからの記事を転載します。『  地球は子孫から借りているもの。 』 がテーマです。 

 

観測史上最も暑い夏となった2023年は 世界各地で自然災害が多発しました。 今年の夏も記録的な猛暑が予測されています。

もはや待ったなしの気候変動問題。 その影響で世界の子どもたちもさまざまな危機に直面しています。 気候変動は地球環境と

子供たちの今と未来を変えているのです。 しかし、現状の対策はあまりにも子供達に注意が払われてません。 ユニセフは

子供達に重点を置いた気候変動対策になるよう。 世界で取り組んでいます・・。   

 

近年、パキスタンの大洪水、サハラ以南のアフリカでの歴史的な干ばつと、その収束後に起こった大洪水。ヨーロッパと中東の

一部での猛烈な熱波、カナダやハワイでの山火事など、 気候変動に起因する大災害が相次ぎました。 日本でも各地での記録的な

大雨や 観測史上最も暑かった昨年の夏などは 記憶に新しいところです。 

 

私たちの世界はすでに気候変動の影響によって 破壊と荒廃が進みつつあります。こうした災害や異常気象は今、世界各地で

人道危機をより深刻化させています。干ばつによる食糧不足が引き起こす子どもたちの栄養不良、水不足からくる衛生環境の

悪化で流行するコレラなど感染症、 さらに、洪水や干ばつで故郷に住めなくなった人々が大移動する「気候難民」という

新たな問題も起こっています。 また、以前から水不足に悩まされていた地域では、水資源をめぐる 地域間紛争のリスクも

高まっています。

 

実際、近年の国連の人道支援要請の3/4以上が異常気象に関連しており、2000年の1/3から大きく増加しています。 今後数十年間

で気候変動がさらに進めば、私たちが今享受している命と健康、水と食料、自然環境に重大な影響が及ぶことは 明らかです。

その結果、最も苦しむのは、その先の未来を生きる子供たちです。産業革命以来、全世代が積み重ねた排出物が原因の気候変動

で、本来はその責任がないはずの未来を生きる子供たちが 不当に大きな重荷を負わされるのです。  

 

七夕の日 夜明けのシーン。 今日も暑い一日を予感させる幕開け・・! 6日続けての真夏日!

昔から続く七夕飾り。 

子供達の夢や期待が一杯かざりつけられています・・。

『 みんなのねがいがかないますように・・ 』というグローバルな願いがあります・・。

     

  本宮川を泳ぐ小さい魚たち。 時々シラサギも来ます。今年は蛍を見なかった・・?

本流の鏡川。 カンナの群生。 昔はもっときれいに広がっていました。

鏡川の堤で 魚取りか ? 親子のようです。

筆山の藤棚(ふじだな)。少し涼しげです。

筆山へのドライブ バイクを降りて 木陰を歩くのは いい運動になります。

すっかり 緑が濃くなりました。 筆山に続く四国山地。

この間まで小さかった稲が もう花を咲かせています。

我が家の朝顔。 花びらが柔らかく ちょっとシワシワ。

日曜日の午後 教会で 段上愛子さんの クラシックピアノリサイタルが行われました。 

バッハ、モーツアルト、 ショパン ドビッシーなどクラシック曲を 演奏頂きました。

 

 

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 7月 猛暑の夏が始まります。 AI(人工知能)の手助けを受けました!?

2024年07月03日 | 自然 花 写真

( 突然で恐縮ですが AIが描いたシャチホコです。 AIの力を知りたくて 使ってみました。)

 

今年も後半に入り、猛暑の7月がやってきます。私等高齢者にとっては熱中症を恐れる季節です。消防庁によると、救急車の

出動件数は この2週間で昨年同期の2倍に増加しています。今後、『10年に1度!』程度の猛烈な暑さになる可能性が

あり、注意が必要です。最近の10年は毎年記録が更新されるほど暑い夏が続きました。 搬送される人の55%が65才

以上で、小まめな水分補給やエアコンの適切な使用が求められています。私のように『水中毒』 の危険のある者は、 どう

すればいいのか 迷っています。

 

イギリスでは緊急救命室が過密となり、待機中に亡くなる方が 週300人近くになっていると報じられています。イギリスは

救急車や医療が無料ですが、現在、人員や資金、施設の不足で医療崩壊の危機にあると言われています。 4日には総選挙が

行われ 野党だった労働党が政権を取る勢いのようです。イギリスでは絶えず 政権交代がおこなわれていますが 代わりに

なる政党があることは望ましいことです。 


私は地球の歴史、具体的には生命の進化の過程で人類が誕生し、更には 一見か弱い存在から 生物界の王者にのし上がった

過程に興味があります。これは人類を理解する手助けになり、人類の未来を考える手段にもなります。私自身の命は限られて

おり、80歳という今の時間は地球の歴史の中では一瞬に過ぎませんが、それでもこれからの人類の未来に希望を持ちたいと

思っています。

 

生物学は、どのようにして生命が 今に至るまでの道筋をたどってきたのかを探る学問です。 進化の原動力を解明した

ダーウィンは、生物は永遠不変のものではなく、世代をへて次第に変化して行くものである という考え方です。たまたま

生じる変異が自然淘汰を経て 次の世代に引き継がれ、新たな『種』となっていく、生存競争と自然淘汰の中で 生物は

自由に変化していくと考えました。ダーウィンはすべての生き物が上下関係なく平等であり、動植物の多様性が素晴らしい

と 考えていました・・。


話しは変わりますが 上記の文章は Chat GPTに校正をして貰いました。今話題のAI 活用です。私が書いた文章を AIに見せ

校正を頼んだら 2秒かからず 返事が戻って来ました。私の主観的な思いは除き 論文(レポート)らしい整った文章にして

くれました。原文を載せる方が 比較出来るとは思いますが 煩雑にもなると思い 今日は AI の校正分だけ紹介しました。

 

最初の写真(絵)はAIが描いたものです。高知城などのシャチホコの写真はありますが 観光客の方により分かって頂く為に

試しにAIに 『 シャチホコを描いて !』と頼んだら こんな絵を送ってくれました。正直感動しました ! 今生成AI

の時代となって 年々4倍増しで賢くなっていく、 人間の能力を追い越す時期も近いようです。 ではその後は どうなる

のか ? 考えると 恐ろしいです・・。

 

この夏 2番目に咲いた 我が家の朝顔です。日本の優しい朝顔の雰囲気です。

前回も載せました。珊瑚花(さんごばな)。 ピンクの噴水、花火の様に見えます。 

八重のムクゲ。 一見朝顔と似ていると思いましたが別種。 ムクゲは木で 朝顔は草です。

一転 密かに咲く 露草(つゆくさ)。ミッキーマウスに似ている ? 

もう秋の花 ? 花の世界も季節感を失っている・・? 本来は夏の花ですが 秋の七草に入っている?

梅雨ももうじき終わり ? アジサイの季節も過ぎていきますね~。

高知野市のあじさい街道。 6月の思いでの一枚。

突然百日紅(さるすべり)に出会いました。 100日ですから これから長く咲きます。

カラーの色つき ? これも進化の課程で 変異したものか ・・? 人為的なものか ?

6月は百合の季節でもありました。 これはオニユリ。だいだい色に黒い粒が特徴。

雨の中でもしっかり咲く 白粉花(おしろいばな)。何故か今年はこの赤色しか見ていません・・。

ランタナの密を吸う 蜂。 お互いの進化の様子が分かる一枚です。

ムラサキルエリア。 地中の根から 60cm位の背高に。 紫色がユニークです。

アベリア。 道の脇に植えられています。 秋まで咲いて 甘い香りもあります。

これは木造のシャチホコ。 翼が見えます。雲の中を泳ぐような 怪獣に見えます。

 

 

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  6月も もう終わり・・。 今年も半分が過ぎました。

2024年06月30日 | 自然 花 写真

( 我が家の最初の朝顔 !! ここ数日でつぼみが急に大きくなり 今朝咲いていました。)

 

早いもので 今年も半年が過ぎようとしています。世界のあちこちで異常気象が発生し 日本も本格的な?梅雨に入って

います。高知もこの数日雨が続いて グランドゴルフも全て中止です。7月に入れば又猛暑日が始まると思うと 高齢者

にはつらいものがありますが 賢く乗り切っていきたいと思っています。4~6月の花の季節も一段落なので 7月からは

週一回 水曜日にマイブログを更新しようと思っています。これからもよろしくお願い致します。

 

先日23日 写真で生命誌を載せました。地球は広大な太陽系の中で 唯一生命が存在する星です。生態系や生物多様性を

考える時 生命が40億年もこの地球で生き続けている事 そして生命を育む地球が 持続可能な生存環境を 生物に与え

続けて来たことを 大いなる神の恵みと思い 感謝しています。

 

現在870万種の生物がいると推定されます。しかし誕生したばかりの地球は 1000℃以上のマグマで覆われ とても生命が

生きられる環境ではありませんでした。正確には言えませんが 38億年前頃 生命(生物)が海の中で誕生、たった一つの

細胞しか持たない単純な微生物が生まれた。 魚類のように多くの細胞を持つ生物が誕生するのは それより28億年後の

ことです。その後も絶滅と進化を繰り返し 地上に植物が現れ 哺乳類や恐竜が登場し 現在に到るのです。 私たちが見る

花の咲く植物が現れるのは 1億3千年前です・・。 その時人類は 未だ現れていません・・。

 

私たち人間はホモサピエンスという学名で呼ばれます。『 賢い人。 知恵のある人』という意味です。 ホモサピエンスは人類の

中でも遅く 約20年前にアフリカで誕生・進化し 6万年前ごろ 世界中に拡散したと考えられています。  こんなに急速に

世界中に拡散することや、その地域ごとに多様な環境に適応して 増殖している例は 他の生物には ないそうです。 

 

特にこの1万2千年程前から現在に至る時代。 ホモサピエンスは、生態系の頂点に立ち、自然環境をも改変してしまう能力を

持つになりました。 特に産業革命以降 地球環境を劇的に変化させています。 生物と地球環境との共存関係(生態系)は、

私たち人類の今後の活動にかかっています。 私たち人類はこのような生物学的な『特別な種』であることを自覚して 謙虚に

 生物界との調和、自然界との調和 持続可能な地球の環境保全に 役立つ行動をする必要があります。  

 

今私たちは100年後 300年後の世界に不安を持っています。 地球には生物すべてを養う資源はありません。 新しい

大絶滅が既に始まっている・・。 隕石でなくとも 核戦争によって 又気候崩壊による地球環境の激変によって 地球上の

圧倒的な生物が再び絶滅してしまうのでは・・? いや 他の生物が幾つかは生き残っても 人類は自滅の道を歩むのでは

ないか・・? と気がかりです。手塚治虫氏が描くような 僅かの人類が地下都市で生き残るか 笑い話と思えた火星移住で

超エリートだけが生き残る時代が本当に来るかもと・・?

 

そうなると、地球は生命の故郷では なくなってしまいます。 ハラリ氏が言う『 役に立たない人々』 が力をあわせ 

地球上の皆の幸せのために 持続可能な地球環境を守り続ける必要を 強く思います。

 

よく降りました。まだ月曜日まで 降り続くようです。 7月は一転 猛暑に ! ?

梅雨の合間 運動不足を解消に鏡川へ。濁った水ではないですが 水量は増していました。

鏡川も 水辺の草は川に沈んでいます。 

葦の原に隠れるように 水鳥(オオバン)が静かに動いていました。

浜木綿(はまゆう)が咲いてきました。 独特の形です。

サンゴバナ。まるでピンクの噴水のように 勢いがあります。 色が珊瑚に似ている・・。

今年初めてのオニユリ。ダイダイ色に黒い斑点。 赤鬼を連想 ??

鏡川に多かったカンナ。 赤い色が鮮やかですね。

紫御殿(ムラサキゴテン) 露草科 地味ですが11月頃まで咲きます。

ランタナに蝶々。 雨が止み 蝶も密を集めに出動 ! という感じ。

アガパンサス。ギリシャ語では 愛らしい花とも言われる。 土手に多い。 

黄色い百合も グループで咲いてます。黄色は目立ちますね。

星朝顔(ほしあさがお) 少し雨で傷んでいます、 蔓で延びるので 場違いの所に咲いています?

雨の間も 野鳩は電線に留まっています。 

 

 

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  日本の農業の未来  食料自給率を上げる。

2024年06月26日 | 自然 花 写真

( 夏至の朝 5時頃 朝陽が上ってきました。山がないと 高知では4時56分の朝陽。)

 

最近『食料安保』という言葉をよく聞きます。食料自給率が40%を切り 戦争や不作によって輸出規制を打ち出す国も

増えています。 私が組合員でもあるJAグループは国民が消費する食料はできるだけその国で生産するという 国産国消

(地産地消)の考え方を理解してもらおうと情報発信に努めています。今日は日本の農業について考えてみたいと思います。


すぐ昔の話しを持ち出すのは年寄りの悪いクセですが 日本は80年前戦争中で まず国産 というポスターが街に貼って

ありました。外国から石油を禁じられ 食料輸入がおぼつかなくなって 庭に芋や身近な野菜を植えました。戦後は更に

厳しく NHKの朝ドラで法を守った裁判官の死が話題に上がっていましたが 私など子供も闇米を買いに行かされました。

気の毒なのは太平洋戦争で戦没した兵士です。フイリピンなどで死んだ多くの兵士は食糧補給が断たれて 飢えや栄養失調で

多くの人々が死んでいったとのことです。 私の父などもそうであったのかと思うと 本当につらいものがあります。

 

こんな出来事が 今又身近に起こるかも知れません。北朝鮮の国民の飢えが時々報道されますが 独裁者のやることは国民の

幸福など全く無視なのです。ロシアやイスラエルの指導者も同等と考えます。領土、資源や食料が戦争の原因になることは

あり得ることです。そんな意味で食料の自給は 大切な安全保障です。 しかし日本の農業の現実は実に寒々しいものです

 

日本は米や野菜は自給出来ているように言われますが 昨秋は猛暑の影響を受けて 全国の米どころで米が割れたり 白い

未熟な米が相次いでいます。農家にとって価格が下がり大変です。 実は加工・業務用の野菜は外国に約3割頼っています。

農家が使う化学肥料の原材料は90%輸入です。その価格が大きく跳ね上がり 燃料も高騰、消費者へ価格転嫁出来るか 

大規模農業も含め日本の農業は赤字と借金で 農家廃業の危機にあります。 消費者と利害が衝突する面もあり 流通面の

改善も含め検討されるべきです。

 

穀物を巡る環境が変わった!と言われる。 高価格で大量に買い付ける中国に日本が買い負ける事態になっている。輸入に

頼る以上 食品価格の上昇は避けられない・・。デフレ2%脱却どころの騒ぎでない。 生鮮食品を加えれば物価は大変な

値上がりです。それでも農家は肥料や農薬の値上がり 電気・燃料のコスト上昇を価格に転嫁出来ていない・・。スーパーの

力が強く 市場で値段が抑えられ 農家が勝手に価格を決められないという。

 

50年前には70%あった食料自給率が今は38%、 政府は30年度の目標として食料自給率45%を掲げているが 達成

見通しは暗い・・。日本の農業は担い手不足が深刻(林業も同じく)ここ20年で半減している。農業者は70才以上が

6割 60代が2割と高齢者によって維持されている。自給率の維持・向上も大事だが農地や経営体 人材の確保が重要と

いう声も上がる。農業指導者の数も不足している。

 

無農薬 有機肥料による有機農業について NHKもクローズアップ現代でも取り上げていた。隣県の徳島JA東徳島で農地を

分析した上で 必要な肥料を鶏フンなど有機肥料で補い 収量 品質とも良好だと言っていた。 今健康志向から 割高でも

安全・安心な有機食品を求める傾向にある。 肥料の国産化の上でも 土地に優しい農業は注目される。

 

今週はほとんど雨か曇り空ですが  ヒマワリは やはり晴れの日が似合います。

萱草(かんぞう)。 別名忘れぐさ。 ニッコウキスゲの仲間。 

久し振り ! アメジストセージ。 1年たつと 殆ど名前が出てこない・・?

      

      山法師(やまぼうし) 花水木の仲間ですね。

もうムクゲが満開です。 1日花ということで 地面に多くの咲いた後の花が落ちている。

塀の上に咲いた朝顔。 日本の花 ですね。

風船唐綿(ふうせんとうわた)花も有り 丸い実の形がユニーク。 秋になると割れて種が出る。

上のと名前が似ていますが  唐綿(とうわた)です。 花は色鮮やかです。

ガンピ。センノウの仲間。 スイセンノウにも似ている・・。

ブラックベリー 後は熟すのを待つばかり・・。

友人の家のレモン。 先日白い花が咲いていましたが 小さな実が付いてきました。

しっかりと根が張った稲です。

セリ ? クレソン ? もう川の幅一杯に広がりました。

鏡川のソバにある喫茶店。 いつも手入れをしている方から頂いたという グラジオラス。

 

 

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  夏至になって 関東まで梅雨入り 激しい雨ですね。 

2024年06月23日 | 自然 花 写真

( 生命誌絵巻 JT生命誌研究館による。地球上に生きた40億年の生物の歴史を描きます。

40億年前の細胞の誕生から 700万年前の人類の誕生へ。 ホモサピエンスは左上にいます。)

 

21日 今年の夏至でした。残念ながら雨で よく分かりませんでしたが 昼間が最も長い一日です。仲々実感出来ませんが 

今日から少しずつ昼間が短くなり 夜の暗さが増して行きます。昔の人々が冬至を春の到来と喜んだように 実際の寒さ、暑さ

とは別に人々は 季節の変化を意識する人間特有の認識です。人類は自然の中で 自然に抱かれて生きている・・、 夏至を

迎えた今 改めてそう感じるのです。 

 

人新世と先日書きました。 ひとしんせいと仮名をふりましたが じんしんせい とも読みます。要するに地球の地質に人類の

足跡がハッキリ残っている時代。原爆開発やその後の核実験の結果のプルトニュウムも 化学肥料など人間が造った化学物質が

地層にしっかり残っている。アンモナイトや恐竜の化石が発見されるように 後代の人々?が 後にあの時代は人類というもの

がいて 多くの動植物が死滅した人類の時代だった・・というようになるのでは・・。 余りにも短い時代かも・・??

 

6万年前アフリカを出て 世界に広がった人類は今や80億人 その食料 エネルギーは膨大です。一言で言えば人間の欲望が

地球に 他の生物に多大の負荷をかけ続けています。一方には科学技術の最たるものとして 脱地球、火星に人類が住むという

プロジェクトが真面目に進み 他方では戦争 資源の奪い合い 地球の温暖化 汚染化 人類の格差 階級化が進んでいます。

そして 人間以外の多くの生物が減少し 絶滅しています。ここにも人間が悪い影響を与えています。

 

今スマホをお持ちの方々は グーグル検索で調べたいことを知る時代になっています。 ググルとか ググッタ! などと言い

ます。それ程検索手段としてGoogleは優れています。それは私たちがGoogle登録をして 様々なことを検索する間に 企業側は

膨大な情報(ビッグデータ)を集約しているからです。 これは企業の財産になります。情報漏えい事件が時々出ますが 情報

はカネになるのです。

 

Amazon、 Apple、 facebook、 google など巨大IT企業が世界を席巻しています。Microsoftを加えた5社で日本の東証一部上場

企業の時価総額を上回ったことで分かります。 昔の新日鉄や東芝など工場生産を主力とするのでなく 情報が利益を生むの

です。 ビッグデータとは例えば スイカなど交通系ICカードに記録される乗車履歴やGPSから得られる位置情報によって 

人々がどう移動したかというデータが大量に蓄積されます。これによって人々が好む街が分かります。 若い人がデートしたり 

買い物したりする時 人気のある店や街が分かれば うれしいですし、 お店を出す人にも必須の情報ですね。

 

今や情報社会です。投資をしたい人々には 投資先の情報を知りたいです。情報がどれだけ重要か オオタニ選手をドジャース

が大金で獲得したのも 様々な情報故でしょう。これが間違えば大きな損失になります。情報(データ)を収集し それを解釈

し 判断する、 スパコンは 人間に変わってそれを短時間でやってくれます。 藤井聡太竜王・名人はAI超えなどと言われ

ますが 将棋アプリが棋士の能力を既に上回っているとされる時 人間のしかも 若い青年が それらを超えている?からこそ 

彼の人気は高まるのでしょう。 聡太君が負けてしまって残念ですが 新叡王も21才 若いですね・・。

 

白粉花(おしろいばな) 今年は何故か 赤い色しか未だ見ていません・・。

朝早い花というより夕方から咲く花。 最近はもっと早く咲いている感じも・・。

一輪という訳でも無いですが 秋の盛りの時と違い 年中 思い出したように咲いています。

青い紫陽花(あじさい)。

赤い紫陽花。

     

     ゴデチア アカバナ科の園芸植物。

エキナセア八重咲き。 菊科のようですが これも園芸植物。 

テッポウユリ。高知に多いと聞きますが 何故か好きですね・・。 

ヒメジョオン ? に紛れる動物たち。 鏡川緑地。

この花はヒメジョオン(姫女苑)ですが 上の花は茎が一層細く 定かではありません・・? 

ガウラ。 白蝶草(はくちょうそう)とも言う。風に揺らいでいます。毎年同じ場所に咲きます。 

立葵(タチアオイ)。 5月から咲いています。背丈が高くこの花も 風で揺らいでいます。

ガレージの屋根近くに咲く 赤いバラ。 美しく咲いているのに 少し窮屈で気の毒な感じです。

夏至がとうとうやって来ました。 もう木陰が欲しい毎日・・。 銀杏(いちょう)の緑が有り難い。

 

 

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  6月に咲く花。 デジタル化社会をどう見る ?

2024年06月19日 | 自然 花 写真

( アガパンサス 別名 紫君子蘭(むらさきくんしらん) ギリシャ語で 愛らしい花 )

 

『 人類の物語 』((ユヴァル・ノア・ハラリ作)を読みました。作者はまだ若そうなイスラエルの歴史学者です。

子供向けに書いてあるので とても分かり安いです。しかしその内容は画期的です。 私の心配している事柄を 具体的に

指摘してくれます。

 

驚いたことには You Tubeで彼のインタビューが多く載っています。ここ十数年 人類の歴史を俯瞰して現代社会や未来に

ついて 様々な洞察をしています。彼のことを最近まで全く知らず 不明を恥じる訳ですが 歴史学者の彼が言うには 

①核戦争の危険 ② 生態系の崩壊 ③生成AIなど人間を超える人工知能の進化で起こる技術的諸問題が重要課題 だと

言います。 今日は ③番目の問題について彼の考えを 少し紹介したいと思います。

 

スマホを購入する高齢者が増えていますが 未だガラケーを使っている人々も多い。スマホに変えても やっていることは

電話・メール(LINE)と写真程度。 本来スマホが持つ機能の100分の1も使っていません。 高価な無駄づかい・・? 

今世の中の変化が早いです。 果たして高齢者はこの流れについていけるでしょうか ?

 

ハラリ氏は 世の流れについていけない人々を 『 役立たない人々 』と呼びます。単なる蔑視ではありません。デジタル化

について行けない人々を指します。一方世界でビッグデータを独占して データ独裁を確立し膨大な利益を収めている企業が

あります。 中国はデジタル化が進んだ国の一つですが あらゆる所に防犯カメラがあり 監視社会となりつつあります。

ハラリ氏が恐れるのは 私たちの情報(データ)が企業や国家に握られ 多くの人々が情報にコントロールされる世の中です。

 

今色々なアプリを使う時 登録を要求されます。買い物をする時クレジットカードの番号まで教えます。住所 年齢だけでなく

何を買ったか 幾つ買ったか全て記録されます。 そうすると人々の趣向が分かり 次にアプリを開くと色々お薦めが出て

きます。前回買った物も教えてくれ 更に買い進めるように導かれます。自由な筈の買い物が誘導されコントロールされます。

 

政府はマイナンバーカードを保険証に代えて国民に使うよう期限を決めています。 私たちの病気・薬・病院を 一括管理して 

病歴、身体や心、脳の状態 趣向 精神的特徴迄 国が把握する危険があります。便利な点もあれば 私たちのプライバシーで

ある心身の情報がハッキングされる(乗っ取られる)可能性があることです。 ハラリ氏はそう指摘します。防犯カメラが外

から私たちを見つめ デジタル保険証で人間の内側まで把握します。そんな時代が来ます。ハラリ氏が技術的混乱の恐怖と呼ぶ

のは そういうことです。

 

ハラリ氏は問います。 国や企業に貴方の心を読まれたいですか ?  隠したいこと 知られたくないこと プライバシーが

あるのではないですか ? 今や企業の採用においても ローンの申し込みに於いても 人間の判断ではなく コンピュータが

 NO と言っている ! ということで決定されます。私たちは粛々とコンピュータの情報に誘導され 判断を操作されます。

そんな社会がいいですか ? と。

 

 

グラジオラス。 別名 唐菖蒲(とうしょうぶ) 6月から8月くらいまで咲く。

上から下まで 花を咲かせる。紫色は珍しい ? 

いつもの朝顔。 私は西洋朝顔かと思います。 

白いキョウチクトウ。  早咲きと遅咲きがあって 10月頃まで咲く。

夾竹桃 と書きます。 花が桃の花に似ていることから 桃の名前がついてますが・・。

アルストロメリア・プルケアと言います。 百合水仙(ゆりずいせん)とも。

姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん) モントプレチアとも。 

ネムノキ。 風変わりな花ですね。 ねんねの木 眠りの木とも。  

擬宝珠(ぎぼうし) 涼しげに咲きます。 橋の欄干にあるタマネギを想像して・・。

半夏生(はんげしょう)。季節を現す言葉でもあります。 葉が半分白くなる・・?

カンナ。 ちょっとグラジオラスにも 似ていますが。鏡川の土手には結構多く咲きました。

黄ショウブ ? 川辺に咲いています。

ムラサキルエリア。 原産は中米。南アジアに帰化。 ちょっと気持ち悪い感じ ?

毎年同じ場所に咲く 時計草。 パッションフラワー。 受難の花とも・・。

   

 

 

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 桂浜へ行きました。 龍馬像 水族館 龍馬記念館など廻りました。

2024年06月16日 | 自然 花 写真

( 桂浜 久し振りに来ました。 澄んだ青い空 深いブルーの海 静かな砂浜・・ )

 

『人新世』(ひとしんせい)という地質年代が注目されています。地層に人間の影響がはっきり記された年代で コンクリート

とか放射能・化学物質が増えた産業革命以降か 第二次大戦後の時代を指します。 それは同時に地球の限界を超えて人々が資源

を使い尽くし、その悪影響が広がっているという時代を警告するものです。 地球科学者の山極寿一さんはそう言っています。

 

別の方は人類史上初めて人間活動が地球の均衡を崩す時代に突入した ! と言ってます。そしてこのままこのような活動を

続けていたら 地球の未来は危ういと・・。 別の方は 『 人間の活動が原因で環境が大きく変化してしまい 何十年、何百

年という長期にわたる被害となり 生きる基盤である生態系などに悪い影響を与えている・・。』と。マスコミの世界でも毎年

続く異常気象 高温な夏にウンザリしながらも このままではいけない・・という人々は多くなっています。 一方影響が我慢

出来る程度である為 問題の本当の姿を実感できていない、 問題の範囲が広いため 地球環境問題の全体像を把握しきれて

おらず 今すぐの具体的な行動に遅れが生じている・・。

 

『 人新世の資本論 』を書いた斉藤幸平さんは 『 この半世紀 世界を席巻したグローバル資本主義は 許容出来ない程の

格差と地球環境破壊を招いている。』という。経済成長のボートに乗った人々は一生懸命オールを漕げば 輝かしい未来に到達

出来ると思っていたが ボートの先頭に立っている人は どうもおかしな音が聞こえる、轟音にも似た 滝の音が聞こえて来る

・・、 このままでは深い滝壺に真っ逆さまに落ちるのではないかと危惧し始めている・・。

 

先日の高知新聞の投書欄に 『 この春 南から帰ってきたツバメが 家の古い巣に降り立ち 巣作りを始め スイスイと飛ぶ

姿を眺めていたある朝 巣がやられたとの報 ! 詳しい知り合いは 卵も産んでないのにカラスなどが襲うのはおかしい ?

人間の仕業であると言った。 自然の法則で壊されるのはあきらめもつくが 人間が破壊した ! となると許せない・・。

『 高知家はひとつの大家族やき!! 』 は何処へ行った ? という投書だ。

 

これも自然破壊 !? 鏡川などでもbツバメがエサをとるモーニングダンスを見ると うれしくなる。 花が咲き 緑が濃く

なって 生命が躍動するこの季節に それを壊す人間がいる? 『 春の絶望 』と表題にあった。人間が悪者で 他の生き物

を次々と生きられないように追い詰めていく・・。これは人間を含む生物の破滅につながる行為では・・。

 

人間はある時期まで 自然の中に生きる生き物でした。ところが森を出て 道具を作り 家を建て村から町へ そして国家へと

人工の世界が広がるにつれ 自然から離れていきました。 そして自然に住む動植物を 一方的に破壊し始めたのです。 今や

デジタルや生成AIという人間を超える存在迄 創るようになりました。多くの人々は惑い 社会の隅に追いやられようとして

います。 最近 『 人類の物語 』(ユヴァル・ノア・ハラリ作) という本を知りました。 次回に紹介します。

 

龍王岬 絶えず波が打ち寄せますが 石段を登って お宮の向こう側に立つと太平洋も一望。

30℃にもなる暑さ。 確かに日傘が望ましい暑さです。新しくテラスも出来ています。

浜に打ち寄せる波 永久的な繰り返し・・。 丸くなった きれいな石を幾つか拾いました。

龍馬記念館から見る 高知灯台。 遠方に室戸岬・・。

      

      100年近くにもなる龍馬像。懐には短銃が入っているとか ?

小さな水族館もあります。 桂浜水族館。 鯉のぼりならぬ カツオのぼり。  

ウミガメがお客さんが与えるエサを 争っています。お腹空かしている ?

恐い ウツボ。 高知では唐揚げや たたきにして食べます !! 人間が恐い !?

龍馬記念館。 龍馬好きの方は 是非訪ねてみて下さい。 黒船に江戸の人々はビックリ !

当時の捕鯨の様子。 昔の人々は牛肉など食べていないので 貴重な蛋白源でした。

龍馬とお竜が 船で鹿児島へ新婚旅行。高千穂の峯に登った様子がよく分かります。

奇しき人生をおくった ジョン万次郎。 日本に戻った時は 日本語を忘れていた程だったとか ?

高知城の前にあった浦土城。 長宗我部一族が支配した城。今はすっかりその姿はありません。

貴重な海援隊の写真。中央が坂本龍馬。 彼は開国後 貿易商をやりたかったらしい。

 

 

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 夏の花が咲いて来ました。  SDGs(エスディジーズ) 海と陸の豊かさ

2024年06月12日 | 自然 花 写真

( 久し振りの太平洋 土佐湾 黒潮が流れる。 青い海の中に 豊かな命があります。)

 

地球上のみんながずっとこの地球に住み続けられるように 地球上の皆のよりよい幸せの為に世界が目指す17の目標が

SDGs(エスディジーズ)です。2015年に国連で193の国が支持し採択されました。17も目標があることが この世界

には課題が多いことを物語っています。

この同じ年 パリで協定が結ばれ 温暖化防止の対策が求められました。パリ協定も多くの国が賛同しました。SDGsの

13番目に 気候変動に具体的な対策を が盛り込まれています。 私たち人類がこれからも持続可能な世界に生きる為に 

気候対策も とても大事だということです。

 

SDGs(エスディジーズ)の14番目に海の豊かさを守ろう があります。何故 海の豊かさを守ることが大切な課題

なのか ? それは地球上の全ての人々が これからも世界の海と海洋資源を しっかりと利用出来る為です。

海の役割は何 ? とGoogleに聞いてみたら 『 地球の表面の約7割は海で、浅瀬から深海までさまざまな生き物がおり

私たちは魚や貝など豊かな海の恵みをもらっています。 また、海は雨を降らせたり、熱や二酸化炭素などを吸収したりして、

地球の気候を穏やかに整えています。 私たちは海があるから 陸上で豊かに暮らせているのです。』 ということです。


 
には多彩な生物が暮らしています。元々歴史的には 動植物は海で暮らし進化していきました。植物が本格的に上陸し始めた

のは40億年の生物の歴史の中で この4億7千万年前です。 海が命を育んで来たのです。

海にも生態系があります。 魚介類とそれらが暮らす環境を守る必要があります。既に世界のサンゴ礁の20%が破壊されて

います。サンゴ礁は小さな魚たちの住み処です。海水温が高くなると そこに生きられない魚がいます。今迄獲れていた魚が

居なくなり 漁民にとっては困ったことです。プラスチックゴミなどが多くなり それを食べたりして死ぬ魚も増えています。

魚の乱獲で漁業資源が枯渇される心配があります・・。

 

もちろんSDGsには陸の豊かさを守ろうと言う15番目もあります。 世界では毎年日本の面積の14%に相当する森林が失われて

います。 森林を守り再生し、持続可能な方法で利用することや 生物多様性が失われることを防ぐ必要があります。 生物多様性

とは、沢山の種類の生き物がさまざまな環境に合わせて生きていることを言います。  ♫みんな みんな生きているんだ 友達

なんだ ♫ という歌が 聞こえてきますね・・。

 

世界では16億人が森林で生計を立てています。 陸上の動植物・昆虫の80%が森林を住処にしています。 しかし森林が失われ

既に知られている8300の動植物のうち、8%はすでに絶滅し、さらに22%が絶滅の危機にさらされています。 その為 森林を

再生し、持続可能な方法で利用するよう SDGsは呼び掛けています。 

 

私たちは森林破壊を減らし 再生して砂漠がこれ以上増えないようにし、森林をきちんと管理し、持続可能な方法で利用し

森の生態系を守る必要があります。生態系とは、生き物とそれらが暮らす環境がバランスよく成り立っている仕組みです。

森林の保護を通して生き物を守り、生物多様性が失われることを防ぎます。 これらは地球の管理者である人間の役割です。 

 

仁淀川の河口 仁淀川大橋が見えます。 橋の向こうは太平洋です。

大きな鳥が空を舞ってます。 鳶(とび)も大きい。 さまようという意味があるタカ科の鳥です。

稲が風で波打つように見える風の波 波のように様々なシルエットを作ります。

1月前に植えられた苗が 相当しっかり根付いてきました。 

夏の花の一つ。 木槿(むくげ)が咲き始めました。 ムクゲは葵科。ハイビスカスの仲間。

韓国では 無窮花(ムグンファ) これがなまってムクゲになったとか・・? 

ノウゼンカズラも私の好きな夏の花。あと 芙蓉(ふよう)が咲いたら 夏の三大花です ?!

ハワイのマキキ教会から 中高生が高知にやってきました。 SGGガイドがお城を案内します。

やはり若い人たちは 視点が違う・・? 本丸前で デガレンジャーとポーズ !

11年ぶり ハワイの浅井力也さんの絵画展が 高知 自由民権記念館で行われました。

      

      力也君は20年前に会った時 まだ19才 だった !? 今は大人の風格 !

希望 というテーマ。深い海の印象です。 私も久し振りに皆さんとお会いしました。 

 

 

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 紫陽花(あじさい)特集 その2  話しは生物多様性のこと 続きです。

2024年06月09日 | 自然 花 写真

( 高知市の近く 香南市にある 野市あじさい街道。 30年ほど前から植えられたとか )

 

今 熊の被害が多くあって問題になっています。

クマと地域の付き合い方について ある生態学者の新聞投書があった。 北海道知床半島は国立公園 国指定鳥獣保護区 

世界自然遺産に選定されている地域。そこにヒグマが400~500頭生息している。市街地の一つ斜里町ウトロでは街の周囲が

電気柵で囲まれ ヒグマ出没があった場合 リアルタイムで出没情報がメール配信される。昨年、市街地出没はとても多く 

エサとなる堅果類が減少 夏から秋に来る樺太マスの遡上も少なかったのが 原因とも言われる。

 

知床国立公園は年間170万人もの観光客が訪れる。地上遊歩道は有料でかつ入場制限がされ 事前のレクチャーを受講する

コースとなっている。ヒグマの生態や出没情報 注意事項を学んだ上の散策である。相手を正しく知り 適度の距離感を

保つことが大切とされる。興味本位のエサ遣りが人をもクマをも殺す結果になると言われるが クマは雑食性で各季節、

手に入りやすい物を食べる。エサを貰うと味を覚え 人に慣れて徐々に大胆に行動するようになる。結果的に人々の住む

地域に現れ 人身事故を引き起こし ヒグマの『人為死亡率』も高めることになっている。

 

ある識者のこんな問いかけがあった。クマと自動車 どちらが恐い !? 大昔はクマが ライオンが人々を襲った。海では

サメが シャチが人間を襲った。今は逆である。人々は昔の経験が刷り込まれ クマを恐いと言うが 現代においては自動車が

多くの人々を殺している。自動車がクマを殺す場合もある。人間によって殺処分される野生動物は多い。 クマの方が人間を

恐れている・・。現代では自動車の方が遙かに恐いのだ・・。

 

私たちの思考の中に 人間中心主義がはびこっています。 今人類は地球を支配している王様です。王様は何でも出来ます。

それは他の動植物を軽視し 無視することです。5万年前、人類の一種類だけが生き残り ホモ・サピエンス(賢い人)と

自らよんで地球の支配者になった。昔サバンナに生きる仲間だった動物を含め 他の動物や植物をも支配し 彼らの生息地を

どんどん奪っていった。コロナ禍はそれに対する病原菌の抵抗或いは人間世界への拡散ではなかったか ?と今思っています。


                         
私の見た映画『猿の惑星』もそれを前提にしています。地球は人類の為にあり 他の動植物も家畜もペットも人類に仕える

生き物に過ぎない・・と思い込んでいた人類が 生息地を破壊された微生物の報復で 致死率の高い猿インフルエンザに感染、

瞬く間にパンデミックを引き起こし 社会は崩壊 知能を失い退化し 滅亡へ追い込まれた今から300年後の世界・・・が

描かれる。 わずか300年後の世界です・・。


現在でもAIに頼り デジタルが高度に発達した文明社会に生きている人類も 動物であることに変わりはなく 生態系を離れ

たり 他の生物の恵みを離れては生きていけないのは 昔の野生動物当時と変わっていません。この太陽系の中で 温暖化した

地球のこの1万年の恵み(自然の恩恵)によって 私たちは奇跡的に生態系の頂点にいます。その辺りを謙虚に考え 生態系を

重んじ 共存・共生の生物多様性を大切にしてこそ 持続可能な人類世界の未来があると思います。

 

1km程の土手に19000株の紫陽花が咲いています。 今が見頃のようです。

ガクアジサイ。

どうやら 渦アジサイ。

この写真でも分かる通り 紫陽花にも 色々な花があります。

白からピンクに変わるアジサイです。

20年程前の小学生の作品。 今は水も濁っていて (雨のせいか ?) 蛍は??

一つ一つの花もきれいですが 集まって咲くのも見事です。

この花は もっと詰まって咲いています。

最初は白か薄い黄色が 徐々に青くなっていくようです。

花も色々な形があるようです。

アナベルです。 土田さんが好きな花でしたね・・。

赤いガクの内側が本当の花ですが 進化して昆虫たちを誘っているんですね・・。

 

 

 

 

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 岡山の旅の続き。 話しは 生物多様性に戻っていきます・・。

2024年06月05日 | 自然 花 写真

      

    ( 岡山と言えば やはり 桃太郎 ! 駅前に三匹の動物と一緒の桃太郎です。

 

写真は 岡山の旅の続きですが  文章は全く別の展開です。

『 猿の惑星 / キングダム 』という映画を見た。 300年後に人類は猿に支配されているという想定である。どうやら

ウイルスのパンデミック(感染爆発)によって人類は絶滅の危機にさらされ 代わって類人猿が 他の動物を含め人間を管理、

支配する・・時代に。  そんなことあり得ないと思いたいが 今世界の状況を見ていると 人間は本当にホモサピエンス

(賢い人)なのだろうか ? 人類はどんどん破滅の滝に落ちて行きつつある、 そんな思いがして 見入っていました。

この映画は 人類と類人猿との共存が テーマとなっています。

 

生態系という言葉は相当広く知られている。生態系とは、生物同士が競争し 又共生し 関係し合うことによって各々の生命を

維持するためのシステムです。  地球上には3000万もの生き物が生息していると言われます。 人類は生態ピラミッドの頂点に

あります。様々な生き物が異なる環境で、自分たちの生きる場所を見つけ、互いに違いを生かしながらつながり、調和している

ことを生物多様性といいます。 一見弱肉強食という厳しい関係にありながら 生産者 消費者 分解者のような相互関係の中で

食物連鎖でつながれ 種族を維持しています。

 

森や海 川の生態系などが有る中にそれぞれに多くの生物が生きています。 人類は地球という生物界の頂点に君臨していますが

ホモサピエンスが生まれたのはせいぜい40万年前で 生物が誕生した40億年に比較してわずか1万分の1に過ぎません。

更に地球環境が温暖化して 農業を始め 他の動物を家畜化したのが1万年前、集落が出来 大きな都市が出来たのは8千年前

4大文明が生まれたのは5500年前です。 地球の歴史では ごく最近の出来事で 逆に言えば5千年後 1万年後 人類が

他の動物に支配されていても おかしくない訳です。

 

その恵まれた環境が 300年後には変わっているかも知れない。多くの人類が自滅して 動物園で飼われていたチンパンジーに

よって 人類は逆に追いかけられ 鎖をかけられ 檻の中に閉じ込められる生態系の一部に甘んじているかも知れない? と

いうことです。多くの人達は否定されるでしょうが 中国も日本も人口減少が始まっています。この数年のコロナ禍によって

多くの人々が命を失い 仕事を失い 生活を失ったのです。今も続く戦争で 命だけで無く 資源も 食料も失っています。

 

地球上の多くの地域に広がり 海の底や山の頂上まで支配した人類です。お蔭で私たちは 太陽光や水、清浄な空気という地球

環境の恵みと各種生態系の存在によって 十分な食料を得て幸福な人生をおくっています。しかし逆から見れば この環境 

生態系 生物多様性無しに人類は生きていけないということです。そんな当たり前のことを知りながら 他の生物(人間

含む)をどんどん殺したり その環境を破壊したりしています。それは自滅の道なのです・・。今こそ他の生き物と共存する道

豊かな自然環境を持続させる道を求めるべきです。

 

 

 

 

      

      60年ほど前に再建された岡山城天守 6階建て。エレベーターがあります。

お城と言えば 石垣です !? 戦災で焼けた天守ですが 石垣だけはオリジナル !?

天守内は色々な展示があります。刀や銃も 実際に手に持つことも出来ます。 重い !!

当時の銃? を撃つ実演 も出来ます? これはちっちゃな銃です・・。

後楽園から見る 岡山城天守。昔と同じように再現されている・・。 黒いので烏城(うじょう)とも。

後楽園 特別名勝 日本の三大庭園の一つ。 ここは唯心堂のある小高い丘 ツツジの頃がいい。

外国人にも受けそうな 延養亭(えんようてい) 藩主の居間 残念ながら戦災で喪失 再建された。

何しろ広い元大名庭園。 江戸時代には現在に姿に。 かっては藩主の静養の場 接待の場でした。

バラ園のバラに戻ります。

バラの筈ですが 葉が少し違う ? Googleカメラで ロサ・ギガンディアという名も・・?

回遊式庭園の一角に 花菖蒲(はなしょうぶ)園があります。 もう咲き出していました。

 

 

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  岡山へ日帰りの旅 その1 バラ園。 

2024年06月02日 | 自然 花 写真

( 瀬戸大橋。 9.4km 香川県坂出市と岡山県倉敷市をつなぐ。昭和63年に開通。)

 

6月に入りました。6月と言えばアジサイ、バラ そして梅雨の時期ですが 夏至を迎える季節でもあります。既に朝5時前に

陽が上りますが 昼間が最も長くなる日が夏至です。私にとってはうれしい時期ですが 今年は既に世界各地で 異常気象が

起こり 高温 洪水 竜巻 噴火 地震など私たちの生活に大きな被害を起こしています。 台風や大地震などありませんよう

に・・と願うばかりです。

 

快晴だった水曜日、久し振りに県外へ岡山に日帰りで行って来ましたバラ園 岡山城 後楽園の3つをまわりました。高知

からの往復は高速バスで片道約2時間半。『夏日』だったものの風が適当にあり 暑さはしのげました。バス 電車 タクシー

を乗り継ぎ 更に11000歩を歩き 頑張った一日となりました。 

私は25年程前に倉敷へ行った記憶がありますが 岡山は多分初めて ?? 義母がショートステイで家を空けたので この

機会にと思いついた訳です。準備も調査も不十分で 且つ資料も二昔も前のもの・・?  勿論インターネットである程度は

分かりますが まぁ 多くを望まずこの3ヶ所を見られたらいいな・・位の軽い気持ちで 早朝の高速バスに乗りました。

 

バラ園は岡山中心街から少し離れた『庭瀬』という所にあり 人通りの無い駅からタクシーで『RSKバラ園』に着きましたが 

観光客は意外に少なく 以前行った香川のレオマワールドの賑わいはありません・・?  開園50周年のバラ祭りの最中の

筈だが・・と思いつつ 園内へ。

 

既に多くのバラが咲いていました。花期を過ぎているものもあり 今が盛んなのもあり きれいなバラ中心に 写真を撮り

ました。花の種類は多く 花菖蒲の季節も始まり 広い園内をゆっくり廻りました。ランチを園内でとるのをあきらめ 思い

切ってタクシーで『後楽園』まで一気に行きました。 来た時と同じタクシーの運転手さんで 無口な人でした・・。

 

後楽園前で和食の店を探しましたが 意外に見つからず 中華店に入りました。 ここも空いており ランチの活気さはあり

ません。ちょっと残念続きでしたが 気を取り直して岡山城を見学、 ここも 戦後再建されたもので余り期待はしていません

でしたが 天守内の展示が家族向けに作られていて仲々面白く ボランティアさんも沢山で 仲々楽しめました。 高知のお城

との比較も出来 参考になる所が多かった。

 

私が期待した『後楽園』は広く手入れも行き届き 入場料も安く ゆっくり回りたい所でした。これで日本の三大庭園は見た

ことになりますが 帰りの時間の都合で少々急ぎ足になりました。 駅ナカのお土産屋さんには多くの観光客であふれていま

した。 岡山はやっぱり桃太郎で きびだんごをいつの間にか買ってしまいました。 岡山市には色々博物館や美術館もあり 

やはり1泊はして 名物料理?も含め もう一度ゆっくり来たいな~と思いました。

 

吉野川 その支流かも知れません。 四国山地を東西に流れます。

高知から香川へ。 小さく丸い山と池の多い所という印象です。

山を抜け 瀬戸内の風景が見えて来ました。

名前の通り沢山のバラが咲く RSKバラ園です。

緑の木はクスノキ。左側は藤棚ですが もう気節は終わっています・・。緑もいいものです。

ロビンフッドという可愛いバラの集まり。 

オリンピックファイヤー。 花の命名は 個人の趣味もあるので これ以降省略します ?

本当に色鮮やかで とても美しい・・。 私の不味い表現もこの後 省略します・・?

やっとお客さんを見つけました・・? 快晴のもと 芝生の上を歩くのは快適でした !

 

 

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 豪雨の後 いよいよ本格的な夏に入ります。 第一回目の紫陽花(あじさい)特集です。

2024年05月29日 | 自然 花 写真

( 紫陽花を特集する季節がやってきました。沖縄だけでなく 高知も雨の多い日々です。)

 

5月も間もなく終わり。 線状降水帯まがいの猛烈な雨が降りました。 高知も真夏日など経験して いよいよ本格的な夏に

入りそうです。そんな中 クマ被害のニュースが多い。昨年は全国で219人の被害があった。統計を取りだして以来 最高の

被害ということです。クマの出没件数は北海道 沖縄を除いて2万件を上回り これも過去最高です。今年度も17道府県で

160人にのぼっている。一因はクマの餌となるドングリの不作で 餌を求めて人里に降りてくることは 充分予測出来ます。

 

人里には柿や栗など美味しい?食べ物があり クマはその経験を覚えている・・?という学者もいます。併せて山菜採りなどで

山に入る人々も増え クマと出会うケースも多いのでは・・と想像します。 クマの生息範囲が広がっている他 生息数も増え

ています。一方で狩猟家は減っており 耕作放棄地が増え クマが生活しやすい環境に変わって来ている・・?

 

普通クマの出没は奥山に色々な果実が実り出す秋に収まりますが  昨年は秋になっても減らず平年の数倍出没する年となり

これが社会問題となっています。特にツキノワグマに顕著に見られるということです。クマは冬眠のため ブナやナラ類の実を

沢山食べますが 凶作の時に出没が多いことは統計でも確認されています。

クマの大量出没の原因についてWWFジャパン(世界で活躍する環境保全団体)は 秋の食糧不足のみならず 日本の中山間地域

抱える過疎・高齢化 離農・廃村などの社会・経済問題と密接に関わっていると説明しています。


山間地とその周辺地域を 中山間地域と呼びますが これはクマ等野生動物の生息地と人里の中間に位置しています。私たちが

普通に呼んでいる里山はかつて人々が薪を採ったり 炭焼き用木材を生産する場所ですが 近年石油やガスの利用が高まり山林

が放置されています。薪炭林の面積は日本の森林の1/3にもなり 日本の国土の2/3が森林ですから 大まかに言うと国土

の2割強が放置された森林になっています。 薪炭林のコナラやクヌギの木で その実ドングリはクマの餌になっています。

 

私も忍野村に居た時 秋には栗の実を拾いに近くの山に行きましたが 人の手が入らない中山間地域には多くのドングリが

あり クマにとっては絶好のえさ場です。 自分が住む地域にえさが無く 人間の住む生活域に多くの食べ物があれば クマが

近づいて来るのもうなずける話しです。私は出会った経験はありませんが(鹿は多く見ました・・。)過疎化による耕作放棄地

の増加など 人間の活動が不活発になり 逆に野生生物の活動域が広がってきます。 昔人口増で拡張した中山間地域が 今

野生動物によって奪い返されている・・とも言えます。  中山間地域における生態系の変化です。

 

深い青色、藍色。萼(がく)は既に花びら?を広げ 真ん中の花も少しづつ開いています。

紫陽花にの色々な種類があります。 これはガクアジサイと呼ばれる種類。

白いアジサイ。ギリシャ語では 水の容器という意味で 梅雨時に似合う花です。

墨田の花火と呼ばれますが 萼が花火のように 綺麗に開いています。

紫陽花はのシーボルトがヨーロッパに持ち帰り紹介、品種改良が始まったそうです。

同じ春野の 六条八幡宮にある 紫陽花。手入れも行き届いて綺麗です。

          

      土壌によって色が変わるそうです。青い花は酸性が強いとか。

赤い紫陽花。 花はアルカリ土壌とか。 少しづつ色は変わるようで 花言葉は 『 移り気 』 !

アジサイ街道で有名な春野に行きました。 農業用水にそってアジサイが植えられています。

未だ三分咲き・・? という感じで 6月一杯楽しめそうです。

各地で色々な呼び名があるようですが これも紫陽花です。どうやら統一的に山紫陽花です。

この花 紫陽花に似ている ? 同じユキノシタ科ですが 岩がらみ というそうです。

写真ではショボショボ雨に見えますが 50mm/時間を上回る雨が降っていました。

青空が戻って来ましたが 普段はきれいな鏡川も 水位が増し 濁流となっていました。

 

 

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夏日 ! 涼しいイメージを送ります !  気象庁 夏の三ヶ月予報。

2024年05月26日 | 自然 花 写真

( 高知市の北、少し山中に入った所に鏡湖ダムがあります。 鏡川の上流約7km。)

 

気象庁は 向こう3ヶ月夏の予報を発表した。6~8月の気温は全国的に高いようで TVでは高温と豪雨が心配されると伝えて

いました。 地球全体が春までのエルニーニョ現象の影響を受け 大気全体の温度はかなり高く 8月にはラニーニャ現象が

起こる可能性があり 更に気温が高くなる可能性があります。(エルニーニョ現象等については改めて考えます。)

 

暖冬は高齢者には有り難いですが 夏の猛暑日による熱中症や熱帯夜が気がかりです。去年の夏も史上最高の気温となり 8万

人近くの人々が熱中症で搬送され94人の死者を出しています。降水量は前線や湿った空気の影響を受け安く 平年より多雨と

なりそうです。1990年以降日本の気候は変わってきたと思います。高温の年が多くなり 冷夏という言葉を聞かなくなりました

 

何度か言ってますが 地球温暖化による猛暑と豪雨の気候変動は既に始まっています。 世界全体が高温化しています。そして

日本も同様です。日本近海の海水温度は相当熱くなっています。雨の降り方も激しくなり いわゆるスコール、熱帯型の豪雨と

なります。 滝のように非常に激しく雨が降る回数が増えています。雨水の排水能力を超えると洪水となり 被害が拡大します

一方で地球の乾燥化 砂漠化が進んでいる地域もあり 降水量の地域差も問題となっています。

 

高温と豪雨は密接に関連しています。気温が高くなると空気中に含む水蒸気量が増えます。気温が5度上がれば 湿度は30%

増えます。それが雨の量となり 急劇な豪雨となります。 地上と上空との温度差が大きくなれば 上昇流の勢いも強まり 

あっという間に雲が湧き 激しい雨となって地上に降ってくるのです。

 
8月は猛暑のピークになりそうです。上空の高気圧と太平洋高気圧が重なり 猛烈な残暑になるかも・・? 毎年5月になると

真夏日(30℃超え)が出始め 又今年も蒸し暑い夏か ?と半分諦め気分になります。以前山梨の忍野村に居た頃は 軽井沢

並みの涼しさでしたが  南国高知の暑さに耐えるには決意が必要です!? 子供や高齢者、果たして無事に乗り切れるか ?  
 

 

      

      鏡湖ダムの 白いカーテン。ひさし振りに上部からの放水を見ました。

鏡湖ダム 幸い水量は満タン状態。この間 よく降りましたから・・。

山の緑が ダムの緑ともなり 涼しい風景を創りだしてくれます。

ダムの上から見た眺め。 ここから鏡川が始まる・・?

段差があって 白い波が立ちますが すぐに水は澄んで 名の通り 鏡のようになります。

ここから市内に流れ 土佐湾・太平洋に到る31km 流域170平方キロ。

鏡地区の中心地 ? 昔は鏡村でした。 平成の名水100選にも選ばれています。

この日は 夏日にもなり 泳いでいる若者もいた。

山は新緑から 深緑へ。杉の林や竹林も見えます。

鏡川のソバにある 寺社。 枝垂れ桜も 今は緑一色。

茶畑です。高知では 各地域で お茶が栽培されています。 

シダ類の葉です。 太陽の光を求めてきれいに葉が並んでいます。 

静かに咲く薊(アザミ) 赤いボールが印象的でした。

夕焼け。 夕7時頃 日の入りも遅くなりました。 朝は5時丁度の日の出です。

 

 

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  新緑から 深緑へ。 今日は樹木特集です。

2024年05月22日 | 自然 花 写真

( 高知の青い空に高木の広葉樹が広がっている。暑さが厳しくなる中で 緑の小陰が恋しくなります。)

 

環境問題を考える時 私たち人類は特にこの数百年大変傲慢だったのでは・・と思う。大航海時代を経て 世界を征服した

ような気持ちになっていなかったか ? 科学の発達で 地球の全ての事が分かってきた ? と思い込み 傲慢にも地球の

支配者になった積もりでいる ?? 多くの生物がいることは分かっていても 生物多様性が多くの動植物と共存すること

とは思っておらず 多くの絶滅危惧種や昆、や鳥類が激減しても 全く痛みを感じていない・・。

 

来春 NHKの朝ドラで放送予定の 『 あんぱん 』の主人公やなせたかしさんの歌 『  手のひらを太陽に 』に 

『 ミミズだって オケラだって アメンボウだって みんなみんな 生きているんだ ともだちなんだ 』 という歌詞が

ある。 生物多様性と共存がしっかり歌い込まれていて すごい人だったな~と思う。賛美歌に 『 春をつくられた神様を

うたおう 』(聖歌652) という歌詞もある。私たちは科学の発達もあって 神様を意識の外に置くようになった。地球の

歴史も人類の誕生から始めるようになった。 そして人間が地球を我が儘一杯に使い尽くす勢いで 人口を増やしてきた。

 

産業革命からの世界の気温上昇を1.5°に抑えるという世界共通目標の実現は単に人類の為だけではない、地球上にいる全ての

動植物の為に 人類に課せられた大きな責任でもある。でも多くの人々の認識が共通している訳ではない。アメリカのフロリダ

州知事は 環境問題を真っ向から反対する姿勢を示し 環境活動家を『 グリーンの狂信者 』と呼んでいる。州のエネルギー

政策を拘束する環境政策に不満らしい。  前大統領がパリ協定に反対し 離脱したこともある。

 

気候変動、砂漠化、生物多様性の損失、地球汚染、土地、土壌、海洋の劣化、不足といった環境問題が相互にリンクし 世界的

危機を高めている。 気候変動、生物多様性の損失、汚染は 三重の世界的危機とされている。特に世界の喫緊の重要課題である

気候変動問題についてG7(主要7ヶ国)として2030年までに世界の温室効果ガスを2019年比で43%。 35年までに60%削減する

ための努力を約束するとしているが これでは不十分 少なくとも30年58%削減、35年までに75%削減する必要があるとの

報告書を ドイツに拠点を置く研究機関クライメート・アナリティクスが公表した。 又各国の現在の政策のままでは、30年迄に

19%から33%の削減にとどまると分析している。 今 改めて私たちを取り巻く環境悪化を 真剣に考えてみたい・・。

 

高知 五台山にある 牧野植物園。 建物は温室。冬に比べて 緑が深く濃くなっています。

 

南園の側にお遍路31番札所 竹林寺がある。 いずれも深い緑におおわれている。

       

       園内にある喫茶&レストランから一本の糸杉。右側は沼杉か ?

       

       色々寄生する植物と共存しながら大木に育っています。ゆりの木といいます。

       

       ケヤキです。幹が幾つにも分かれ 小さな葉が光を一杯受けている。

       

       銀杏の木も又緑が濃くなりました。中には早くも実をつけているのも。

       

       先日の安芸市 伊尾木洞(いおきどう)の森です。

多分サクラの木だと思います。花が散って 一斉に若葉が伸び 空を隠す程に。

樹木の名前は分かりませんが 高知にはドングリが出来るブナ科 コナラ属の木が多い。

山桃(ヤマモモ)の木だったと思います。高知市の筆山(ひつざん)の公園ぽい所にあります。

同じ場所にある 藤の木。棚になっているが 分からない程 蔓が伸び葉が茂っている。

大木に育った楠(クスノキ) !? 高知に多い。 防虫剤の樟脳の原料になる。

モミジの葉も 赤い若葉から 緑へと変化します。 最初から濃い紅色のモミジもあります。

   

朝焼けのシーンで今日はお別れです。 朝日が出る位置が相当 北に変わってきている。

 

 

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 5月  命が萌える5月です。 多くの花が咲いています。

2024年05月19日 | 自然 花 写真

(  田んぼの稲も 相当株を増やし しっかり根付いてきました。 力強いイメージです。)

 

TVのニュースで今年のGWの人出を伝えていました。 結果としては日本の多くの観光地で人出は減少したようだ。円安で

外国人観光客(インバウンド)は増えていても 日本人観光客は昨年より全国主要都市88%で減少、京都でも減り 高知は

7.7%減だ。 物価高による節約志向で遠出を控え 逆に連休は自宅で過ごす人々が増えている・・? 円安と物価高が庶民に

大きく響いているのが分かる・・、 日本人のGWの過ごし方に変化が見られるのは良いことかも・・?

 

増加率が大きく目立ったのは新幹線がやって来た福井駅周辺だったようで 新幹線の威力をまざまざ感じた次第です。愚痴る

訳ではないですが 新幹線の無い四国・高知県は話題から取り残されている感じで 寂しい限り・・。四国4県の知事さん達も

新幹線招致の声を上げていますが 実現は数十年先になるのでは・・・??   或いは永遠に来ないかもしれない・・?

 

私がお城当番をしていて感じるのは 外国人観光客も訪日数回後に ようやく四国・高知に目が向く感じです。 レンタカーで

四国山地を越えて来る人々もいる。それでも多くの人々が便利に高知迄来てくれるには 新幹線に勝るものはない!? 私の

願いは リニア新幹線に大きな投資をするなら 四国新幹線にお金をつぎ込み 全国均等の公共サービスにしてほしい・・。

 

観光だけではない。高知に住む人々の移動も困難になってきている。多くの県民が車を持ち自力で移動するが 高齢化すると

運転も困難になる。今迄あった鉄道やバスも便数が減り 近い将来地方自治体迄減少する。 今高知市中心街にマンションが

乱立している。足の無い山間部を諦め より便利な都市部に高齢者が移って来ている。地方の過疎地では病院や買い物に行く

のにも不便が多い。コンパクトシティとしての高知市は確かに便利だと私も思っている。マイカーが無くても公共交通機関が

使える。 レストラン 店舗 銀行 図書館 プール 映画館も揃っている。プラネタリュウムまである。

 

県内タクシーはこの20年で4割減ったが 高知市内では今の所 簡単に来てくれる。病院に行くのにタクシーを使う高齢者も

多い。自宅から病院まで 短い距離でも歩行に困難な人々も多い。 障害が出て来ると尚更だ。どの地域でも単身の高齢者が

増えている。頼りになるのは公共機関・公共施設だ。 支援のネットワークが充実している所もコンパクトシティの良さだ。

タクシーの運転手さんが一様に言う。80になっても会社は働いてくれ どんな形でもいいと・・? 働き手の減少が著しい。

25年後には半減するという。タクシーだけではない。地方の産業が持続出来なくなってくる。AI デジタル ロボット等

色々可能性はある。 外国人労働者の増加を願う声も。

 

給与の上がる大都市 大企業はいい。地方はコロナ禍で借金がかさみ 倒産 廃業が増えている。7割の企業が給与を上げ

られないという。それでも物価は上がっていく。 今高知唯一のデパートで 『全国うまいもの展』をやっているが 確かに

うまいだろうが 値段は私の想定の2倍以上・・?! 開いた口が塞がらず 早々に退散した。格差がはっきり見えるように

なった!!  甘栗だけ買って帰った・・、 確かに丹波栗で 美味しかった・・。

 

つつじの季節が終わり さつき(皐月)が満開となっています。ここは高知裁判所前です。

松葉菊(まつばぎく)も 暑くなった太陽に向かって花を広げています。

昼咲月見草(ひるさきつきみそう)も目一杯咲いています。 5月は多くの花が咲きます。

よく見る ノースポール。冬場から長く咲いてきました。『 北極 』という意味ですが ?

これから ドクダミの季節です。 毒痛み とも書き 十薬という別名も。

街路脇の花壇にも大きくなった赤いバラ。道を歩く人にも 道を歩く人にもうれしいです。

未央柳(ビョウヤナギ)。 西洋オトギリソウとも。 金糸梅と対に覚えています。

梅雨も来ない前に ミニヒマワリが咲く。 訳が分からなくなります。

面白い形の 雪の下(ゆきのした)。 7月初めまで咲きます。

サルビア・ガラニチカ。 去年まで グアラニチカと言っていたのですが・・?

花菖蒲(はなしょうぶ) アヤメ属なので アヤメもカキツバタも仲間です。

紫陽花(あじさい)も いつの間にか葉を伸ばし 額を広げ 小さい花も咲いてきました。

もう センダンの花ともお別れ。 比較的長く楽しませてくれました。

咲いてくると グレーから白さを増します。 よく見ると去年の実が残っています。

 

 

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