ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  高知の 晩秋の 花、木。 大きな滝壺の轟音が聞こえ出した・・。

2018年11月13日 | 自然 花 写真

  (  磯菊(イソギク) 海辺に多く咲いている。 室戸岬は最大の自生地。 )

 

環境問題は何故色々な問題の後回しにされるのか?  それは環境が自然、社会、技術、行政 
市民生活と活動 更に倫理面など多くの側面を抱え 色々互いに関連している複雑な問題だから
はないかと思います。 個別な対症療法を施しても 充分な効果を上げないできたのです。

環境問題 或いは地球環境問題とは 私たち人間の活動が原因で 環境が大きく変動して命の
生きる基盤である生態系などに悪い影響を与えている問題で その範囲は地球規模で かつ数百年の
長い時間を要しています。幾世代にも 又多くの国が関係しあっています。ライン川やドナウ河
は多くの国が関係してきます。 上流にとっては小さい問題も 下流では積もり積もって問題を
複雑、深刻にしています。問題の範囲が広く 関係者も多く絡み どこから手を付けるべきか
時間も お金も 法律も 考え方 事情も色々あって 人々の善意だけに期待出来ないのです。

今多くの国が望んでいるのは経済成長です。成長率が1~2%では国の発展は乏しく 競争に
負け 失業者を生み生活も向上せず 社会も停滞していきます。どの国も自国第一 経済第一で
私たちが生きている場所が共通の自然の恵みである『 地球 』であることを忘れています。
目先の農地の為に森林を破壊し 水力より安価?な原発や化石燃料の火力発電に力を入れます。
開発ばかりが優先され 自然破壊や環境の破滅に心が向きません。開発途上国は尚更です。

プラスチックが便利だからと言って 大量に使い捨ててしまった結果 ゴミは海岸や海中にまで
溢れ 美しい海岸を壊すだけでなく 海中の魚まで殺しています。ひいては人間の命にまで影響
します。『 経済成長号 』というボートを必死に漕いでいる間に 生命の生きる自然を破壊する
大きな滝壺に落ちこんでいく そんな姿を思うのです。このボートに乗っているのは 他ならぬ
私たちなのです。幸福な生活、豊かな社会を目指している間に 多くのつけを残して来たのです。

轟音を響かせる大きな滝壺 その兆しに多くの人々はおののいています。1990年代からハッキリ
した温暖化と異常気象 それが今気候変動と呼ばれるようになり 点から線 線から面 そして
深い大きな落とし穴へ。今 漕ぐのを止めてもボーとは進みます。その滝壺が大きくないことを願う
ばかりです。今年の冬も暖かいと聞いて うれしくなっている反面 温暖化の更なる進行と思えば
イヤ ちょっと待てよ !?という思いになります。今唯一の生命の星である地球 私たちにとって
生きる世界である生態系 多くの生き物が生存競争をしながら 進化を重ねながら生きてきた地球と
いう環境 これが金星や火星のように過去にはいたかも知れませんが 今は生物も住まない世界に
してしまっていいのか? 人間が起こしたことは人間が解決出来る と信じます。

でも 自分第一、我が国第一では駄目です。動植物を含めたグローバルな生存計画を建てなくては・・。

 

 

      

             玉すだれ

リンドウ。

秋明菊とツワブキが混じり合ってさいています。

野路菊(のじぎく)

鏡川緑地に咲く コスモス。

チェリーセージ。

ランタナ 七変化とも。 鏡川堤防の常連。

百日草(ひゃくにちそう) 名前の通り 長持ち。

矢の根梵天花(やのねぼんてんか) 元々は園芸品種が 野生化したとか。

ピラカンサス。 常盤さんざしとも。白い花が5月頃咲き 秋10月赤い実がなる。

五台山の紅葉。

 

お遍路 31番目の札所 真言宗のお寺 五台山にある。

ナンキンハゼ。 今赤 黄 緑とグラデーションがきれい。  来週はこの木の特集です。

 

コメント (1)
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