ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

   今日は終戦記念日。 富士山もようやく見ることが出来ました。

2018年08月15日 | 自然 花 写真

  (  赤富士の斜面 昨日、今日と 雲の無い富士が朝方だけ見えていました。)

 

今日は終戦記念日です。私は敗戦記念日だと思っています。言葉のあやですが 意味合いは
違ってきます。多くの人々が戦争で亡くなった。日本は300万以上の方ですが 中国では
1300万の方と言われます。太平洋戦争の巻き添えとなった東南アジアの国々の犠牲も
見逃せません。インドネシアで400万 ベトナムで200万 フィリピンで100万以上の
方々が亡くなられています。 インドでは150万人の方が犠牲になっています。

 戦争中インパール作戦というのがありました。インド北東部の戦いですが 先日その近くの村
コヒマのドキュメントがありました。イギリスと戦い敗北し 白骨街道と言われる惨めな逃亡を
した地ですが そこの村民も大きな犠牲を被ったのです。未だ軍歌を覚えている村民がいることを
報じていました。 小野田元少尉のドキュメントもありました。日本では英雄視扱いされましたが
地元では犯罪者として 実際彼がジャングルから出て来た時に彼を殺そうと準備した地元の人々も
いたそうです。小野田さんも1年もたたず 日本を離れ ブラジルへ移住された。29年間の兵士
としての人生を思うと 彼もまた戦争犠牲者です。誰もが戦争を二度としてはならないという思いを
伝えていました。

黒井さんのホームページもその遺志を継いでいるものでしょう。生き残っている人は もう80を
超えた高齢者ばかりです。その人々の人生にどれ程の影を落としたことでしょう。又 『駅の子』と
いうかなり特異な視点でのドキュメントもありました。戦争孤児 浮浪者の生活を余儀なくされた
人々の歩んだ人生を特集していました。 国の配慮の無さはいつもですが 人々の冷たさも指摘
されていました。皆生きるのに精一杯で 他人のことなど構っていられなかったのだと思います。

戦争という残酷な殺し合いによる悲劇が もう二度と繰り返されないことを強く思います。 
そういえば 『火垂るの墓』という野坂昭如さんの小説も 親を失った戦争孤児の哀れな
最期を描いた作品でした。私も映画のビデオを持っていますが 余りに可哀想で 仲々見る
勇気が出ません・・。わずかな寿命で かつ苦しみ 悲しみの中で逝ってしまった人々を
お気の毒と思いますが  最近は天国へ早く行けて 良かったなーと思います。神様が早く
おいでと 呼んでくれたように思えるのです。天命とも言えます。天国の方が 楽園だと
信じるからです。 今盛んに咲いている花に 木槿(むくげ)がありますが これは無窮花
とも書きます。8月15日を迎え 戦争で亡くなった方々へ 鎮魂の祈りを捧げたいと思います。 

 

秋桜(こすもす)が色を増して来たように 思われます。

ヒンヤリした空気に コスモスは似合います。

同じコスモスでも 黄花コスモスです。

そして 秋を感じて頂く為に 再び桔梗(ききょう)です。

のうぜんかずら。 上の二枚、 ちょっと望遠で撮ったもので 焦点が合っていません。

突然大きな ヤマユリ ?

百日草にも 見えたのですが・・?  遠くから見たということで・・?

千壽ギク ? 園芸品種のマリーゴールドの基になったと ありますが・・?

午前中は日射しもあって 爽やかです。

カラ松ですが まだ深い緑です。

緑のカラ松の上は 白い雲と 青い空。 夏の望ましい風景です。

 

動かざること 山の如し と言いますが 富士山は 終戦の日も 変わらず姿を見せていたと思います。

 

  

コメント (3)
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