ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

もう春の花が ?   まだ秋の花が ?

2015年01月14日 | 自然 花 写真

       (我が家の お正月用の 生け花。 )

 お正月に門松 ? 目出度い印に 松竹梅と言いますが 何故でしょう ? 
昔の冬はつらかった。人々は風が吹き込むような家で 寒さを耐え忍び 
わずかな食糧で じっ~と春を待った。 そんな中 草木も枯れ果てる
ような冬でも 松は緑をしっかりと保っている。 人々は凄い生命力を
感じたに違いない。 不老長寿のシンボルだった・・。

実は 冬に葉が枯れて 落葉する樹は 新しいタイプの植物で 松は落葉
というシステムを持たない古いタイプの植物。 冬は太陽の光も少ないので 
光合成の効率が悪い 葉からは貴重な水分が蒸発されるので 冬の寒さを
乗り切るには 葉が邪魔になり 自ら落葉する。冬に適合したタイプが落葉樹
で 草だって 地表の葉はしおれ 枯れてしまうが 根はしっかり栄養を蓄えて 
春を待っている。 花の少ないこの時期が 滅法元気に見える松の出番と
いう訳です。  

今日はクローバーも 載せてみました。 南国高知には もう白詰草が 咲いています。
クローバー 葉は通常3枚です。希に4枚の小葉があり 幸運の四つ葉のクローバーとして 
喜ばれます。 花が咲いて 白詰草(しろつめぐさ) 赤い花は 赤詰草と呼ばれます。 
何故詰草と呼ばれるか? 江戸時代にオランダから届く輸入品に この草が割れないよう 
詰め物されていたからです!?  名前なんて そんな単純なところから付けられる・・?  

まぁ 面白いですいわれです。 もう一つ注目すべきは クローバーが群れで繁殖するとき 
真ん中が盛り上がることです。 端はよく陽が当たりますが 真ん中は混んで 陽が充分に
当たりません。そこで 真ん中辺りにいるクローバーは 背を高くして 陽を多く浴びよう
として 盛り上がって来るのです。 多分他の植物も そうなのでしょう・・。

植物研修生 として 植物の不思議に 迫ってみたいと 思います・・。




盛り上がる白詰草


仲々 写真では うまく表現出来ませんが・・、 皆さんも機会があれば しゃがんで見て下さい。 


草を食む山羊。 この食むという言葉、 元は 歯む と書いたとか・・。 


タネになった エノコロ草。


ススキも タネとなって飛ぶ寸前。


これも タネとなった鶏頭(ケイトウ) 植物の一年が終わり 新しい一年が 始まります。 


柾(まさき) でしょう。 葉は緑ですが 実(タネ)は しっかり出来ています。


ナナカマドが 鮮やか !


チロリアンランプ。 下の方は やはりタネ ?  この花は本来秋の花・・。


蔓日々草( つるにちにちそう) 春の先取り。 本来二月に咲く花。


白い椿


小振りの水仙。  ペーパーホワイト。


蝋梅。 この花を見たとき やはりうれしかったです。 これも春の先取り !



コメント (2)
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