横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

座して死を待つのか? それとも・・・その54

2008-05-25 10:01:31 | Weblog
 (私の最初のブログであった“ココログ”に引っ越そうと思ったのですが、近頃の私のブログの文章は、ダラダラと長く書くのに慣れてしまったため、ココログでは字数制限があるらしく、投稿に支障が生じますため、引越しを中止することとしました)


 我が国が背負っている債務が極めて驚異的な金額であることはご承知の通りです。
 右肩上がりの成長を続けていた時代は、“まあ、どうにかなるサ”という調子で、箱ものや道路・トンネル・橋・飛行場を、地域の利益の代弁者である国会議員が先頭となって、予算の分捕り合戦をやってきたツケが溜まりに溜まった結果がこれであります(おらが県にも○×を作って欲しいと、陳情を繰り返してきた人々にも責任の一端があるのです)。

 お役人も、社会保険庁の行ってきた仕事の余りの怠慢さぶりには、繰り返し毎度非常に驚かされることばかりです。これでは、他のお役所でもやや同類の行為が慣行として行われてきているのではと疑わずにはおられません。
 “天下り”という言葉に代表されるように、自分たちの保身の仕組みを作り上げています。そして、例え万が一、国からの直接的な兵糧供給のルートが閉ざされる事態となっても、すでに独立して生きて行けるようにまで、用意周到に巧妙な構造をすでに構築するまでに至っているようです。
 私は彼ら天下りの役人たちに、何か宿主である人間に寄生する“ガン細胞”に似た様を感ずるのです(ガン細胞の場合には、宿主である人間を死に至らしめるまで増殖を続けるわけですが、彼らの場合は果たしてどうなのかを私は危惧しています)。
 さて、余り脱線していないで、話を本筋に戻すこととしましょう。

 政府は、上記しましたような莫大な負債が存在しますことから、福祉関係の予算を今後、毎年2000億円以上も削減し続ける予定だというのです。
 ところで、今後20年余の間に医療費はほぼ倍増すると厚生労働省は予測しております。いったいどこからそんなお金が工面できるというのでしょうか?

 さて、福祉予算削減の方策として導入した後期高齢者医療保険制度が非常に不評です。
 これでは“次の選挙に負けてしまう”と、国会議員たちその手直しを考えているようです。
 ただ、どこかを削るのを止せば、他のどこかを削らなければならなくなるのです。
 取り敢えずは、必要の程度の低いと判断される役所や関連機関の廃止・統合などを一生懸命やって、時間稼ぎをして頂く他は無いと思います。

 その間に、医療費や介護などの経費をさほど増やさずに済む方策を実行に移すという方法が私は最も理想的だと確信するのです。
 そんなことできるのか?と、疑問を感ずる方が多いことでしょうが、それは皆がやる気に成れば必ずできるし、やらなければ何事もできないのです。
 解決策はもちろん存在すると私は考えております。(続く)