横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

出産前後に妊娠中毒症・脳卒中発作が起こりやすいことの原因

2008-10-22 14:07:38 | Weblog
脳出血「対応できぬ」7医療機関が拒否、妊婦死亡(読売新聞) - goo ニュース

 本日上記のようなニュースが入りました。

 病院が救急での受け入れ拒否する問題は、近年頻繁にニュースで採り上げられていますことはご承知の通りです。
 今回は、もちろんこのことも問題ではありますが、妊婦が脳血管疾患を起こし易いということを採り上げたいのです。

 妊娠時にはお腹が大きくなり、腹圧が変化するなどのことから、消化器の能力に大きな影響が生じます。
 
 専門用語で“子癇(しかん)”と呼ばれる、妊娠中毒症で痙攣発作を生じたりします。
 私は、この子癇は、腹圧の変化などやストレスなどから、消化能力に変調をきたし、酸性腐敗便(酸性腐敗便に関しましては、詳しくは私著『医療革命』をご参照下さい)が産出されて、その吸収により酸性腐敗便中の激烈な血管収縮・痙攣及び組織傷害作用物質が原因となって起こると結論しております。

 これは、出産後、膨れていたお腹が凹み、腹圧が急に下がることによって、便秘を起こし易くなり、その際何らかの理由で消化能力に問題が生じた場合にも、脳卒中などが起こりやすいのですが、これもやはり酸性腐敗便の産出・吸収が原因で起こると判断しています。

 今回の場合には、子供さんは助かったようですが、母親の方は亡くなられてしまいました。
 酸性腐敗便の知識が広く啓蒙されていたならば、家庭内でも適切な処置が行えるようになりますので、このような悲惨な結末を迎えることなく、極めて安全かつ容易に対処できることであるのです。
 このようなケースで、死にまで至ることは、年間の発生数としては低いことでありましょう。
 私としては、適切な情報をなかなか伝えることのできないことを、極めて残念に感じております。