トピックス⑦

　もう一つ、今の医療には、以下に述べますように、極めて大きな欠点があると私は考えております。

　ご承知のとおり、医者に掛りますと、まず何の病気かを調べるために血液検査が行われます。
　この血液検査の半数近くの項目は、元来細胞の中にあるべき成分がどれだけ血液中に漏れ出ているかを調べるものであるのです。
　すなわち血液検査の主要な目的は、どの部位の組織が強く傷害されているかを調べて、病気の種類を特定することと、その病気の重さの度合いを調べることです。
このことからも、病気の原因として傷害が大きな要因となっている場合の非常に多いことが判ります。

　したがって、体内にある一部組織の傷害されることが病気の主要な原因であるわけですから、これに対して、その傷害をもたらす原因となるものを取り除くことは、治療のもっとも重要な手段となりうるものと考えられます。
　そしてそれと共に、傷害の修復を促進する作用を持つものは、病気治療に対して非常に効果を持つと判断することができます。あるいは、細胞の活性度を上げる賦活作用を持つものも、同様に病気治療に対して効果を持つと考えられます。