横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その77

2008-12-13 13:58:36 | Weblog
 さらに、血液を全身に送るポンプとしての心臓の能力の低下も酸素欠乏の因子の一つです。

 心臓の血液を全身に拍出して送り出すことに対する慢性的な負荷となるものとしては、血管の動脈硬化並びに肥満などが考えられます。
 それに加えて、送り出した血液の逆流を防ぐ心臓の弁膜が傷害される心内膜炎(例えば、僧帽弁膜症など)なども酸素欠乏の要因であります。

 心臓の弁膜症(心内膜炎)を判り易く説明しますと、自転車の空気入れでタイヤに空気を入れる際に、空気入れの空気を吸い込んだ際に開いた弁が上手く閉じないと、幾ら頑張ってもスカを食ったような感じで、タイヤに空気がなかなか入れられないことはご存知のことでありましょう。
 これと同じように、心臓というポンプが一生懸命全身に血液を送ろうとしても、心臓の弁が上手く閉じないことが起こると、血液の逆流が起こってしまい、全身に効率良く血液(酸素)を送ることができなくなるのです。