横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

健康に対する心の箍(たが)を嵌めなおせ②

2007-12-08 09:59:27 | Weblog
 このように、食欲・性欲・物欲、あるいは、人間の精神の弱みに容易に付け入る事物は、止めようとしてもなかなか止められないという性質を持つものです。
 そして、心の制御を不能とし、このようなものがやがて病気へと陥らせる罠となるケースが非常に多く存在致します。
 或る意味で極めて魅力的なものが、健康・生命の維持にとって極めて危険な状態へと導く原因となっているということが、様々な事例で明らかとなっています。
 そして、その事実を承知しながらも、その学習効果も無く、次々とその罠に陥っているのが現実です。
 人間には優れた知能というものが備わりながら、それにもかかわらず失敗を繰り返すことの理由はなにゆえなのか、極めて不思議に感ぜられることです。

 食べ物の場合には、嗜好というものや、味覚という問題も存在します。
 人間の大半は、味覚的に美味いものを強く食べたいと思う性質を持つ生き物です。
 なお、健康が十分に維持されている時に、美味しいと思うものを適度に食べている分には、何ら問題は起こりません。したがって、美味しいものを食べるなということを私は言うつもりはありません。
 ただ、私の研究成果である酸性腐敗便学説からは、この美味しいものの多くが病気を招く罠となりやすいという皮肉な性質を持つものであることが判りました。
 
 この美味しいものが病気の罠となりうるという皮肉な巡り会わせは、神というものが存在しましたならば、ある種の戒めとしてこのような性質を持つようにわざと創られたのかも知れません。
 ただし、このような解釈の理由付けは、後から取って付けたようなものであって、実際、欲望と病気の罠とが隣り合って存在するのが現実であるのです。
 このような皮肉な関係につきましては、酸性腐敗便(このものについて詳しくは私著『医療革命』をご参照下さい)というものを考慮して判断しますと、十分理解することが可能であるのです。

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