横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

温度差だけで年間1万4千人も死ぬのはおかしいと思いませんか?(その6)

2007-11-27 09:15:15 | Weblog
 酸性腐敗便中に産生される害の中心物質であるタンパク性のアミン類は、体内で産生されるあらゆる物質の中で、抜群に強力な血管収縮・痙攣及び組織傷害作用を持つものであるのです。
 このタンパク性アミン類が腸内に産生されてその吸収が起こったならば、それが慰安の場所である風呂場であれ、突然死することも十二分に起こりうることであるのです。

 健康とは、体の各種組織の機能が正常に維持されている状態のことです。
 一方、それに対する病気は、一部組織乃至広範な組織であるにせよ、正常な組織の機能に支障が生じた異常事態であるということになります。
 そして、正常と異常とはほとんど180度正反対の意味を持つことであるのです。
 ことに、健康・生命の維持に支障を生ずるほどの変化は、体内の最も根幹部分の組織の機能に支障が生ずることによってもたらされると判断すべきものでありましょう

 人間(生物)が生きるということが基本的にどういうことによって成り立っているかをお考え頂きたいのです。
 飲食し、かつ、呼吸をして初めて生きることが可能です(もちろんこれだけではありませんが・・・)。
 呼吸ができなくなったら人は死にます。食べた餅が気道を塞いだ、水におぼれた、口と鼻を塞がれたなどのことが起これば、人に死が訪れます。
 ただ、このような形の死者は或る程度の数はおりますが、それでも全死亡者の中のごく一部です。
 しからば、大半の人間の死ということを考える時、飲食の方に原因があるのではと考えるべきだと私は思うのです。
 実際、世界の医学研究者たちの慢性病の原因研究の結論は、“累積的な食生活の誤りにある”というものに収束していることはご承知の通りです。