横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

スクワレンでガンが治る!?(その56)

2009-04-30 10:22:08 | Weblog
 大製薬会社はスクワレンに抗がん作用あるいは、ガン治癒作用があるというような研究には絶対に手出しを致しません。
 なぜならば、このような研究を行った場合、彼らにとって僅かの儲けにはなるかも知れませんが、大儲けにはならないからです。
 むしろ、スクワレンに顕著なガン治癒効果があると明らかにされたら、彼らが開発した薬剤の販売利益を大きく損なうことになってしまうのです。

 彼らは抗がん剤などの新薬の開発に何百億以上もの大金をつぎ込んでおります。
 それは、開発した薬剤がそれなりの治癒効果があると認められた場合には、先発権が取得できて、或る一定の年限は独占的に販売できることになります。私企業の宿命として、投資した以上の利益が回収できなければ、経営に大きな影を落とすことになりうるのです。

 ガンの場合には、疾患別死亡率順位第一位の病気の治療薬ということもあって、そのようなものの出現を希望する患者の数が多いため、ガン組織を縮小させる作用を持つという基準をクリアし、副作用が許容の範囲と認定されれば、ガン治療薬としての認可が取得できます。
 さすれば、投資した金額の遥か桁違いの儲けを彼らは得ることができるのです。

 スクワレンのような自然界に存在する物質では、例え大金を投じてこのものにガンに対する治癒効果の存在することを明らかとしても、先発権を得ることはできません。
 したがって、彼らはこのようなものの研究を行うことを絶対にしないのです。
 もしこのようなことを行う可能性があるとしたら、利益を追求しない大学などの研究機関があります。しかし、それぞれの教授は関心を持つテーマを既にお持ちでありますので、この面でも研究の行われる見通しの暗いのが実情なのです。