横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その120

2009-04-25 21:30:00 | Weblog
 世の中は、私が子供であった半世紀近く前の頃より物質的には非常に豊かになり、また、色々な面で便利にもなりました。その反面、人間の心は以前より貧しくなり、人間の温かさは減り、気持ちが通いあいにくい、世知辛い世の中になったと感じている方が非常に多くなっていると私は感じます。

 その1つの典型的な証拠として、次の事項を上げることができると私は思います。
 それは自殺者の激増です。自殺者の数が年間3万人台に急増してから10余年ほども経つのでしょうか?
 さらに今年は、百年に一度の世界規模での大不況と言われており、収入の道を失う人の数が激増しています。したがって、自殺者の数がさらに増えることが強く危惧されております。

 特別給付金が老人一人当たり2万円出ても、後期高齢者医療保険制度の施行で、年金からその1.5倍以上も天引きされていては、余り政府の思惑通り消費には回らないのではと推測されます。
 企業からの税収も激減し、景気が非常に悪くなっています。その景気を浮揚させるために、国債を40余兆円も増発することとなりました。これでまた巨大に膨れ上がった負債総額がさらに大きくなることとなります。

 孫子の時代にそのツケを回さないと言い言いしながら、取る行動は反対のことばかりです。この度の不況に関しては、景気浮揚策を取らぬことには今の時点で倒れてしまいますから、やむを得ぬとは言え、その後の打開策を検討しておくべきだと私は強く考えるのです。