横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身!その174

2009-12-05 09:23:08 | Weblog
 重篤な発作(心臓発作あるいは脳卒中)の場合にはとくに、例え症状が落ち着いてきても、そのまますんなりと治癒に向かわないケースが多いのです。
 すなわち、発作発症後、時間経過と共に必然的に以下に記す病状の変化を生じてきやすいからです。
 それは、とくに心臓発作あるいは脳卒中発作後に肺炎(あるいは、うっ血性気管支炎)が生じやすくなることです(このことにも当然、そうなるべくして成る理由[メカニズム]が存在するのですが、ここではその説明は割愛させて頂きます)。
 そこで、あらかじめその危険性を予期しながら、慎重に患者さんの病状を診断して、少しでもその兆候が感ぜられた際には、症状のごく軽度の中に先回りして手を打つ必要もあるのです。
 このことがこのようなケース毎にシッカリなされるようになれば、心臓発作あるいは脳卒中の治癒率をかなり向上させることができるようになると私どもは判断しています。

 また、心臓発作あるいは脳卒中発作発症している最中及びその後の食生活に関しては、その際食べるものが発作の根本原因である酸性腐敗便の原料物質となり、再度の重篤な発作を引き起こすことになる可能性が十分あるわけです。
 したがって、発作発症中及び、運良く症状が軽快した後も、再び酸性腐敗便の産出・吸収を決して起こさぬよう、厳重な注意を払った食生活を一定期間(この期間の長さは、病気の重篤さの度合いに比例して、[極めて軽度な場合には、1,2日]一週間から、数カ月間に及ぶことがあります)行う必要があります。
 しかし、酸性腐敗便というものがこれら発作の根本原因であることを、医学界ですら知らない現状にありますため、このような際の食生活に対する厳格な注意の指示を適切に出せる医師がほとんどいない実状にあります(すぐれた臨床医の方の場合には、例え酸性腐敗便という科学的根拠を得ていなくても、数多くの患者さんの治療に当たる中で、食生活と病気発症との密接な因果関係の存在に気付かれ、独自の病時の食生活に関する理論を確立されている方が少数おられます)。そのため、再度の酸性腐敗便の産出・吸収による発作を発症してしまう失敗が起こり、せっかく助かりかかった生命の失われることが頻発しているのです。