横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身!その176

2009-12-08 17:36:06 | Weblog
 カゼ罹患時に体の諸組織に高度の傷害を生ずるということは、医学界に於いても確認されている周知のことであるのです。
 例えば、カゼの高熱罹患時に腎臓の高度な傷害による顕著なその機能低下を起こし、老廃物排出に支障が生じた結果、尿毒症を発症することは、医師であれば良く知っていることです。
 また、カゼの高熱罹患により、拍出した血液の逆流を阻止する役目の心臓の心室と心房などとの間に存在する、血流の逆流することを阻止するための弁膜が傷害され、弁膜がしっかりと閉じる事のできない弁膜症を発症することも、循環器系内科医の方は良くご存知のはずのことなのです。

 カゼの高熱罹患により現実に世界中で上記しましたような事態が毎年莫大な数発生し、健康・生命を大きく損ねる原因となっております。
 上述してきましたように、医学界の主要な定理である抗原抗体反応と、現実のカゼ高熱罹患時の人体に起こる事との間に、明らかに大きな矛盾が存在しております。
 しかし、端からその矛盾の存在が盲点となって見落とされてしまっているのか、その理由はなぜなのか私には皆目見当が付かないのですが、医学界はその矛盾を解明する努力をしようともせずに放置したまま長い年月が経過してきております。

 ただ、この矛盾の解明無しには、カゼの原因解明が完全になされたこととなりません。そして、カゼの原因解明無しには、現代医療に於いてカゼの治療成果の上がぬことも無理無いことであるのです。