横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

スクワレンでガンが治る!?⑤

2008-12-23 08:41:28 | Weblog
 ところがその後、葉緑素を持つ藻類を始めとする植物がこの地球上に現れると、地球の大気中には、植物の葉緑素が光合成と呼ばれる化学反応を行なう結果産生排出される酸素が出現し、その濃度がどんどん高まるようになりました。
 ところで、我々人間はもちろん酸素無しで生きることができませんが、酸素そのものは極めて激しい化学作用を持つ物質であるのです。
 したがって、酸素が大気中に出現して以降の生物は、いかにして酸素にやっつけられないようにし、酸素を上手く利用して生き残るかということが生存の鍵を握ることとなり、上手くこのことを行なえた生物のみが繁栄してきた歴史であるのです。

 空気中に存在する酸素は我々の生存に欠かせぬものではあります。ただ、このような普通の酸素でさえも化学的には極めて激しい作用を持つ物質であるのです。ましてや活性酸素となりますと、遥か桁違いの激しい作用を持っているのです。

 そこで、ガンというものを考えます場合に、酸素乃至活性酸素に対する防御の術を持たないガンが体内で発生するためには、どのような条件が必要であるかを考えることは極めて重要な問題でありましょう。