横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

香取章子女史への手紙③

2007-10-14 08:39:37 | Weblog
 心筋梗塞は極めて劇的な発症の仕方をする場合の多い病気です。
 そして、心筋梗塞だけでも、全世界で毎年何百万人もの犠牲者が続出しています。
 したがって、これだけこの病気が頻発することは、もはやそれは偶然では無く、必然的な原因因子が一過性に負荷されることによって起こる病気なのだと解釈した方が、遥かに素直に理解することができるはずであると私は判断するのです。
 そこで私は、この病気は、その発症原因となりうる激烈な作用を持つ体内物質の一過性の産生によって発症するとして考えないと、理解不能であると考えているのです。

 したがって、ストレスや動脈硬化などは、心筋梗塞発症の根本原因物質が産生されやすくなるための前提条件であって、病気そのものからすると間接的な原因因子であるに過ぎないと結論しています(但し、ストレスの影響を私は軽んじているわけでは無く、直接的な原因では無いと述べているのでありまして、その点を勘違いされませぬようお願い致します。また、もちろん、動脈硬化の高度の進行に伴って、梗塞が偶発的に発生する場合が全く無いとは言い切れぬことだとは私も思っております)。

 心筋梗塞では、血液中に生じた不溶性の物質による梗塞の発生、あるいは、冠状動脈血管の激烈な収縮・痙れん発生による高度の血行障害(時には血流停止)発生の原因を、一過性の精神的ショックや偶発性というような、極めて曖昧な原因解釈で現代医学界は済ませているのが現状です(心筋梗塞の根本原因は、梗塞の発生はあくまでも結果であって、血液中に不溶性の物質を出現させるもの〔こと〕、あるいは、冠状動脈血管に激烈な攣縮を生じさせるものであるわけです)。