不思議な縁

昔の話です。


父に夢の話をしました。

内の先祖の墓はないの？

と何気なく聞きました。


父は驚いて言いました。

２年前、故郷の墓が山崩れにあって流されてしまった。



長男が故郷を捨てて何処かにいってしまい、連絡がとれてない。

気になっていたと。

どうしたらいいかお寺に聞きたいと思っていたと言われた。

それでか、僕がお墓を作ってくれるのだよと
御婆さんが夢に出た。


なんで、三男の僕が？
というと、

父は驚き僕に墓を作るようにと頼んできた。

そこで、会社に出入りしていた、広告代理店のK部長に相談した。

彼はあるお寺を紹介してくれた。

慶応大学でて商社で働いていたが、父が急逝して急きょ退職し、

住職になったばかりのJ寺を紹介してくれました。

指示通り先祖の墓があった辺りの石を骨壺に詰め、お墓を作り

供養しました。

それから、三人は年も近いため仲良くなって親しく語り合う仲になりました。

広告代理店のKさんの娘さんがわが社に入社し、しかも私の部に配属されました。

それを聞いた住職は、驚き、ご縁というものに感謝してくれました。

すべて導きなのですね。

合掌